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年に一度の 出会いを重ねる 文化を継ぐ人たち

年に一度の
出会いを重ねる
文化を継ぐ人たち

伊勢大神楽 大神楽師

地方巡業(滋賀、大阪、岡山など) | 〜 2024.4.5

日々、想うこと

「なんか、今日苦い」

保育園に通うしゅんすけくんが中楯さんのコーヒー飲んだのは2回目だった。少し時間が経っていたけれど、すぐにその味の変化に気がつく。中楯さんも焙煎をはじめたばかりのころで、「うまく火が入ってなかったけど抽出でフォローできるか」と感じていた豆だった。

明日、小学1年生バリスタの一日店長が誕生する。

よく憶えているのは1月にトライアルでコーヒーを提供したときのこと。思ったとおりの味にならなかった。そのときはひどく落ち込んでいたけど、練習を重ねて提供してもらったコーヒーはびっくりするほどおいしかった。

しゅんすけくんのお母さんは「本人の意思に任せている」と話す。

「こちらの意思は関係なくて。熱量があるものを見つけたら任せる。漢字も好きなんです。最初は電車が好きで東海道線の駅名をおぼえたことがきっかけでした」

「保育園に遅れてしまうようなときも、自分たちのせいで保育園に通ってもらっているので、できるかぎり意思を尊重している。扶養はするけれど、子どもとは思っていないですよ」

お母さんの考え方は子育てや教育だけのことではないと思う。チームやコミュニティなどでも同じことで、相手を尊重することは大切なこと。3/22、23はリトルトーキョーでしゅんすけくんのコーヒーが飲めます。ぜひいらしてください。(ナカムラケンタ)

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