blinc&blincvase
表参道にある「blincvase」は、荒岡敬さんとお兄さんの荒岡俊行さんがはじめたメガネ屋さん。7〜8割がインポートの商品で、とにかく尖ったメガネしか売ってません。
だからと言って、お客さまをを選んでいるわけではないようです。
あと、ただオシャレなメガネを売っているだけではないみたいです。
スタイリストさんとメーカーさんをつないで新しい商品を生み出したり、お店で楽しいイベントをやったり。メガネを通して何やら発信しているお店です。今回はおふたりのお店を参観させて頂きます。
*インタビューは敬さんにお伺いしました。
ー メガネ屋さんをはじめた経緯を教えて下さい。
元々実家が1940年から続く町の眼鏡店で、自分たちは3代目になります。子供の頃から眼鏡は近過ぎる存在だったので、すんなりと継ぐのは抵抗があり、ふたりとも一度は違う仕事をしました。
ただ、以前から眼鏡店の保守的なイメージをくつがえし、もっと皆さんにデザインされた眼鏡を知ってもらえる場を作りたいと思っていました。そのためには敷居の高い眼鏡専門店ではなくて、良いものを扱っていても気軽に入れるようなメガネ屋さんをやりたい!という気持ちがあって。ふたりともその思いが徐々に強くなり、2001年に外苑前で「blinc」というお店を開きました。私が25才で兄が30才でした。
お金がなくて、みんなに「どうせ1年でつぶれるだろう」と言われるような立地にしか出せなかったのですが、ありがたいことに少しずつお客さまも増え、2年前に支店として表参道に「blincvase」を出店しました。こちらは自分が担当してます。
とにかく、世界中から格好良い眼鏡、意外性のあるアバンギャルドな眼鏡を集めて紹介したい!という気持ちだけでここまできたという感じです。これは当初から9年経った今も全く変わっていません。
3年目まではふたりだけでやっていたのですが、特に最初の半年は全く休まずに働きました。家は寝るだけの為に借りて、ふたりで4畳半の部屋に寝袋で寝たりしてました。(笑)
ー 立地が良くない中、何か工夫はしましたか?
まずはお店の存在をどうやったら知ってもらえるか真剣に考えました。元々セレクトがファッション性、デザイン性が高いものばかりだったので、積極的に呼びかけ雑誌に取り上げて頂いたりしました。
でも、ものが売れるのって、結局はそういう部分だけじゃないところもあって、、
とにかく今以上にものすごい熱意で、自分たちが考えているこうしたい!という思い、メガネに対するひとつひとつのこだわりをお客さまに繰り返し話し続けてましたね。
ー 今、敬さんが担当されているblincvaseはどのようなお店ですか?
blincだけでは紹介しきれないブランドが増えてきたので新たに出店しました。新進気鋭デザイナーの才能を花に例えるなら、それを支えられる器になりたいと思ってblincvase(花瓶)という店名にしました。
眼鏡業界は保守的な部分があり、良いデザインを世に知ってもらえる機会が少ないと感じています。新しい才能を拾って紹介したい。彼らのプレゼンの場にもなって欲しい。そうすることで眼鏡市場が少しでも活性化してくれたら嬉しいです。
ー これ!というこだわりは何かありますか?
鼻盛りという作業です。お客さまの鼻を見させて頂いて、元々ついているものを削って調整します。インポートの眼鏡フレームは鼻幅が広いので、どうしても日本人の鼻に合いません。海外のデザイナーがなかなか日本市場で活躍できないのは、この問題が大きいです。仕入れても鼻がフィットしないことが理由で売りにくいから。
正直なところを言うと、とても手間で職人的な作業にはなりますが、インポートの眼鏡を取り扱う上でとても大切な作業です。
ー 数ある眼鏡の中でセレクトのポイントはどこでしょう?
デザイナーの意志がデザインに表れているかどうかです。
眼鏡のことしか分かりませんが、デザイン性が低いものはデザイナーの勉強不足な場合が多いように思います。結局、デザインって、その人の内面を表しているものだって。デザイナーの溢れる思いは確実に眼鏡にも表れているので、その強さを感じるものを仕入れています。
ー眼鏡を売る仕事とは?
視力矯正は当たり前でプラスαの部分を扱ってると思っています。
自分の経験から眼鏡が人とカブるのはとてもつらいので、扱っている商品はほとんどが1点ずつしか入れません。
あとは、とにかくお客さまに格好良くなってもらいたいから眼鏡を売っています!似合わないものは素直にそう伝えて、似合うものを誠心誠意考えてお勧めする。
お客さまも自分もベストだと思えて、気に入って頂けて、かけた時に心が豊かになるものを売っている自信があります。身につけた時にそれだけでhappyになるものを売りたいと常に思っています。
眼鏡は洋服と違って頻繁に買い替えるようなものではなく、多い方でも年に1本か2本を買うかどうかというものです。それだけお客さまも真剣なので、一緒に決められるのはとても面白い仕事だと思ってます。
| 日時 | 2010年7月27日(火)20時半集合 22時半頃解散を予定 |
|---|---|
| 場所 | blinc 東京都港区南青山2-27-20 植村ビル1F 東京メトロ銀座線 外苑前駅 1a 出口より徒歩2分 *南青山3丁目交差点から30メートルです。 |
| 地図 |
仕事参観はblincで開催します。黄色い□の場所です↓
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| 参加費 | 2,000円(学生の方は半額です。) |
| 定員 | 5名 |
| 締切 | 受付中 |
| その他 | 筆記用具を持参してください。 事前に食事を済ませて参加されることをお勧めします。 ご応募が多数の場合、抽選になります。 |








