職人がつくるガラスビーズ
トーホー株式会社
アンティークのような雰囲気のビーズをつくろうと、あえて不揃いのものをつくってほしいと職人さんに頼んだときのこと。
返ってきたのはこんな言葉だった。
「いけんです、それはいけんです」
広島弁で「だめです」という意味。職人さんのいる広島のビーズ製造の工場では、地元の方が多く働いている。
「やっぱり日本人って恥ずかしいものは出せないって人たちなんです。製造工程や素材の良さもありますが、最後はね、人なんですよ」
そう教えてくれたのは、親子3代にわたってビーズ製造メーカーTOHOを営んできた山仲さん。
広島の本社に職人さんを抱え、世界でもトップクラスのビーズをつくり続けています。
やっぱりガラスでつくられたビーズはうつくしい。
もっともっとその良さを知ってほしいと、デザイナーFUJI TATE Pさんと一緒にアクセサリーブランドを運営しています。
“ビーズって、こんなこともできるんだ!”
今回のしごと縁日では、そんな商品をご紹介します。
ぜひこちらもご覧ください。
【過去にご紹介した記事】
「ビーズを育てる」「広がるビーズの世界」(倉島友香)