世界と繋がる地域に繋がる Twitter hatena bookmark

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

目の前にフラットな世界が現れた。

すべてが直接つながっていく面白い時代の到来。それでもまだこの大きな世界と繋がっているのは、一部の人だけなのかもしれない。多くの人はそんな実感はなくて、むしろ閉塞感を感じているようだ。なんというか東京を頂点とした価値観に縛られていて、地方に住んでいるというだけで諦めているいるかもしれない。でもそんなことはないと思う。田舎だろうが、都会だろうが、すべてフラットな関係になってきているのだから。それでもポテンシャルを持った多くのモノが、日本の地域にはまだまだ埋もれている。そんな時代の過渡期に、世界と地域をを繋げる「ブルーベア」という働き方がある。ブルーベアの役割は、地域に眠る宝を発見し、磨き、フラットな世界に示すこと。

loopto10

もっと具体的に言えば、Looptoというサイトを通じて日本から世界に発信する人だ。

ということで、まずはLooptoについて説明していこう。このサイトを簡単に言えば、とてもシンプルでいて美しいオンラインショッピングサイト。日本の伝統工芸から現代的なプロダクトまで、様々な商品が販売されている。過度な装飾も脚色された売り文句もない、商品と説明のシンプルな構成。もう一つ特徴的なのが、バイリンガル対応なので簡単に国内にも海外にも情報を発信できること。低コストで利用できる翻訳家紹介サービスもある。それに利用コストも分かりやすいし、世界各地の配送コストも自動計算してくれる。つまり「比較的」誰でも簡単に世界と商売ができるサイトなのだ。

ただ「比較的」と言うのには訳がある。例えばバイリンガル対応になっているとはいえ、日々の海外からの問い合わせやPRにはその都度、英語などで対応できる人が必要になってくる。あと素人がデジカメで撮ったものをそのまま掲載するだけじゃ難しい。広い意味での「デザイン」、高度な「編集」が必要になってくる。こういったことは誰にでもできる訳じゃない。

そこでブルーベアの出番だ。ブルーベアは地域の隠れた一品を発掘し、いかに伝えるか考えてデザインしていく。つまりブルーベアというのは、現代の目利きであり、地域活性化の担い手であり、そしてクリエイティブディレクターでもある。



地元を愛するクリエイターやデザイナーは多い。

最近特にそれを感じるようになった。東京に出てきたけれど、やはり地元に帰りたいという人たち。それはまるで東京を頂点とするタワーが崩壊して平らになっていくように。彼らは客観的な目線を持って地元の価値を再発見している。Looptoというプラットフォームのあるブルーベアなら、より簡単に問題を解決できるかもしれない。特にフリーランスのデザイナーとか、主婦でそろそろ社会復帰したい元PRの仕事をしていた方とか。自分の地元には世界に誇れるモノがある、そしてその売り込み方もイメージできる。そんな風に思っているのならぜひトライしてみるのはどうだろう。この一歩を踏み出すことは、後継者のいない職人の跡継ぎになるよりは簡単なことかもしれない。

さらにブルーベアはLoopto以外でもデザインやPRなどの仕事に繋がっていくかもしれない。ディレクションの仕事というのは実績が認められて増えることが多いように思う。なぜならその力は定量的に判断できるものじゃないから。試験に合格したら、はい!あなたは明日からディレクター!という訳にはいかない。多くの場合は、会社でコツコツ出世していくことだったり、フリーランスになって実績を積むということくらい。でもブルーベアは、今の仕事をしながらできることだし、そうしていく内にチャンスが巡ってくる可能性だってある。つまりブルーベアを通して発掘したモノがブレイクすることだってあるかもしれない。そうやって自分の本業も充実したり、新しい自分の仕事に繋がるかもしれない。

こんな可能性のあるLooptoをつくったのがトムヴィンセントさん。もともとPingMagで世界に日本のデザインとものづくりを発信していた張本人。もともと日本の文化に可能性を感じていたという。日本にはまだまだたくさんのものが埋もれている。でもそれがあまりにも知られていない!これはもったいない!という思い。そのために解決しなければいけないことは沢山あるのだろうけど、Looptoはその多くの問題を解決する手段になると思う。

loopto03

さて、Looptoではどんなことが起きているのだろうか?

大五木材の高橋さんはLooptoの出店者。本業は愛媛県松山市で木材の加工・販売をしているのだけれど、Looptoでは「森のかけら」というものを売っている。 これは家具などの製造工程で発生する端材から生まれたもので、世界中にある木の端在を集めて、天然の植物性油をベースにした塗料を塗ったもの。「世界中の木を見てみたい!触ってみたい」という材木屋の好奇心と「端材を捨てるのもったいない!」という思いが形になった。

loopto11

高橋さんは「いつか海外に売りたいという思いはあったけれど、本当にできるかどうかは分からなかった。」と語る。でもLooptoを通して世界が見えてくるようになった。そして今では当たり前のように「世界で売ろう!」と考えているようだ。「難しいのでは」という漠然とした思いを「できるかもしれない!」へ変えることができたLooptoの功績は大きいと思う。そして高橋さんにとって嬉しかったのは、Looptoの出店者同士で繋がりができたこと。いろいろな業界や年代の人たちがLooptoを通して出会う。普通にしていたら出会うことがなかった人たちが、思いを共有して地域を盛り上げていく。


wazmの佐藤友佳理さんもその一人。愛媛県内子町五十崎の和紙を、まったく新しいものに飛躍させた。

元々はイギリスに渡ってモデルの仕事を2年ほどしていた。それで東京に戻ってきたのだけれど、東京では海外モデルばかりでむしろ仕事が減ってしまったようだ。そんなときに和紙に出会った。デザインの勉強をして、和紙について勉強をはじめる。今では壁紙などもつくったり、小物を制作するようになった。

佐藤さんは「イギリスに行かなかったら地元の良さに気付かなかった。離れれば離れるほど、良さに気付くことになると思う。だから新しい日本の伝統工芸+デザインというものが必ず海外で受け入れられる実感がありました。」と語る。

loopto05

さて最後に。

ブルーベアはトムさんの会社に雇われるものではない。出店者と業務委託などの契約をして仕事をすることになるだろう。だから自分が本当に良い思うものを発掘して、この人のつくるモノなら世界に発信したい!という思いからすべてがはじまる。それが結果的に収入をもたらすことになるかもしれない。でもはじめは収入が保証されたものではないから、まずは手弁当で活動することになるかもしれない。ただはじめるリスクというのは限りなく小さいと思う。

自分の力を地域に役立てたいという思いがあるなら、まずは一歩踏み出すのはどうだろう?もっと詳しく聞いてみたい人は下記からご連絡ください。もちろん、ブルーベアと同時に、ブルーベアにお願いしてみたい、もしくは自分で出店してみたいという方も募集していますよ。(2010/6/4up ケンタ)

株式会社トノループネットワークス
募集職種 ブルーベア (オンラインでの通販、PR支援など)
勤務地
日本全国
募集期間
6/4(金)~6/25(金)
その他
※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。