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人の成長は、一冊の本から
「読む」からはじまる英会話

教えるのではなく、よく聞くこと。

洋書を用いた英会話スクール「ソフィー・ジ・アカデミー」で大切にしていることです。

ソフィー・ジ・アカデミーは、小中高生向けの学習塾と、高校生以上が対象の、洋書を読む通信・通学の英会話スクールを運営する会社。本校のある新潟・長岡と、東京・恵比寿に教室を構えています。

今回募集するのは、恵比寿にある英会話スクールのスタッフ。1年以上の英語圏での滞在経験がある人や、それと同等以上の経歴を持つ人を求めています。

英語を活かして働きたい人、人に興味がある人は、ぜひ続きを読んでみてください。

 

東京・恵比寿。

恵比寿と言えば、まず思い浮かぶのが、恵比寿ガーデンプレイス。高級なレストランやショップが入る商業施設で、ドラマの撮影地として使用されたことでも有名だ。

その反対側には、個性的な飲食店が軒を連ねる恵比寿横丁もあるし、駅から少し離れると、落ち着いた住宅街もある。にぎやかで品もある街。

ソフィー・ジ・アカデミー恵比寿校は、恵比寿駅から北に10分ほど歩いた場所。

ガラス張りのビル6階にある。

インターフォンを押して、教室に案内してもらう。

まず目に入ったのが、外の景色。窓が大きくて見晴らしもいいし、日光もよく入ってくる。雑居ビルで感じる冷たさはなく、むしろ住まいに近いような空間。

もともとは、オーナーさんの住居として使われていたため、ほかのフロアとはつくりが違うんですよと、スタッフの方が教えてくれた。

丸いテーブルを囲んで、まずはソフィーで代表を務める三浦友美さんに話を聞いた。

ソフィー・ジ・アカデミーは、友美さんの夫である三浦哲さんが立ち上げた会社。哲さんが数年前に他界して以来、友美さんが会社を経営してきた。

普段は長岡校にてスクールの運営をしているとのことで、オンラインで話を聞くことに。

「ソフィーのはじまりは、長岡の学習塾です。夫がもともと大手の学習塾に勤めていて。『先生が授業の主役になっていることが多いのではないか』って、働くうちに疑問に思ったそうなんです」

一方的に教えるのではなく、生徒の学ぶ姿勢を尊重できるような場所をつくりたい。

そうして1998年に長岡ではじめたのが、小中高生向けの学習塾。

学びたい内容はスタッフと相談して選び、使う教材も一緒に決める。哲さん自ら考案した教育方針に自信はあったものの、はじめは思うように生徒が集まらなかった。

転機となったのは、2000年に登場したAmazon。それまで手に入れることが難しかった洋書のビジネス本も気軽に手に入るようになった。

何か学習塾に活かせることはないかと、教育や集客に関する洋書などを読みはじめた哲さん。洋書に書いてあったことに地道に取り組んでいくと、次第に生徒が集まるようになってきた。

洋書を読むことで、英語も学べて実生活にも役立てることができる。

ほかの経営者仲間にも伝えたいと、自らオリジナルの教材も作成して通信コースをスタート。はじめは経営者限定だったものの、徐々に間口を広げて、一般の方にも受講してもらえるように改善してきた。

2005年からは長岡と恵比寿、2つの教室を通学コースとして開講する。

 

今回募集するのは、恵比寿の通学コースを担当するスタッフ。

現在、コロナの影響もあって恵比寿校はオンラインでクラスを進めている。2023年3月を目処に対面でクラスを再開していきたいけれど、状況を見てクラス運営を検討していく予定だそう。

洋書を使ったクラスって、どんなものなんだろう。

まずはクラスの流れについて、恵比寿校で教室長をつとめる渡辺さんに聞いてみる。

「100冊以上あるテキストのなかから一冊を選んでいただいて、約3ヶ月かけて読んでいきます。2時間のクラスのなかで、本を読む時間とそこで得た気づきをほかの生徒さんや講師、スタッフとシェアする時間を繰り返し設けていて」

生徒は、テキストごとに作成された単語のリストや、読解ポイントをまとめた講義資料をヒントに読み進めていく。

最後に、その日のクラスで得た気づきや、次回までに自分は何を行動するのか、全体にシェアして終了。

「ソフィーに来る生徒さんって、基本的に新しいことをはじめたい人とか、型にはまるのが好きじゃない人が多いので、面白い人が多いんです。この人たち、これまでどこにいたんだろうみたいな(笑)」

「いろんな人と関わることができるのは面白いですし、読んだ本の内容を実践したことで、人生が変わっていった人もいるんです」

具体的にどんな人がいたんでしょう。

「たとえば、もともとは国際協力の仕事へ就きたいって方がいて。“Write it Down, Make it Happen”という、『自分の夢を紙に書き出すことで実現に近づける』ことがテーマの本を読んでいました」

「その本を読んで自分の考えを書き出すうちに、自分は転職したいんじゃなくてもっと学びたいんだってことに気づいたみたいで。ちょうど海外留学に詳しい生徒さんもいたので、情報をもらったりして、イギリスに留学されたんです」

留学ですか!

「それだけでもすごいと思うじゃないですか?その方は、留学されてからもクラスを受講してくれていて。今何をしているかというと、留学の情報を教えてくれた人とその人で、エジプトで一緒に教育関係の仕事をしているそうなんですよ」

「ほんと面白いですよね。ほかにも、英語でプレゼンするトラウマを乗り越えて希望の仕事に就いた人もいますし、英語の資格勉強を頑張っていた人は、それがある会社の上司の目に留まってそのまま転職しました。その人が望む状態になっていく姿を間近で見れるのは、この仕事の醍醐味だと思います」

 

英語自体を学ぶというより、英語を通して学んだことを日常に活かしていくソフィーのクラス。

そんなクラスの運営方針に共感して入社したのが、通信コースを担当している西さん。

「大学時代に留学経験があって、昔から勉強することが好きでした。前職でも、資格オタクみたいな感じで楽しく勉強するんですけど、それが目の前の仕事につながるわけでもなくて」

「学ぶこと自体は楽しいけれど、それを活かす場所ってあるのかなって思っていたときにソフィーの求人を見つけて、これだ!って思ったんです」

もともとは貿易関係の会社で働いていたけれど、前回の日本仕事百貨の記事を読んでソフィーに入社。

現在は、通信コースを担当しつつ、通学コースの補助もおこなっている。

「スタッフだから、何か教えないといけないみたいな変な力みがあったんですけど、相手の方がどこに引っかかっているのか、聞く方が大事だと思うようになってきて」

どんなことでつまずく人が多いんでしょう。

「よく聞かれるのは、ソフィーがおすすめしているナナメ読みですね。この本は何について書かれた本なのか。概要や骨組みが分かった上で、詳細に入っていく。学校で教わるやり方って、一文一文訳していく方法が多かったと思うので、最初はどうしても受け入れてもらいづらい」

「どうしたらいいですか? ってご連絡いただくことも多くて。そんなときは、何のためにこの本を読みますか? どんな情報を得たいですか? みたいな感じで、本を読む目的を考えてもらうように話すこともありますね」

テキストとして扱っている洋書は、100冊以上。

良い習慣を身につける方法について書かれた本や、論理的思考について書かれた本、起業や教育に関する本に、マーケティングや心理学など。

生徒が興味のある分野や解決したい悩みなどをヒアリングし、一冊の本を選定していく。

「私自身ビジネス洋書を読んだことがなかったので、入ったときは生徒さんと同じように読み方を教えていただいて。100冊もあるとすべてを完全に読むことはちょっとむずかしいので、本を紹介できるぐらいには概要を理解しています」

「自分が好きで勉強してることが、生徒さんのためになったり、仕事につながったりすることもあるのでうれしいです」

西さんが印象に残っている本について聞いてみる。

「コミュニケーションについて書かれた本だったんですけど、そこには『人はすでにすべてを持っている』って書かれていたんです」

すべてを持っている。

「たとえば、生徒さんが悩んでいる。すると、相手のどこかに問題があるんじゃないかと考える人が多いと思うんです。自分が何か言ったり、新しい考えを提供したりすることで解決できるって思いがちだけれど、実はその答えはすでに相手の人が持っている、みたいな。すごく参考になりました」

一方的に教えるわけでもなく、かといって常に寄り添って傾聴するわけでもない。

 

どんなことを意識しながら働いているのか、再び教室長の渡辺さんが話してくれる。

「このあいだ、生徒さんに『絵梨さんって二面性がありますね』って言われて。どういうことですかって聞いたら、『寄り添うときもあるけれど、ほったらかしにするときもありますよね(笑)』って言うんですね」

「たしかにそうかもと思って。三浦がはじめに話していたように、あくまで主役は生徒さん。寄り添いすぎたら、こっちが主役になってしまうので、距離感はすごく考えてますね」

取材おわり、代表の三浦さんの言葉が印象に残っています。

「わたしはリアライズって言葉が好きで。気づくとか実感するって意味なんです。それが生徒さんのなかで起こったときに、わーっと表情が変わったり、自信のある姿になったり、まわりの人に対する振る舞いが変わったり。そんな瞬間をたくさん見ることができる」

「本当に鳥肌が立つぐらい、すごくうれしいんですよね。それがこの仕事を辞められない理由です」

 

ソフィーで起きる、数々の変化。

生徒さん自身の努力の賜物であると同時に、適切なタイミングでソフィーの人たちが寄り添ってきたからこそ、人は成長していける。

仕事を通してこんな体験ができるのは、貴重なことだと思います。

(2022/07/05取材 杉本丞)

※撮影時は、マスクを外していただきました。

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