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謙虚に学び
暮らしの選択肢を
リノベーションで広げる

この10年間ほどで、リノベーションという言葉はよく知られるものになりました。

住まいの物理的なマイナスをゼロに戻すリフォームに対して、住む人の個性や好みを反映し、新たな価値を加えてプラスに転じるのがリノベーション。

それによって住まいの選択肢を広げようと、チャレンジしている会社があります。

株式会社リノワイズは、不動産仲介やリノベーションの会社です。

兵庫県姫路市を中心に、物件探しからリノベーションの設計施工、インテリアコーディネートまで、一貫して手がけています。

今回募集するのは、設計担当と施工管理担当、そして営業担当。

設立7年目、事業もチームも成長させていきたい。ともに挑戦する仲間を探しています。



兵庫・姫路。

県内でも西部に位置するこの街の象徴は、姫路城。駅からまっすぐ北に向かう通りの先に、その姿がはっきりと見える。

リノワイズの事務所があるのは、反対側の南口から15分ほど歩いた場所。落ち着いた雰囲気の住宅街に佇むビルの5階がオフィスになっている。

迎えてくれたのは、代表の田中さん。

「7年前に会社を立ち上げました。最初は、自分のスキルや力が社会でどこまで通用するのか、チャレンジしてみたいっていう思いから始めたんです」

リノワイズを立ち上げるまでには、さまざまな仕事を経験してきたという。

「いろんな仕事をやりましたね。建設業の土方、バーテンダー、豆腐屋、工場…。25歳くらいのときにはバックパッカーもしました。旅しながらよく本を読んでいたんですけど、あるとき読んだ一冊がめちゃくちゃ面白くて」

「つくり話でもなんでもなく、その一冊がきっかけでちゃんと働いてみようって思ったんです。貧乏やったからスーツも持ってなかったけど、なんとか用意して面接受けて。新築住宅の販売を8年半くらいやりました」

それまでは趣味中心だった生活から、180度変わって仕事中心の生活に。3年で営業成績トップになるまで努力した。

仕事は楽しくなる一方で、同じような形の新築住宅をつくり続けることに違和感も感じるようになったという。

「家って工業製品になってきてるんですよ。規格が決まってて、鉄骨も木も工場で材料がつくられる。あとはプラモデルみたいに、現場で組み立てるだけ」

「生き方とか暮らし方が多様化しているのに、家はみんな一緒の形っておかしいじゃないですか。個人の好みや希望を、もっと暮らしに取り入れやすくなったらいいなって。それで独立してリノベーションの会社を立ち上げることにしたんです」

リノワイズの特徴は、持ち家のリノベーションはもちろん、リノベーション可能な中古物件探しや、リノベーション済み物件の紹介など、お客さんの希望に合わせた幅広い提案ができること。

リノベーションの施工に関しても、設計デザインから施工管理、そして引き渡しまで自社で行っているため、最初から最後までお客さんの顔を見ながら仕事ができる。

「姫路にはリノベーションの会社がほとんどなくて、ブルーオーシャンなんですよ。でもそのぶん、家を選びたいっていうお客さんにとっては新築か中古か、という選択肢しか今まではなくて。リノベーションという方法があることを知ってもらうのが大変でした」

たとえば、自分の理想の住まいをつくりたいと思ったとき。

1から設計して新築で建てるのは、それなりに費用がかかる。けれど中古物件を購入して、間取りや内装を自分好みにリノベーションすれば、新築より少ない予算で理想の暮らしを手に入れることができるかもしれない。

あとは当たり前かもしれないけれど、新築で古民家はつくれない。経年変化の雰囲気を生かしながら、今の暮らしにあった設えにできるのは、リノベーションの強みだ。

立ち上げから7年が経ち、姫路ではリノワイズの名前は知られるようになったものの、まだまだ広く展開していきたいそう。

そのためにも、新しい人を迎えて会社のチーム力を底上げする必要がある。

「今はとくに、設計と施工管理に関わってくれる人に来てほしいなと思っています。まずはそこの地力を上げていくことができれば、会社全体がもっと効率よくまわっていくと思っていて」

「会社としてさらに成長していきたいので、働いてくれる人も学ぶ力を持っていることが大切かな。あとは謙虚さも必要だと思います。たとえば建築現場や設計の経験があっても、我が強すぎるとチームでは浮いてしまう。それってもったいないじゃないですか」

謙虚さって、どういうところに表れるんでしょう。

「人の話をちゃんと聞いて、素直に行動に移せるか。そういった真面目さが謙虚な姿勢につながると思います。もちろん、意見や考えは言ってほしいですけどね」

「今のスタッフは県外から来てくれた人もいるし、男女も半分ずつくらいなんですよ。なので、都会で働いているけど地方でチャレンジしてみたいとか、女性でリノベーションに興味があるとか。そういった人も歓迎です」



続いて話を聞いたのは、設計・施工管理担当の大野さん。

今日もこれから現場での打ち合わせがあるとのことで、合間の時間で話を聞かせてもらった。

「前職でも設計や施工管理の仕事をしていました。そこは5年くらい前に辞めたんですが、ちょうど同じ時期に知り合いからリノワイズの募集を教えてもらって」

「まだ会社を立ち上げて2年くらいだったんですけど、リノベーションの分野はこれから伸びていきそうだなっていう印象を持ったので、飛び込んでみることにしたんです」

大野さんはリノベーションの設計と施工管理、両方に携わっているそう。今後は分業していく方針のため、今回募集する人はどちらかに関わることになる。

お客さんの希望をもとにプランを考え、設計に落とし込むまでが設計担当の仕事。その後施工管理が引き継ぎ、職人さんの手配や現場での細かい調整をして、完成した物件をお客さんに引き渡す。

「形のないものをつくり上げていく仕事やと思ってるんです。お客さまのイメージをちゃんと把握して、自分の頭のなかでも再現できないと、お客さまの満足にはつながらない。そこが大変だし、やりがいのあるところかなと思います」

リノワイズの物件を見てみると、「音と映画を楽しむ家」「和魂洋才を取り入れた古民家」など、住む人それぞれの個性を建物に落とし込んでいるのがわかる。

お客さんからは、イメージ通りにしてもらえたという声をもらうことも多いそう。

とはいえ、他人のイメージを正確に把握するのって、とても難しいように思える。大野さんはたとえば、どんなことをしているんでしょうか。

「今はSNSとかですぐ検索できるので、好きな雰囲気の部屋の画像をいただいたりとか。あとは好きな雑誌とか、普段の服装とかも見せてもらうことがありますね」

「ナチュラル系が好きなのか、ちょっと尖ったデザインの服が好きなのか。それを知るだけでも、設計デザインするときにイメージしやすくなる。そうやってつくったものに満足してもらえたときは、すごくうれしいです」

形のないところからスタートして、少しずつイメージの解像度を上げていく。住む人の好きを反映できるリノベーションだからこそ、その作業がとくに大切なんだろうな。

大野さんは、どんな人と一緒に働きたいですか。

「うーん…お客さまと接する仕事なので、まずは明るくて、挨拶や礼儀がしっかりしている人がいいなと思います」

「あとは学んでいこうっていう気持ちですね。知識って、自分でリミットをつくるとそこで止まってしまうと思っていて。リミットを決めずに、楽しく学んでいこうって思える人と一緒に働けたら、私も楽しいし会社も成長していけると思います」



最後に話を聞いたのは、営業担当の上田さん。

「不動産の営業がメインですが、ウェブのマーケティングや簡単なデザインとか、できることを手広くやっている感じですね」

前職では大阪で人事のマネジメントや店舗開発の仕事に携わっていたそう。

やりがいはあったけど、日々ハードな働き方をするなかで暮らしのバランスを崩してしまったという。

「どうしても、家族との時間の優先度が下がってきてしまうんですよね。ちょうど子どもができたんですが、家を出るときには寝てるし、帰ったときも寝てる。寝顔しか見れてないなって。それで、思い切って働く環境を変えようと思ったんです」

地元の山口県に帰ろうかと考えていたとき、たまたま見つけたのがリノワイズの求人だった。それから1年半ほど、営業担当として働いている。

営業担当は、とにかく人と接する機会が多い。お客さんからの問い合わせ対応や契約、外部のデザイナーへの依頼や社内の設計者への引き継ぎなど、人と人をつなぐ役割を担っている。

「東京とか大阪だと、競合がたくさんいて生活コストもかかる。常に消耗しちゃうような暮らしだったなと思うんです。でもそこで培った仕事のスピード感とかノウハウって、地方では貴重だし、すごく生かせるなと思っていて」

たとえば、上田さんはマネジメントの経験を積んできた人。人事や採用を任せてもらい、より効率的になる仕組みをつくっているところ。

いきなり新しいやり方を振りかざしてしまうと、これまでがんばってきた人たちとの摩擦が生じてしまう。

我を張ることなく、腐ることもなく。地道にコミュニケーションをとりながら、チーム全体の効率を上げていくことにチャレンジしているそう。

「たとえば、リノワイズも姫路では知ってもらっているんですが、ちょっと離れると知らない人が多い。現状に満足するんじゃなくて、市場を広げていく必要があると思っていて」

「そういう感覚って、ずっと地方で仕事をしていると感じづらい部分なのかもしれないなと。ノウハウだけじゃなく、感覚的なところもうまく共有して、リノワイズをさらに成長させていけたらいいなと思っています」

外で得てきた経験を既存の持ち味と組み合わせて、会社をさらに成長させる。そこにやりがいを感じる人だったら、とても合っている環境のような気がする。

「視野の広い人がいいかなと思います。会社やチーム全体の状況を見て、柔軟にコミュニケーションがとれるとか、その人だけすごく仕事ができるっていうよりは、みんなで階段を登れるような。そういう人がいてくれたほうが、組織は良くなっていくと思うんですよね」

リノベーションという分野において、姫路の地域でブルーオーシャンのなかにいるリノワイズのみなさん。

その安心感や心地よさを脱してでも、新しいことに挑戦していこうという姿勢が印象的でした。

自分のことだけでなく、チームや社会全体のことまで考えて成長させていきたい。そんな意欲的な人の応募を待っています。

(2020/12/8 取材 稲本琢仙)
※撮影時にはマスクを外していただいております。

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