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謎解きのように
理想の暮らしを紐解く
住まいの百貨店

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

そろそろ引っ越そうかな… と思ったとき。どんなことを考えながら住まいを探すだろう。

まず、エリアや家賃、間取りなど、単語や数字でわかる条件的なもの。横に並べて比較しやすいから、絞り込んでいくためのいい判断材料になる。

その次に何を考えるかというと、たとえば部屋に入ったときの雰囲気やまちの様子など、直感的な情報。これも暮らしに大きく関わってくるのだけど、内覧するまでわからなかったり、住んでみて気づくことがあったり。じつはギャップが生まれやすい部分かもしれない。

条件も感覚も、一人ひとりに合った暮らしを提案したい。そんな思いで活動しているのが、リノベ百貨店です。

デザイナーズ賃貸やリノベーション賃貸を中心に、スタッフが物件を取材。まちの雰囲気や暮らしかたも含めて提案するスタイルで、2016年のオープン以来、じわじわとファンを増やしています。

今回は、物件の取材から内覧、契約まで、不動産賃貸の一連の業務を担う賃貸営業スタッフを募集します。



リノベ百貨店の母体は、リノベーション事業を手がけているエイムズ株式会社。オフィスはいずれも代官山にある。

駅から歩いて5分ほどのビルの3階。賃貸営業マネージャーの南郷さんが迎えてくれた。

南郷さんにお会いするのは、今回で2度目。昨年の取材のときと比べて、オフィスもサイトのデザインも、いろいろと変わりましたね。

「そうなんです。築地から代官山にオフィスを移転して、交通の便がすごくよくなりました。サイトをリニューアルしたり、SNSを活用したりするなかで、ありがたいことにお問い合わせいただく数も増えていて」

主に東京都内のデザイナーズ賃貸やリノベーション済み物件を掲載しているリノベ百貨店。

物件紹介のページには、「料理の時間」「裸足のままで」などのタイトルがついていて、どれも気になる。さらにページを開くと、間取りや内観写真に加え、「この棚には帽子やアクセサリーを置いてもよさそう」、「駅からの道は上り坂多め」など、スタッフの主観もたっぷりと交えながら物件を紹介している。

その場所に足を運んだからこそわかる、心地よさと不便さ。どちらも正直に伝えることで、信頼を得てきた。

「感度の高い人に響くような物件を掲載するのと同時に、問い合わせしてくれた人に対して丁寧な案内をしていきたい、と思っていて」

「お問い合わせが増えているなかで、より一人ひとりに寄り添ったご提案をするためにも、スタッフみんなで相談して働きやすい環境を整えているところなんですよ」

たとえば、どんなことですか?

「具体的には、スタッフの働き方は去年から変えているところです。以前はフリーランスの集まりみたいな組織で、仕事の進め方もスタッフの裁量が大きく、やればやるほどお給料に反映される成果型の仕組みでした」

「その自由さが魅力だった一方で、ついつい休みなく働くスタッフが出てきてしまって。もちろん売り上げにはつながるけれど、持続可能な働き方じゃないよねと。今は個人が裁量を持ちながらも、チーム全体で底上げできるような方法を考えていこうと、いろいろ工夫しているところです」

そのひとつが、休日のとり方。以前は水曜日だけ固定で、もう1日はそれぞれが仕事に合わせて自由にとる仕組みだったのを、週2日の曜日固定に。休日に内覧が入った場合は、振替休日ををとる形に統一した。

仕事の進め方も、個人で最初から最後まで完結させることにこだわらず、役割分担をして業務の効率化を目指すなど、試行錯誤しているところなのだそう。

「今までが会社っぽくない働き方だったので、より普通の会社っぽくなった、っていうのかな。みんなオフィスにいることが多いですが、拘束時間は決まっていないので、内覧のスケジュールも自分で考えることができる自由さはあります」

「自由だからいいっていうことではなくて、スタッフそれぞれが働きやすい環境をつくることで、よりお客さんに寄り添った住まいの提案ができる、というのが一番なので。そこに共感してくれる人に来てもらいたいですね」



続いて話を聞いたのは、賃貸営業の青木さん。入社して2年目になる。

青木さんが担当しているのは、物件の取材からサイトへの掲載、問い合わせ対応、内覧、契約まで、一通りを担当する賃貸営業。

リノベ百貨店では、基本的に業務を小分けにせず、それぞれが最初から最後まで担当する形をとっている。

「ひとりで完結できるぶん、しっかり自己管理することが求められる仕事だと思います。だいたい月に30件掲載して、内覧は20件くらい入るので、日々やらなきゃいけないことは多いですね」

「去年からは、チームで目標を立てるスタイルに変わってきたので、たとえばほかのスタッフの事務作業を私が担当するかわりに、内覧に多く行ってもらう、とか。得意な部分を活かしあうことで、全体として効率的に仕事を進められるんじゃないかと、今試しているところです」

不動産仲介の仕事は、掲載する物件を探すところから。不動産会社専用の物件情報サイトをチェックして、デザイナーズ賃貸やリノベ済み賃貸を探していく。

「物件を見るときは、リノベ済みかどうか、エリアや路線はどこか、といった情報を最初にチェックします。渋谷や目黒は人気のエリアなので、その範囲内でいい物件がないか見たり、路線は私鉄よりJRやメトロのほうが人気なので、その沿線で探したり」

「あとは駅から物件までの道のりとか、まちの雰囲気、写真では伝わりづらい部屋の設えもしっかりと取材して、読む人に伝わるよう意識しています」

コンセントの位置や、シンクの広さ。収納の奥行きに、窓からの眺め。写真ではわかりづらいところほど、丁寧に伝える。

ほかにも、思ったよりも広かった、美味しいお店が近くにある、など。客観的な情報も大事だけれど、思いっきり主観の入った情報が加わることで、より暮らしを想像できるものになる。

「最近、私と同世代くらいの女性のお客さんをご案内して。話していると、すごくインテリアが好きな方だったんです。おしゃれな雰囲気の部屋がいいっていうことで、今住んでいる部屋を写真で見せてくれて」

「それがインスタグラムの画面だったんですけど… 私、その人のことフォローしてたんですよ(笑)。え!って、お互いにびっくりして。おしゃれに暮らしてるなぁと見ていた人だったので、驚きで」

そのお客さんは内覧した部屋も気に入って、入居を決めたそう。彼女のインスタグラムには、青木さんが案内した物件での暮らしが載るようになった。

それにしても、そんな偶然があるんですね。

「たぶんスタッフそれぞれに、いろんな出会いをしていると思います。地元が一緒だったとか、住んでいるところが近いとか。私たちの仕事は、現地で初めてお客さんと会うので、行くまではどんな人が来るかわからないんです。だから… 見えないぶん、会えたときは感動するんですよね」

感動する。

「たくさんある物件のなかから、自分が見つけ出して、写真を撮って、記事を書いて。それをいいなと思ってくれた人が、目の前にいる。それがうれしいし、紹介できてよかったなって思うんです。もしほかの人が見つけていたら、そのお客さんとは出会えないじゃないですか」

「運命っていうと大げさかもしれないけど、そういう巡り合わせのなかで日々お客さんと話すことができるのは、面白いなって思います」

スタッフにとっては毎日のことでも、お客さんにとっては1回1回が大切な住まい探し。

お客さんと住まい、そしてその間をつなぐ自分。楽しそうな仕事ではあるけれど、プレッシャーも大きいだろうな。

「お客さんにどんなふうに提案するかというのも、先輩に相談しながら試行錯誤しています。営業の経験がある人でもいいし、なくても人と話すのが好きとか、物件を見るのが好きとか。なにか引っかかるポイントがあれば、面白い仕事だと思います」



最後に話を聞いたのは、母体であるエイムズのリノベーション営業を担当している小沼さん。もともとは青木さんと同じ賃貸営業を担当していて、今年の春に異動したそう。

「大家さんからリノベーションの相談が来て、現地調査をして見積もり作成、施工管理に引き継ぐというのが、いまの仕事内容です。最近は私が賃貸営業経験者というのもあって、リノベ百貨店とうまく連携できるようになってきていて」

「リノベーションの相談をいただいたときに、仲介業務もそのまま引き受けることで、工事中からリノベ百貨店で募集して入居者を募る、ということができる。大家さんにとってもメリットだし、お客さんも工事後のきれいな物件をいち早く見ることができる。いい流れができつつあるなと感じています」

ほかにも、人気のエリアや内装、住まいを探す人がどういった点を重視しているかなど、それぞれの事業で蓄積した情報をお互いにフィードバックすることで、双方の事業改善にもつなげている。

ふたつの事業をよりうまく連動させていきたい、と小沼さん。

「私が仲介の仕事をしていたときに一番心がけていたのは、お客さんが住まいを選ぶ上での優先度を、会話しながら察することでした」

「たとえば、最初に家賃の上限が10万円だと言ってくれた人が、よく聞くと12万円の物件も候補に入れていた、ということがあって。その場合、内装の質と家賃の安さ、どちらをとりたいのか。謎解きみたいに話しながら紐解いていく、っていうのかな」

謎解き、ですか。

「なにを重視しているのかわかれば、たとえいま案内している物件が合わなくても、ほかの物件をご提案することができるじゃないですか。内覧っていうのは、そうやって次につなげる情報を手にいれる機会でもあると思うんです」

売り上げについては、それぞれがシビアに考え、目標を達成することが求められる環境。数字を追うのが好きな人だったら、モチベーションを高く持って働けると思う。

「サイトの雰囲気だけ見るとふわふわ系なんですが、中の人は結構ガツガツとしているところはあって。数字をしっかり追いながらも、ちゃんといいものを提案できる営業なのかなと思います」



自分の感覚をスタート地点に、無理なく気持ちよく働くみなさんの雰囲気が印象的でした。

自分がいいと思っているからこそ、紹介する言葉の一つひとつに体温が乗る。それはきっと伝わる人の心に届くのだと思います。

(2021/9/21 取材 稲本琢仙)
※撮影時はマスクを外していただきました。

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