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不動産のある暮らし

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画一的な形ではなく、自分の理想の暮らしを実現できる空間に住みたい。

そんな思いに応える物件が、リノベーションによってより一般的になってきました。

でも物件は住むだけでなく、資産運用することでも豊かな暮らしを得ることができると思います。

REISM(リズム)は様々なライフステージに合う物件を、住まうことと資産運用の両面から提案している不動産会社です。

reism01 いまREISMが手がけているのは、ワンルームのリノベーション物件。

まずはここを起点に、ひとり暮らしから家族暮らし、そしてセカンドライフまで。人の一生を通して、不動産のある暮らしが提案できることを目指しています。

REISMという不動産ブランドは浸透しつつあるけれど、まだまだこれから。

そこで今回は、この会社の中核となるふたつの職、オーナー営業とリノベーションの企画・施工監理を募集します。

 
東京・渋谷駅西口から歩道橋を渡り、桜丘町へ。坂道を上っていくと、「Welcome!」の看板を掲げた建物が見えてくる。ここがREISMのオフィス。

1階の会議室で、取締役の織田さんに話をうかがいます。

reism02 REISMが生まれたのは2005年。マンションデベロッパー出身の18名で立ち上げたという。

織田さんはその創業メンバーのひとり。

「一般的なリノベーション会社さんでは『購入者=住む方』だと思うんですね。ただ、そういう方だと独自性を出した他にない空間を求めるので、できあがった物件は万人受けしなかったりする。我々の場合は『住む方=入居者』で『購入者=オーナー』なんです」

RESIMの物件を購入する人のほとんどの目的が資産運用。

個性的でありながらも、入居者目線を持って実用的な部分もしっかり盛り込むことで、長く愛される物件になる。

職人の手づくり家具や小物で構成された「Kowaza」や、壁一面に本棚を設けた「Hondana」など、空間のテイストごとに20種類以上をシリーズ化。自社サイトで紹介をしている。

どのシリーズの部屋も収納など気になる部分をしっかり抑えつつ、いい意味で突き抜けたデザイン。住むのが楽しくなる部屋だと思う。

お客さまの多くはエリアを問わずシリーズで物件を選んでいる。また、全体の半数の物件はすでに次の入居希望者からの申込みが入っている状態だという。

reism03 REISMブランドのリノベーションによって稼働率の高い物件に仕上げることができる。

さらに、デベロッパー出身の人がスタートさせた会社だからこその強みを持っている。

「一般的な家賃設定は、インターネットで同規模の物件を見てこれくらいが相場かって決めるんですけど、根拠が薄いんですね。我々は東京23区の賃貸物件データを940万件持っているので、それを元にしっかりした家賃設定ができる。だから単純に住みたくなる部屋っていうだけじゃなくて、資産運用として安心いただけるものをオーナーさまにご提供できるんです」

一方で「お金をたくさん持つことが幸せだとは限らない」と織田さん。REISMでは自分たちが提案する不動産を通じて、その人がより豊かな暮らしを実現することを目指している。

「たとえば、はじめにワンルームに住んでいただいて。その方がご結婚してお子さんが生まれて、もっと広い物件に住みたいというときにお手伝いしたり。だんだん年月が経つにつれて、こんどはご自身で資産運用される方もいらっしゃると思うんですね。そこでもRESIMが選ぶ物件なら安心できると選んでいただいて」

「ゆりかごから墓場までじゃないけど、ひとり暮らしから最終的なセカンドライフまで。ライフスタイルそのものをしっかり提案できるようにしていこうと考えています」

reism04 さらに、これまでは単に住む側と貸す側で隔たりのあった入居者とオーナーの間に、コミュニケーションを生むことを考えているという。

「極端に言えば、オーナーさまにとって資産運用は家賃さえとれればいい。そうじゃなくて、不動産投資というのはただの投資ではなく、経営であり、ほかの商品にはない魅力があるはず」

「住んでいる人に楽しんでもらったり、コミュニケーションが生まれたりすることで、お金が入ってくるということ以外にも、オーナーさんに充実感を感じてもらいたい。それは、お互いが物件に愛着を持つことにもつながると思うんです」

たとえば東北出身のオーナーが同郷者を応援しようと、東北の若者限定で割安に部屋を提供するようなことも考えられるという。

起業家の卵が集まる物件なら、入居者同士やオーナーと入居者の間でビジネスの連携も生まれるかもしれない。その際はREISMがコミュニティの媒介として機能できる。

「でも、まだまだ。ワンルームのリノベーションではじまったREISMブランドが、10年かけてようやくできあがりつつある状態になってきたので、これからというところです。入っていただく方は、会社の中核になると思っています」

 
 
今回募集するのは、資産運用を検討している人に投資物件を提案する営業担当と、物件のリノベーション企画・施工監理の担当。

実際にどんな仕事をしているのか、まずは営業担当の山田さんに話をうかがう。

reism05 月に3回ほど大きなセミナーを開催して、そこに集まる人に資産運用を提案している。8割以上が、本業を持ちながら、はじめて不動産投資するような人たちだという。なかには20代前半の人もいるそう。

「ほとんどの方がローンを組まれます。そうなると結局ローンを組める方じゃないと購入できないので、まずはヒアリングを行ないます。その方が不動産投資に対して何を期待しているかというところまでお聞きして、商品は一律ご信頼いただけるものという前提の上で、その方に合う物件をご提案しています」

「『どんな物件を紹介してるの?』ってよく聞かれるんですけど、リノベーション前の状態で物件をご紹介して成約いただき、施工後にお引き渡しになるんです。だからオーナーさまは、ご購入時にはどんな物件になるのか分からない状態で購入される。逆を言えば、それだけ信頼いただいて購入いただいているということなんですね」

reism06 そういった営業ができるのも、REISMが確かな調査データと実績を持っているから。

とはいえ、不動産投資のリスクは0と言いきれない。成約までに難しいことは多いという。土日祝日に、オーナーの自宅近くの喫茶店へ打ち合わせに行くこともあるそうだ。

「わたしはいま24歳なんですけど、オーナーさまに比べて年下で、女性ということもあって。『担当を代えてくれ!』と結構な頻度で言われるんです。でも、そこで引いてしまうとやっていけないので、一歩越えられる度胸が必要だと思います」

そんなとき山田さんは「10分間お話を聞いてください。それから判断してください」と伝えるという。その言葉を伝えるようにしてから、担当が代わったことはないのだとか。

「わたしのモットーは『向き不向きよりも、前向き!』。どの仕事も向き不向きはあると思うんですけど、向いてなくても重ねていけば得意になっていくと思うので。わたしのように新卒入社の若いスタッフでもいろいろ任せてくれる会社なので、“育ててくれる”ではなく“REISMを成長させる”くらいの意気込みで来ていただきたいです」

 
最後にうかがったのは新井さん。

営業の山田さんたちが契約した物件を、どんなシリーズにリノベーションするか企画し、施工監理まで担当している。

reism07 いまREISMでは月15~20件の物件をリノベーションしているけれど、これら全てを新井さんひとりが手がけている。

毎年物件数は倍々に増えていて、「もうひとり仲間が欲しい」と切実に話してくれた。

「オーバーワークのときもあるので、仕事の精度を上げるためにも新しいメンバーを迎えたいです。とはいえ、企画はマーケティング担当と一緒に考えるし、複数の信頼できる工務店さんと連携しながらつくっていくので、実際に手を動かすのも職人さんです」

「リノベーションの現場はフレキシブルに判断することが求められます。工務店の担当者さんと一緒に現場に行って、担当者さんから聞いた判断材料をもとに、わたしがジャッジしていくという仕事です」

reism08 そういった基本業務を分担するだけでなく、ブランド価値を高めるために、新しい部材や新シリーズについて積極的に提案してほしいという。

というのも新井さんは設計や施工監理に関して未経験だった。今年の1月にマーケティング部からリノベーション部に着任。前職も建築に直接関係のない仕事だった。

たとえ施工監理が未経験でも、設計や内装に携わっていた人なら大きく活躍できる環境だと思う。

「REISMの物件は基本的にはオーナーさまの意見を聞きながらつくるものではないので、担当にすごく任せてもらえるんです。もちろん信頼を前提に施工をお任せいただいているので責任は重要ですが、自由さもあり、そこが面白さでもあると思います」

ただ大事なのは“REISMらしさ”を掴んでいること。マーケティング部でRESIMの考えをアピールしていた新井さんだからこそ、REISMブランドから逸れることなく自由さを活かすことができた。

「ブランドテイストに共感できる人がいいと思います!好きな人なら最初からリズムらしさを掴んでいけると思います」

reism09 いまはワンルームを磐石にしながら、ゆくゆくはファミリー向けの物件や1棟丸ごとの物件を手がけていく。

その先には、不動産を通じて様々なライフステージに合ったライフスタイルを提案できるREISMがあるのだと思います。

(2015/6/22 森田曜光)