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ビジネスライクに

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

「はじまりは面白いことをしよう、というものでした。でもそれだけでは成り立たない。ビジネスライクにやりながら、結果として社会の役に立てればいい、という順番なんです」

これはPrmaCeed(プレマシード)の代表、岩田さんの言葉です。

社会を見ていると、いろんなニーズがあることを発見します。それを見つけることは興奮することだし、社会に役立つものであればなおさらうれしいこと。

ただ、それは当たり前のことであり、いかにビジネスとして成立させるか、ということを大切にしている会社だと思いました。

岩田さんの言葉で言えば「バランスを取る」ということ。

事業は主に自社メディアの運用事業とトレーディングデスク事業。その中で、今回募集するのは主にメディア事業を担当するメディアディレクターです。メディア運営をしながら、その中で生まれるWEB制作などを担うことも仕事です。

単に面白いことではなく、世の中のためになるものではなく、シビアにビジネスとして考えたい、という人に合っている仕事だと思います。

四谷三丁目駅から歩いて1分。新宿通りから一歩入ったところにPrmaCeedのオフィスがあった。

中に入ると、明るくて清潔な空間。

取材はその隣の建物にあるリフレッシュルームですることに。

まず話を聞いたのが代表の岩田さんです。

「うちの会社って、まずはじめたのが通信制高校の比較サイトなんです。もともとインターネット系の広告代理店にいて、営業出身でした。前職のときから通信制高校のマーケティングを担当していたんですけど、比較サイトというものはなかったんですよね」

通信制高校って、どういうイメージがあるだろう?存在は知っていても、たしかにどういうものか馴染みがないかもしれない。

とはいえ、通信制高校には全国に18〜19万人の在籍者がいて、高校生全体の5〜6%が入学するのだそう。

「毎年15万人くらい入学するんですよ。なんとなく数字が合わないのは、辞める子もいるからなんですが。ただ、そんなに多くの人が入学するのに、ほかの専門学校などと比べて、世の中に情報が出ていないので、先生たちもどんな現状か知らないんですよ」

「学校側もプロモーションする場がない。それでこれは商売になるんじゃないか、という思いからはじまったんです」

今は、だいたい100校くらいの学校とお付き合いがあるそうで、資料請求も月間数千件くらいとのこと。さらにその関連メディアとして、不登校に関するものや医学部受験の予備校専門の比較サイトなどもつくった。

そういうメディアを運営していると、個別に相談があり、オウンドメディアを制作して運営するという仕事も生まれていく。

今回、募集するのは、こういったことを担当するメディアディレクターとなる。

もう1つの主な事業がトレーディングデスク。岩田さんはもともと広告の営業マンだったこともあって、こちらは4年ほど前に立ち上げたそう。

現在はメディア事業の売上が4割で、6割がトレーディングデスク。利益は逆転することになるという。

別々のもののようで、どちらの事業も上流までさかのぼっていけば、求められていることは共通しているそうだ。

最近では浜松に事業所もつくったのだとか。

これも一見すると関係なさそうでいて、これまでやってきた事業の延長線上にあるという。

「浜松に行ったきっかけとなったのは、自動車のバネをつくっている会社なんです。ここが面白くて、実験用のマウスの脳の毛細血管を止血するクリップをつくった、と聞いて」

自動車のバネの会社がクリップですか?

「そうなんです。そのクリップというのが、顕微鏡でしか見れないくらいの小さな構造で。ものすごく面白い!と思ったんですけど、誰も知らないんですよね」

「こんな技術があるよ、というのがもっと手軽に発見できればいいと思っていて。これまでは会社と会社が出会うプラットフォームはあったんですけど、技術とニーズが出会うものもいいなとか」

今、岩田さんは週の大半を浜松で過ごしているという。その中で日々実感することは、ものすごい技術があるのに、それがまだまだ世の中に知られていないこと。

「例えば人工衛星を打ち上げるということをやろうとしている会社も、すごい技術があるのに全然知られていない。そこが知られれば、技術も人もお金も集まるかもしれないし、面白いよねと思っていて」

今はまだ売上のことは考えていない。浜松のいろいろな会社の社長さんたちに会って、何ができるか考えているところ。

「最終的にはWEB制作につながったらいいでしょうけど、あまり細かい提案はしないようにしていて。お祭りにも仕事と関係なく行って、記憶がないくらい飲んだりして。ゴルフにも行ったり、商工会議所で話したり」

「そうやっているうちに、だんだんわかってきたように思います。ここで実績ができたら、それは浜松以外の地域でもいろんなことができると思っていて。似たような場所は日本中にありますから」

きっと通信制高校や不登校に関するメディアも、すべて「必要な人がいるのに埋没している」というニーズを見つけたのがはじまりだったのだと思う。

そのニーズにしっかり応えていくためにも、大切なことがビジネスとして成立させること。

今回、募集するメディアディレクターの上司になるのが上野さんもまた、まず大切なことは「数字」だと言い切る。

「メディアであればユニークユーザやKPIだったり、売上だったり。メディアディレクターの仕事は目標値を目指して達成することです」

「ただ、そのために何をやるかは、それぞれのメディアディレクターが考えること。どんな企画を立てるのか、サイトをつくり直すのか、どんな広告を出すのか、そういったことを考える仕事です」

上野さんは15年ほど、ずっとWEB制作会社で働いてきた。前職も自社関連サイトのメディアディレクターだったが、在籍していた事業部を畳むことになってしまった。

「当時の会社のマーケティング事業部に異動することもできたんです。でもそのタイミングで転職活動をしてみたら、こちらの会社を知ることができて」

「とても面白そうに感じましたね。ただ、同じような経験も積んできたので、その大変さも十分理解はできたんです。ただ、年齢的なことも考えて、もう一回大変なことに挑戦してみようと考えて、1年ほど前に入社しました」

どんな印象でしたか?

「そうですね。印象通りだったんですけど、それほどベンチャー感みたいなものはなくて」

ベンチャー感?

「たとえば、以前の会社だとデザイナーとか音楽聞きながら仕事していて、やることさえやっていればいいよ、という雰囲気だったんですけど、ちゃんとコミュニケーションするし、デザイナーも発言する会社ですね」

「ベンチャーというよりもしっかりとした企業、という印象でした」

同じく1年ほど前に入社した高井さんも横から「意外と毎朝、ちゃんと朝礼もするし、掃除もする」と話す。

高井さんは今回募集する職種と同じメディアディレクターだ。海上自衛隊の艦艇を塗装する仕事もしたことがあるという、珍しい経歴の持ち主。

ただ、転職した経緯は上野さんと似ているかもしれない。

「前の会社はいろんなことをやっていたんですけど、FXの会社に買収されることになって。金融だし、大きな会社だし。そこに行くか、転職するか、という感じだったんです」

「FXの会社に行っておけば安泰なんでしょうけど、肌に合わなそうな気がして。毎日スーツ着て、残業しちゃダメとか言われそうで」

なぜこの会社にしたんですか?

「最初は求人にカワイイ子が載っていたのがきっかけで(笑)」

「そのときはデジタルマーケティング界隈で働きたいな、と思っていました。それでまず行ってみないことにはわからないと思って話を聞いたら面白くて」

面白い?

「浜松の話もそうだし、面接中にハンコを持ってきて、じゃあ決まりね、ということになったり。フットワークが軽いな、と思いました。大きな組織で働くよりも、人間味のあるところが良かったということもありましたし」

実際の仕事も自由度が高いそうで、高井さんの担当しているもののひとつに「医学部予備校ナビ」という自社メディアがある。

これは医系大学(医・歯・薬・獣医学部)受験対策に役立つ検索ポータルサイトで、医学部受験に強みをもつ全国の予備校・家庭教師・通信教育・学習塾などを紹介している。

今はこのサイトのリニューアルを担当している。

サイトが生まれた当初の環境から変わってきていることもあって、カタログ的に情報を網羅するだけじゃなく、読み物のようなコンテンツや動画も必要となってきている。

ただ、それでは今のデザインでは馴染まないということでリニューアルすることになった。リニューアルした後も、より良いメディアにするために試行錯誤していくことも大切なこと。

さらにリニューアルだけでなく、メディア運営も担当している。

たとえば、ライターさんが書いたコンテンツを校正するようなこともあるし、自ら書くこともある。

ディレクターというよりも、自分でメディアを持つ、と言ったほうが正確なのかもしれない。これは今回、募集するメディアディレクターも同じこと。

高井さんに、仕事をしていく上で大変なことを聞いてみる。

「メディアの運営だけじゃなく、WEB制作の仕事もあるし、いろんなことを同時に進めていくのは大変なことだと思います。ただ、まだできたばかりの事業部を成長させていくのはやりがいですね」

最後に代表の岩田さんがこんな話をしてくれました。

「メディアの運営で勘違いされることがあるんです。それは昨今の教育をどうしたいとか、地方創生をしたいとか、そういうことが一番ではないということ。仕事を通じていく中で、結果的にそういったことへ結びついたらいいじゃない、という感覚です」

「あとはクライアントワークに疲れてくる人もいるんですけど、メディア運営だって大変なものだし、クライアントワークだってあります。ただ、広告代理店の単なる下請け作業的な仕事はほとんどないですよ」

世の中のニーズと向き合いながら、メディアを運営する。そうすると、オウンドメディアの制作依頼もやってくる。

そういう仕事の広がりが多いと思います。

そんな仕事をしながら、ビジネスとしてしっかり成り立たせることを真剣にやりたい人には向いているんじゃないかと感じました。

(2018/1/15 取材 ナカムラケンタ)

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