カフェでまちづくり
※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。
僕はずっと誤解していたかもしれない。カフェや飲食店の開発をしている会社ってどうなんだろう?と考えていた。お店ができたら終わり。オープン当初が一番盛り上がって、あとは衰退していくイメージがあった。なんというか当事者不在な感じ。
でも入川秀人さんとお話しして、その考えを改めることにした。ARK HiLLS CAFEとSedonaでは、スタッフを募集している。
新しくオープンしたSedonaで、入川さんとお話しした。原宿のキャットストリートにWired Cafeをオープンして以来、街づくりからお店の新業態開発まで、様々なプロジェクトを行ってきた方だ。
入川さんは次のように話をはじめた。
「原点に戻りたい。誰も人が来なくなった街とか、メジャーになりすぎて個性をなくした街とか、そういった場所が僕の仕事のはじまりだった。活性化して、住んでいる人の日常が豊かになるのでは!そんな思いでカフェをつくっている。ARK HiLLS CAFEもSedonaも同じ。住んでいる人のために、朝市をやったり、正月に餅つきもした。」
さらに「代官山にあるお店は、服屋さんと美容院がほとんど。そこで働いている若者の給料って、10万円そこそこなんです。そういう人たちが土日に代官山を訪れる人のためのお店に行っても、ランチで1,000円以上かかってしまうから食べることができない。朝コンビニに行って、昼に食べるものを買う。だから街に出て行かないから活気がなくなってしまう。平日はほとんど人がいないし、土日は観光地化する。だからまず代官山で働いている人たちを幸せにしようと。働いている人を幸せにできないような商業施設ばかりだと、街がまったく賑わうことにならない。だから代官山に洋品店や食堂を1年限定だけどオープンすることにした」と語る。
入川さんは、街は誰のためにあるのか?というところで、考えは一貫している。その答えは、地域に住む人や働いている人。そんな身近な人の日常のために、カフェをつくっている。
Sedonaは3月8日に代官山のメインストリート沿いにオープンした。入川さんの考える「商業と街のあり方」を具現化した実験店舗だ。200坪の店舗は「食堂」「洋品店」「中古品店」「催事場」で構成される。店内にあるものはどこからか持ってきたものだったり、小さな服屋さんが集まっていたり、極力お金をかけなかったり協力してもらうようにしている。家具もバラバラだったりするけれど、よそよそしい感じがしないし居心地がいい。
ここで働いているのが鈴木さん。元々大阪に住んでいらっしゃったのだけれど、2009年9月に東京にやってきた。とても気さくで話しやすくて、鈴木さんに会いにお店に行きたくなってしまうような方。
鈴木さん曰く、「大変だけど、楽しいけど、大変。だけど楽しい。誤解されると困るんだけど、楽しく生きていきたい。仕事なんで大変なことはあるけれど、給与のためだけに働いていることはない。」
鈴木さんは、はじめはどうなるのだろう?と思ったらしいけど、今は充実しているようだ。働いているとき心は穏やからしい。そして、人としゃべったり、食事や音楽を提供するだけで、お金がもらえる!!というのが正直な思い。最近、入川さんに怒られてしまったことがあって落ち込んでいたのだけれど、それ以上に入川さんが仕事を楽しんでいる姿勢に強く共感しているようだ。
ARK HiLLS CAFEも根底には同じ思想が流れている。まず地域の人のためのお店であり、ここがコミュニティにもなりえる。それにヒルズマルシェなど、様々なイベントにカフェとして参加する。このお店でもホール・キッチンスタッフを募集中だ。
ARK HiLLS CAFEのキッチンで働いているのが山下さん。その小さな体でフライパンを軽々と振っているのが印象的だ。
話を聞いみると、はじめはあまりポジティブな返答がなかった。インタビューしていて、ちょっと大丈夫かな~と不安になったけれど、山下さんにとって料理をつくるということは、仕事の「やりがい」を考えるというより、もっと生きていく上で当たり前のものであり、絶対に欠かせないことのようだ。(だから「やりがい」って何ですか?って質問しても、「え?」というようになってしまう)
中学生のときから料理が好きだった。とはいえ働くことは、趣味で料理をつくるのとは違うもの。下積み時代のフレンチのお店は地獄だったらしい!それでも「好きだから」という理由でずっと働いてきた。今の職場では、精神的にゆとりがあるし、自分で考えて楽しく働けるらしい。パーティーのメニューや、日替わりランチを提案したり。若いメンバーと和気あいあいと働くこともできる。
同じくARK HiLLS CAFEで働く高木さん。仕事外でも様々な活動をしている方だ。
高木さんは、音楽が好きだったし、まかないもあったので、blue noteでアルバイトしていた。お客さんと話をするのが好きだったし、料理も勉強してみたい!という気持ちになった。さらに飲食店を媒介にして、音楽を広めていきたい!と思ったし、どうやってお店やプロジェクトが維持・活性化されているのか、そういったことも興味があった。
今はキッチンで働くとともに、月2回ランチタイムコンサートなどのイベントを企画している。面白いお店ということを知ってもらいたいので、休み時間には友人を誘って来てもらっているらしい。なんというかプライベートと仕事が断絶することなく、連続しているように感じられる。それは決して悪い意味じゃなくて。自然に仕事をしているというか。
入川さんのお店には、ちゃんと自分がそこにいる、と実感して働いている人が多いのかもしれない。自分の意識がどこかに行っていたり、どこか遠くの知らない人を相手にするというのではなくて、ちゃんと自分がいて、隣の人を大切にしている。それって当たり前のようでいて、今の時代にすごく必要とされていることだと思う。しっかり自分がそこにいる、そんな働き方に共感するならば、ぜひ応募してみてください。とくにキッチンのスタッフ歓迎とのことです!(2010/3/13up ケンタ)
| 入川スタイル&ホールディングス 株式会社 | |
| 募集職種 | キッチンスタッフ、ホールスタッフ |
| 雇用形態 | 正社員(試用期間有)、もしくはアルバイト |
| 給与 | 経験・スキルにより相談・決定 |
| 勤務地 | Sedona 東京都渋谷区猿楽町11-1 ラ・フェンテ代官山1F 東急東横線代官山駅から徒歩3分 ARK HiLLS CAFE 東京都港区六本木1-3-40 アークヒルズ 地下鉄南北線六本木1丁目駅から徒歩2分 |
| 勤務時間 | 応相談 |
| 応募資格 | とくになし |
| 選考基準 |
コミュニケーション能力の高い方 長期にわたって一緒に仕事をしてくれる方 自分で率先して行動できる方 |
| 募集期間 |
3/13~3/26 |
| 選考プロセス |
第一次選考 書類審査 ↓ 第二次選考 面接 ↓ 採用 ※次の選考ステップに進まれる方のみメールにてご連絡させていただきます。 ※取得した個人情報は、採用選考にのみ使用します。 |
| その他 | とくになし。 |
※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。







