ハーブマンと旅をする Twitter hatena bookmark

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

今年の夏、越後妻有アートトリエンナーレに行った人も多いのでは?
その中の作品のひとつ、Medical Herbman Cafe Project(以下MHCP)
今回はこのプロジェクトを進めると共に、サーカスのようにハーブマンと各地を旅してまわる専任スタッフを募集します。

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MHCPとは、次のようなサスティナブルプロジェクト。

①メディカルハーブマンと名付けられた人型のハーブガーデンをつくり
②そこで採れたハーブを使った薬草茶や食事を移動販売するカフェを運営
③その収益で発展途上国の小学校にプレイグラウンドを制作する


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MHCPは海を越え、広く沢山の人々に伝播する目的も持ち、必要な全てのキットを航海も可能なコンテナに積み、世界各地を移動しながらプロジェクトを展開していく。
コンテナには、ハーブマン制作キット、簡易キッチン、カフェユニットなどが詰まっていて、現地に到着したら組み立てを開始。ハーブマンとカフェをつくり、コンテナそのものはカフェの空間に。

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一定期間の運営を終えたそれぞれのユニットは再びコンテナに収納され、次の旅先へ。
現在ハーブマンは越後妻有から移動し、大分県佐伯市に滞在。
その旅は別府へと続いて行く。





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ハーブマンの体は薬草でできていて、それ自身が効能図になっている。例えば、頭には不眠症に効果があるといわれるタンポポが、肩には肩こりに効くといわれているヨモギが生えている。薬草は市場等で買い揃えられたものではなく、地元の方と山で採ってきたもの。それらをカフェで販売する薬草茶や薬草料理に使う。薬草茶と聞き苦々しいイメージがしたけど、飲んでみると実際はとても爽やか。

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このMHCPは、ランドスケープデザインスタジオEARTHSCAPE代表の団塚栄喜さんが大切に暖めてきたプロジェクト。
2001年、団塚さんはボランティアで初めてのプレイグランド制作に参加する為、パキスタンの山奥を訪れる。慣れない肉体労働や環境の変化で体調を崩し、常備薬を服用するもいっこうに良くならない。それが現地の人の勧めによる薬草で一気に回復。この経験を期に先人の知恵を借り、そもそもの自然との関係性をなぞらえるこのプロジェクトは生まれることに。
MHCPで得た収益は、プロジェクト運営経費を差し引いた残りの全額が、発展途上国のプレイグラウンド制作に使われる。プレイグラウンド制作のルールはふたつ。現地で簡単に手に入る材料だけで制作でき、現地の人々だけで簡単に修理ができるもの。
制作にあたっては、ただお金を流すだけではなく、EARTHSCAPEチームが自ら現地に赴く。タイヤをはじめとした古材を買い集め、現地の人の協力を仰ぎ、決められた期間内(どのプロジェクトもおよそ2週間程)でひとつのプレイグラウンドを一緒に作り上げる。
誰かに任せず、その全てを自力でやることに意味があると団塚さんは考えている。




私たちが当たり前に遊んでいた鉄棒などの遊具もなく、体育の授業もない発展途上国では、プレイグラウンドが子供たちの体力作りを助ける。つまりハーブマンの体がつくった収益が、子供達の体をつくることになる。
団塚さんはこれまでに、パキスタン、ネパール、タイにプレイグランドを作ってきた。言葉は分からないけれど、できあがったばかりのプレイグラウンドで遊ぶ現地の子供たちのキラキラとした笑顔は、とてもとても印象的。机とパソコンに向かい合うだけの仕事では味わえない全てがある。これがひとつのMHCPの集大成であり、そこからまたハーブマンと共に新しい旅が始まる。

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MHCP in 越後妻有の中心となった林さんは、世界を放浪してヒッピーになろうと今年3月に前職を退社。ちょうどその頃にこのプロジェクトから突然声がかかり、最初は週末だけ関わろうと考えていた。けれどいつの間にか、準備期間から会期終了までどっぷり4ヶ月も新潟で過ごすことになる。望んでいたヒッピー生活は先送りになったけど、以前から興味のあった薬草について理解を深め、ハーブマンと地元の方と共にとても濃い時間を過ごすことに。

実は、林さんと以前に都内で一度お会いしていたことがあったのだけれど、越後妻有で再会した時にはあまりの変容ぶりに、しばらくのあいだ同一人物とはとても信じられなかった。ハーブマンは短期間で人を変えてしまうパワーがあるのかも。

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MHCPの具体的な業務は、イベントの際は現地に赴き、立ち上げから撤収までのその管理、作業、運営の全て。そして最終的には発展途上国に赴き、プレイグランド制作をする時はもちろん一緒に。カフェが休みの期間は、専用の移動販売車(通称ハーブちゃん)に乗って、都内近郊を移動販売しながら走ったり、ハーブマンの次の旅の準備をしたり。
MHCPはまだ始まって間もないプロジェクトなので、現在は専任スタッフは不在。団塚さんを筆頭にEARTHSCAPEのデザイナー等スタッフ全員が、自分の仕事の傍らに活動している。越後妻有では毎週末、EARTHSCAPEチームを上げての合宿生活が続いた。とはいえスタッフ同士の会話を聞いてみても、まるでやらされている感じがしない。多忙な中でも各自主体的に取り組んでいる空気がある。安易な言い方かもしれないが、ワクワクするようなデザインチームであることは間違いない。

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MHCPがあなたに求めているのは、プロジェクトに心から共感し、イチから企画運営つまりデザインできること。コンセプトにフィットしていればどのような提案も受け入れられる余白がある。さらに、体力勝負なので、体力に自信がありとにもかくにもガッツがあること。移動販売と言っても一般的な飲食業のようにルーティーンワークではないので、行く先々で地元の方や関係者と臨機応変にコミュニケーションが取れること。コンテナの移動や修理、電気工事等の力仕事、はたまた保健所への許可申請等細かい事務的な作業にも柔軟に対応できること。


この仕事に向いてないと思うのは、オンオフの明確なスイッチを求めていてプライベートな時間を確保したい人。向いていると思うのは、ディクスに向かってじっとはしていられなかったり、常に旅にでたくてうずうずしている人。アウトドア好きで時にはハーブマンの隣に張ったテント生活も楽しめる人。
薬草の知識があれば望ましいが、ハーブマンと一緒に基礎から学んでも良いと思う。料理が得意な人は薬草を使ったオリジナルレシピで腕を奮っても良いかもしれない。
デザインに興味がある人は、コンテナの配置、椅子やテーブルのレイアウトなど旅先に合わせたコンテナのカスタマイズ、看板や地域に配る即席チラシ作りをはじめとした実務から学べるチャンスがある。
ハーブマンと公私共に運命共同体となり、このプロジェクトの顔になり得る人。


まさに公私混同。仕事で人生がつくられていき、人生によって仕事ができていると思える人は勇気を出して応募して欲しい。
(2009/11/1up ワタナベ)

EARTHSCAPE inc.,
業務内容 MHCP運営、運営管理、設営作業、移動販売車による移動販売業務など
募集職種 契約社員(各種保険完備)
給与 当社規定により応相談
勤務地
プロジェクトの移動先に準ずる
(EARTHSCAPE/東京都渋谷区恵比寿2-14-6)
勤務時間 応相談
応募資格 普通自動車免許(MTの方優遇)
選考基準
薬草、旅、食に興味のある方
ものづくりが好きな方
その他 普通自動車免許AT限定の方でも、採用後に教習所に通いMT免許を取って頂けるガッツのある方は優遇させて頂きます。
MHCP ホームページ → www.mhcp.jp
※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。