求人 NEW

北欧インテリアに囲まれて
人と会社とお客さんと
“共に”成長する営業

※日本仕事百貨での募集は終了いたしました。再度募集されたときにお知らせをご希望の方は、ページ下部よりご登録ください。

仕事を楽しむ。

言葉では簡単だけど、実際にできているかと問われると、楽しいことばかりではないのが正直なところ。

でもせっかく時間を費やすなら、しっかりと結果を残して、自分自身も成長して。その上で楽しみながら働きたい。

今回紹介するNOMADで働く人にとって、成果を出すなかで楽しみを見つけていくセンサーはとても大切であるように感じました。

株式会社NOMADは、「HOLMEGAARD(ホルムガード)」や「Kay Bojesen Denmark(カイ・ボイスン デンマーク)」、「MOEBE(ムーベ)」など、デンマークを中心とした北欧インテリアブランドの日本総代理店。つまり、NOMADがこれらのブランドパートナーとして、日本でのブランディングや販路を任されているということでもあります。

卸先は主に国内のインテリアショップなど。今回募集したいのは、ここで営業担当として働く人です。

すでにお付き合いのあるお店にあわせた商品や企画を提案したり、ときには新しい販路を開拓したり。

北欧インテリアに囲まれながら、そのよさを伝え、ときには取引先と一緒に売り方を考えながら、任された営業目標の達成を目指していきます。

 

NOMADのショールーム兼オフィスがあるのは、東京・恵比寿。

駅から5分ほど歩いたところにあるビルの6階だ。

ショールームには、テーブルやシェルフ、そして食器や花器などの小物がきれいに並んでいる。

2021年にこのショールームができたことで、お客さんと実物を見ながら話すことができるようになったそう。

ショールームに隣接した会議室で、セールスディレクターとして営業部門を統括している渋谷さんが待っていてくれた。

「代々木から恵比寿に拠点が移ったことで、来てくれるお客さんも増えてきて」

「コロナ禍には、自社だけで展示会をひらくという新たなチャレンジもしました。今は合同展示会も復活してきていますが、この新しいオフィスを軸に、もっといろいろなことをしていきたいと思っています」

NOMADは、代表である齋藤さんが15年前に立ち上げた会社。独立する前は、デンマークのインテリアブランド「ローゼンダール・デザイングループ」で、アジアの市場開拓責任者として働いていた。

設立当初は扱うブランドも少なかったけれど、今では北欧13ブランドの日本総代理店として、数多くの商品を小売店などに卸している。

取材させてもらうのは、今回で4回目。

毎回来るたびにスタッフも、扱うブランドも増えている。会社が成長しているのが目に見えてわかるけれど、まだまだ課題が多いと渋谷さんは話す。

「以前は営業経験のないスタッフを採用して、NOMADらしい営業を学んでもらおうという方針でした。うちは型がある営業ではないので、自分で考えて自分なりの営業スタイルをつくって自立してもらうのが特徴で。ただ、そのなかで営業としての考え方や目標設定の仕方を伝えることのむずかしさがよくわかったんですよね」

「営業成績が上がらなかったり、3年くらいで卒業する人が出たりと、内部の変化はすごくありました。それも踏まえて、今回はしっかりとした営業経験がある人に入ってもらおうと思っています」

NOMADの営業は、基本的には法人営業になる。

小売店などをまわって新商品を紹介したり、売り出し方をお店の担当者と一緒に考えたり。新規、既存問わず、自分が得意な提案方法を活かし、お客さんへアプローチ。お客さんを満足させつつ、予算の達成を目指していく感じだ。

渋谷さんは7年前にNOMADに入社。それまでいなかった営業担当として奮闘してきた。

どんなところにやりがいを感じて、7年続けてきたんでしょう。

「そうですね… チャレンジできることが多いのが一番かもしれないです」

チャレンジできることが多い。

「たとえば、私が最初に入ったときよりもブランドの数は増えているし、ホームページも新しくなりました。いろんなアイデアを出しながら会社を変えてきた自負みたいなものがあって」

「どんどん会社が成長するなかで、私も共に成長できている喜びとか醍醐味がすごく大きいのかなと思います」

渋谷さんの話から出てきた「共に」という言葉。これはNOMADが創業当時から大切にしている軸でもある。

「会社が大きくなっても、『共存共栄』という軸はずっと変わっていません。何を大事にしている会社なのかって、みんなで考えたときも、出てきたのは『共に』っていう言葉で」

「預かっている海外のブランドと共に、そして会社のメンバーたちとも共に仕事をする。取引先もそうですし、商品を紹介してくれるメディアや、関わってくれるスタッフのみなさん。みんな共に仕事をする大切なパートナーなんです。だからこそ、共存共栄の精神で関わっていたい。それは変わらないですね」

言葉にするだけでなく、日々実践していくには、それなりのエネルギーが必要だと思う。

そのなかで、渋谷さんは共存共栄を営業の仕事のなかで実現している。

「最近担当し始めた取引先のショップが東海地方にあって、ご挨拶を兼ねて伺ったんです。そのエリアは、最寄り駅から目的地のインテリアショップに行くまでの一帯に、ショップとおなじ会社が運営しているカフェとか本屋さんが並んでいて」

取引先のインテリアショップも、もともとは親会社である建設会社が、リフォームをするお客さんに家具や照明を提案するためにつくったものだったそう。

「生地を売ってるテキスタイルショップとか、宿泊施設もあって。目的はインテリアショップのバイヤーさんにお会いすることだったんですけど、ここならいろんな提案ができる! と思いました」

「インテリアショップでは、家具の催事をすることが決まり、それ以外にも私たちが新しく扱うハンドソープとか洗剤のブランドをカフェや宿泊施設に置いてもらうとか。多角的な取り組みを実践していこうとしているところです」

単純に注文されたものを売るだけではなく、さらに売上につなげることはできないかを考える。営業として攻めの姿勢は持ってほしいと、渋谷さん。

その上で、自分たちだけでなくお客さんにもメリットがあり、利益になる提案をどれだけ考えられるか。自社の数字だけでもないし、お客さんのためだけでもない、より高度な思考が求められるのだろうな。

「自分がこうしたらおもしろいかもって思ったことを、実際に提案して形にできる。それが売上につながって、お客さんにも喜んでもらえる。営業の楽しさって、そういうところだと思っていて」

「わざわざ取引先の人に時間をつくってもらって会うからには、会ってよかったなと思ってもらえることをしないといけないんです」

直接足を運ぶこともそうだし、複数の取引先に対して均一に接するのではなく、お店に合った提案をすることで、よりポジティブな提案や企画が生まれる。それは取引先だけでなく、自分たちにとっても利益になること。

それこそが、共存共栄の考え方に則ったNOMADの営業のあり方だ。

また渋谷さんが言うには、「配置転換もあるので、営業チームは1から再スタートするようなイメージ。誰かにずっと付いて教えてもらうというよりは、自分たちで営業チームを構築していくんだっていう気概を持った人がいい」とのこと。

 

そんな渋谷さんたち営業を支えているのが、管理部に所属する井上さん。

日本仕事百貨の記事を読んで、昨年入社した方。

「いろんな求人サイトを見ていたなかで、日本仕事百貨の記事を見つけて。北欧のインテリアに興味があったのと、会社の人たちの人柄の素敵さが伝わってきて、応募しました」

前職ではアパレル関係の仕事をしていたそう。企画やデザインを担当していて、個人の活動でも自身のブランドを立ち上げて服などをつくっていたのだとか。

「仕事は楽しかったんですが、どうしても残業が多くなりがちで。あまり太陽の光を見ないような生活をしてたんです」

「今は、きっちり仕事を定時に終わらせるというNOMADの社風もあって、健康的に働けていると思います。お休みが130日あったり、プレミアムフライデーがあったり。あ、そういえば今日プレミアムフライデーですね(笑)」

入社前に感じたのは、社内の美意識が高いこと。

置いてある雑貨や、ハンドソープといった備品に至るまで。きちんとしたものを使っているところにも惹かれた。

所属する管理部では、主に代表である齋藤さんのサポートや、総務・労務系の仕事を担っている。

社長にも近いポジションであるため、会社全体の方向性や方針にも明るい方だ。

 

「一つ付け足すと、営業にはもうちょっとがんばってほしいなっていうところもありますね。会社の数字を背負っているんだっていうのをしっかり理解して動いてほしいなと感じています」

そう話を継いでくれたのが、滝沢さん。

ブランドマーケティングディレクターを務めていて、NOMAD自体のブランディングなどを手掛けている。

「実は前の職場がNOMADとお付き合いのあるお店で。渋谷さんともそのときに知り合ったんですよ」

その職場を退職するときには、NOMADに誘われたそう。そのときはタイミングが合わなかったけれど、数年を経て、昨年入社することになった。

先ほどの、営業にもうちょっとがんばってほしいという話は、どういうことでしょう?

「営業として働く以上、予算が与えられて、それに対してしっかり結果を出すということが求められるわけで。もちろん結果を出していったら、与えられる予算も増えていく」

「うちの営業は、ブランドも商品数も増えてきているので、自分で考えて工夫できる範囲が広いと思うんです。家具一つとっても、いろんな組み合わせを提案することができる。そこでうまく売上をとってほしいなと思っています」

予算が与えられることをプレッシャーに感じるか、より期待されている証拠だと思えるか。その人の性格にもよるかもしれないけれど、気の持ちようで変わると滝沢さんは話す。

「たとえば、予算が一億二千万あるとして。その額だけ見て諦めるんじゃなくて、月で割ったら1千万で、週で割ったら250万。自分の取引先が100あるとすると、1日2500円くらいの売り上げを立てることができたら、目標は達成できる」

「捉え方次第だと思います。これからいろんな仕事がAIに取って代わられると思うけど、そのなかで生き残っていくためには、自分で考える、ポジティブに考えて動く、ちゃんとアンテナを張る。この三つが営業にとって重要なことだと思いますね。これは新しく来てくれる人にも求めてきたいです。厳しいことの先に、楽しさもある。そんな仕事をしていきたいですよね」

すると、その話を聞いていた渋谷さん。

「数字をしっかりつくるといっても、もちろん一人でつくるものじゃなくて。お客さんと一緒に、どうやって展開したら売れるかとか、新しい企画のなかで売り出せないかとか。前向きに、共に考えてつくっていけばいい」

「一人で肩に力を入れすぎずに、営業チームと共に、そしてお客さんと共につくっていくものだって考えてもらえたら、やり方もいろいろあると思うんです。そうやって営業としてしっかり結果を出していくことで、お客さんとのコミュニケーションも楽しくなってくると思いますよ」

 

NOMADが実践している、“共に”成長していく共存共栄。

ここでの営業の仕事は、お客さんの豊かさをつくるだけでなく、自分自身も成長させてくれるものになると感じました。

自分も共に成長したい。そう感じた人は、ぜひ一歩踏み出してみてください。

(2023/4/21 取材 稲本琢仙)

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