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みんなでつくる

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

一人でつくるよりも、協力しあってつくるほうがいい。

けれども、大勢でやるとなったら、間に立って調整する人が必要です。

まずは、どんなものをつくりたいか。それから、みんなでつくるならイメージも共有したいな。

創和施工 - 1 (6)
創和施工株式会社は、デザイナーや設計士、現場をつくる大工や塗装の職人さんたち。たくさんの人と関わりながら空間をつくる施工会社です。

請け負うものの半分は、個人の店舗や住宅など、設計士がデザインしたもの。デザインにあわせたオーダーメイド家具も自分たちでつくれるよう、家具制作も行っています。

今回は、空間をつくりあげる施工管理と、家具職人の募集をします。

経験はこれから積んでいけばよいそうです。いろんな人と関わりながら空間をつくることに興味がわいたら、読み進めてみてください。



東京・葛飾区。立ち飲み屋で有名なまち、京成立石の駅に着いた。

駅を出ると、にぎやかな商店街。

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地図を見ると、創和施工へはここから歩いて20分ほどかかるよう。住宅街を歩くと板金屋や磨き屋など、町工場をいくつか見かける。

さらに進んで川沿いに出たところで、創和施工を見つけました。ゆったりとしたスペースのある1階では職人さんが家具をつくり、2階がオフィスになっている。

オフィスで少し待っていると、代表の田代さんが作業着姿で現れた。

「すみません、ちょっと、いそがしくて」

作業着の無骨さとは反対に、素朴で話しやすい方。

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これまでのことを、一つひとつ辿るように話してくれました。

「親がふたりとも倹約家で、小さい頃は小さい家に住んでいたんです。その反動ですかね。友達の家に行って家のつくりをみるのが好きで。それで家に興味を持ちました」

はじめは設計士になりたかった田代さん。専門学校で建築を学んだ後、工務店に勤めます。

ところが現場で施工管理を任されることが多く、2年半で退職。今度は設計ができる一級建築事務所に入社しました。

「でも、設計だけをやり続けるのも、どうもしっくりこなくて」

「設計では、部屋にこもって、一日中地方の大型マンションの図面をひいていました。それで半年後、忘れたころに完成写真が送られてきて。なんか、どうなんだろうな。これはぼくが思うものづくりとは、ちょっと違うんじゃないかなって」

ちょっと違う。

「現場で働いていたときは、毎日現場に行って、お客さんや職人さんとやりとりしながらつくって、完成したものが見られて。できたものを見ながら、お客さんとこれはうまくいったと話したり、現場の職人さんと打ち上げをしたり。充実感が、全然違いましたね」

実物を、人とつくっていくほうが好きだったんですね。

「はじめはいやだったんですけどね(笑)でもお陰で、現場のほうが向いてるなと思ったんです」

そうして施工会社に再就職。7年ほど勤め、8年前、創和施工を立ちあげます。

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施工会社はさまざまな空間を手がけるけれど、創和施工では、個人店舗や住宅など、お客さんの顔が見える仕事が半分ほど。

「ぼくからすると一現場なんですけど、お客さん、たとえば将来自分のバーを持とうと思っていたバーテンさんなら、10年くらい前からお金を貯めて、ずっと構想を練っている。そういう人にとって、現場が完成するということは、夢が叶ったってことなんです」

こういった人の熱が伝わってくる現場が多いのは、創和施工の特徴のひとつだと思う。なかには完成するまでの1〜2ヶ月の間、現場を毎日見に来るお客さんもいるそう。

実際、どんなふうにつくるんだろう?

田代さんが、施工の流れを辿ってくれた。

「施工管理の仕事はまず、がらんどうの空間と設計図を渡され、図面を丁寧に読み込むところから始まります」

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まずは、墨出し。墨出しとは、現場の床や壁に図面を書くこと。その線が実際につくるときのガイドになる。

そして、プランニング。この日に大工さんに来てもらって、それが終わったら塗装屋さんに来てもらって、というように、工程を組む。

「だんだんと紙の上に書いた図面が立体になってくると、できる実感が湧いてきます。すると、お客さんのほうでも、図面には書かれていない、ほんとうのニーズが出てくるんです。それを、図面を元につくっている職人さんたちに伝わるように共有します」

関わる人として、東大出身の獣医さんもいれば、職人の世界一筋という職人さんもいる。世代も20~70代と幅広い。

「要は、やりとりですよね。ぼくらはお客さんと職人さんの間に入る、橋渡しの役割なんです」

創和施工 - 1 (7)
橋渡しをするとき、気をつけていることはありますか?

「それぞれの人の目線に合わせて『聴く』ことですね」

聴くこと。

「お客さんであれば、どんなニーズを持っているか。職人さんなら、図面を見てどうつくろうとしているのか。現場監督って指示を出すんですけど、聴くことのほうが圧倒的に多いんです」

職人さんの中には工務店を転々とする方もいるそうだけど、一度創和施工と仕事した方は、その後も長く続くのだそうだ。

田代さんがとても話しやすいのは、常に聴くことが求められる環境に身を置いてきたからなのかもしれない。

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今回入る人は、経験があればうれしいけれど、なくてもよいそう。

まずは施工管理の先輩たちについて回り、仕事を覚えます。

「1年経つと小さな部屋を、3年で現場をひとつ、一人で任せられるかな。10年くらい経験を積むと、図面を見ただけで、何日でいくらかかるか、感覚的にわかってきますよ」



どんなふうに覚えていくんだろう。

ここで、この道15年になる、統括工事長の岩渕さんにも話を聞きました。

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前職も施工会社。新卒で入社したそうです。

「一番はじめは、現場の掃除でした。掃除をしながら、資材や道具など、まずはものの名前を覚えます。業界用語を覚えることで、職人さんと会話が成立するんですね」

見習いからのスタートだったんですね。

「男社会の名残もあって荒い言葉がとんでくることもあったし、辞めることも考えた。けど、どっかに辞めたら負けだみたいなのがあって(笑)負けたくねぇなって、続けていましたね」

それに、仕事は大変だったけど、毎日違う作業があって充実していたそう。

3年ほど経つと、職人さんからこんな言葉をかけられる。

「『雑用みたいなのはもうお前の仕事じゃない。もっとお前しかできないことをやれ』って。いっぱしの施工管理として認められた瞬間から、より充実しておもしろくなりましたね」

とはいえ、当時勤めていた会社はショッピングモールやチェーン店の内装がメイン。モールでは、人のいない夜にしかできない工事もあるから、施工管理は現場に寝泊まりすることも。

結婚を機に、働き方を考えるようになった。

「そんなとき、同僚を通じて、代表の田代さんと知り合いました」

「お互い施工管理のダークな部分を知っていたので、もう過酷な仕事はやめよう、って。脱夜間工事をモットーに、一緒に働くことにしたんです」

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創和施工ではこれまで、どうしてもという場合以外、夜間の工事は入れていないそう。

「それから、基本的に自由なんですよね。やることさえやっていれば、朝8時に出社しなさいという決まりもない。フレックスタイム制に近いと思います」

自分の裁量で仕事ができる環境。その中で、お客さんとのやりとりを進めていきます。

岩渕さんも、人と関わっていくのが好きなんだそう。

ここで、印象にのこっているという、恵比寿にある一見さんお断りのバーを手がけたときのことを話してくれました。

「バーテンとしてずっと修行してきて、ようやく自分のお店を持つという方でした。打ち合わせの段階から、熱意や思い入れが伝わってきて。普通なら手間がかかってやらないことも、みんな率先してやっていましたね」

3階にあるお店は、大きなガラス窓があったそう。足元から天井までの高さがあり、転落防止に鉄パイプが3本入るデザインになっていた。

「この鉄パイプ、金具で止めたら簡単なんです。でも『一見さんお断り』というくらい洗練されたデザインなら、金具は使わず、はめ込んだほうがかっこいい。せっかくならこだわりたいと、技術力のある軽天屋(鉄を扱う職人さん)に、あらかじめスケッチなどで状況を説明し、来てもらいました」

力技では入れると壁面が傷ついてしまうから、ミリ単位で穴をあけ、鉄パイプを削り、そおっと入れていく。

一手間も二手間もかけて、ようやくはめ込んだ。

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「設計士さんは、おどろきながらも喜んでいましたね。お客さんも、引き渡しの日は一日中『本当にありがとうございました』って言っていて」

「やっぱり、お客さんがよろこんでくれたときが、一番やった甲斐があったなと思いますね」

そこにたどり着くまでには、毎日色んなことが起こるんだと思う。日々調整をし続けるから、人の間に立つことに抵抗がない人だといいのかもしれない。

「多分、一般の仕事よりはハードだと思います。体も頭も使いますし、拘束時間が長いこともある。だから、向上心を持っている人に向いているのだと思います」



とはいえ、「はじめは興味だけでもいいのかもしれないなあ」と田代さん。

「岩渕くんみたいに、やっていくうちに火がつくこともあるしね」

創和施工 - 1 (13)
あたらしいメンバーが増えたら、田代さんにはやってみたいことがあるといいます。

「これからは、請負型じゃない、自社開発型の仕事もやろうと思っているんです」

どんな仕事になるんでしょう?

「いわゆる、古家再生事業です」

たとえば、繁華街の駅から5分という空き物件が出たとき。

その建物があまりにもぼろぼろだと、投資家は修繕費用との採算が合わなくて買わないそう。

「でも、ぼくら施工会社が直接やれば、採算がとれるやり方ができます。そういう物件をリノベーションして、賃貸プラス貸しスペースとして運営していこうと考えているんです」

そこには、こんな思いが。

「施工管理は忙しい仕事です。でも、きちんと休める環境が欲しい。休んでも、会社が潤っている状態にしたいと思っているんです」

「もちろん請負工事もするけれど、いい現場でいい空間をつくって、ちゃんとした報酬を得る。そういう循環をつくっていきたいです」

人とものづくりをしていきたい。

そう思うから、働く環境ももっとよくしようと考え続ける。

ここには、一歩一歩、着実に進んでいける環境があると思いました。

(2017/10/16 倉島友香)

創和施工株式会社
募集職種 (1) 建築工事 施工管理
(2) 家具職人
雇用形態 正社員
給与 (1)施工管理
月給230,000円〜350,000円(能力により優遇)
(2) 家具職人
月給230,000円〜350,000円(能力により優遇)
福利厚生 ・保険(健康保険、雇用保険、労災)
・年金(厚生年金)
仕事内容 (1)施工管理
・建築工事における工期、品質、予算の管理
・工事プロジェクト管理

(2) 家具職人
・プロジェクト内の造作家具製作、造作部材加工、建具製作
・家具の製作図面作成
勤務地 東京都葛飾区東立石
勤務時間 8:30~17:30(休憩時間10:00~10:30、 12:00〜13:00、15:00~15:30 3回/日)
休日休暇 休日(日・祝) GW、夏季休暇、年末年始、慶弔休暇、有給休暇、特別休暇
求める人物像 ものづくりが好きな方、興味がある方
募集期間 2017/10/16〜2017/11/13
採用予定人数 (1) 若干名
(2) 1~2名
選考プロセス まずは下記よりご応募・お問合せください
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採用(試用期間3ヶ月あり)

・次の選考ステップに進まれる方のみご連絡させていただきます。
・取得した個人情報は、採用選考にのみ使用します。
・選考プロセスは変更になる可能性があります。
・不採用理由についての問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください。
その他 よろしければ、こちらもご覧ください。
創和施工株式会社HP

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

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