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なりたい自分は
自分で決める

※日本仕事百貨での募集は終了いたしました。再度募集されたときにお知らせをご希望の方は、ページ下部よりご登録ください。

「単に家を貸すのではなく、目的はコミュニティをつくること。ソーシャルアパートメントという文化、コミュニティのある暮らし方を広めているという気持ちで取り組んでいます」

そう話すのは、株式会社グローバルエージェンツで働く城戸(きど)さん。

グローバルエージェンツが企画・運営しているのが、ソーシャルアパートメント。

広いラウンジやキッチンなどの充実した共有部と、各自の個室を備えた新しいスタイルの賃貸物件。プライベート空間を保ちながら、シェアハウスのような交流も楽しめる「いいとこどり」の住まいです。

今回は、関東と関西、それぞれのエリアで営業スタッフを募集します。

基本的な業務は、入居希望者からの問い合わせ対応と内覧案内。それに加えて、イベント運営やインタビュー記事の作成、SNSでの発信、新規物件の開発など。興味とやる気次第で、さまざまな仕事を担当できます。

裁量のある環境で、選択肢を広げながら、自分の力で自分の仕事を見つけていく。

そんな働き方に興味がある人は、ぜひグローバルエージェンツの雰囲気を覗いてみてください。

 

渋谷駅から歩いて10分ほど。取材に訪れたのは、グローバルエージェンツが運営する「HOTEL GRAPHY 渋谷」。

廃線となった高架線路の跡地に生まれたホテルで、曲線を描く細長いつくりが特徴的。

6階にグローバルエージェンツのオフィスがあり、関東のスタッフはここに出勤することになる。

「普段働いていない場所なので、今日はちょっと緊張しています。といっても、打ち合わせで2ヶ月に1回くらいは来るんですけどね(笑)」

そう話すのは、関西エリアのマネージャーである渡邊さん。リフォーム会社や不動産の企画開発の仕事を経て、2020年に入社した。

「ソーシャルアパートメントは、うちの代表の山﨑が留学先で暮らしたシェアハウスでの経験をもとに生まれたものです」

2005年にスタートし、現在は関東に47棟、関西に4棟を構えるソーシャルアパートメント。

住まいのなかに人との交流があり、そこでの出会いによって自分の可能性が広がっていく。

そんなコンセプトに共感する人たちから人気を集め、物件数は年々増加。近年は交流型のホテルや飲食店も展開している。

「実は僕自身、入社前に神戸のソーシャルアパートメントに住んでいました。そこにいた2年間は、人生がひっくり返るくらい楽しい経験だったんですよね」

「同じ時期に入居していた人のアドバイスがきっかけで転職もしましたし、なんなら、そこで出会った人と結婚しました。人生が変わるきっかけになったと身をもって感じていて。そんな体験を多くの人に広げていきたいと思っています」

グローバルエージェンツへの入社後は、営業や管理運営の経験を積み、今は新規物件の開発業務が中心。

関西オフィスは、渡邊さんを入れて3人の小さなチームで、ほかの2人は契約と営業を主に担当している。

「関西のオフィスは、ホテルの一室で小規模です。自宅から物件に直行したり、系列のホテルのラウンジで仕事をすることが多いですね」

現在の営業担当の退職にあたり、その後任を募集することに。

一緒に働く人は、どんなマインドがあるといいでしょう。

「ソーシャルアパートメントって、やっぱりちょっと特殊な住まいで、まだ知らない人も多い。特に関西はまだ物件数も少ないです。なので、新しい住まい方の選択肢として、この文化を広げていくという気持ちでいてほしい」

「1年1棟の開業を目指していて、まずは10棟が目標です。今後も物件のオープンを控え、順調に進捗しています。そのために認知を広げるためのイベントもどんどん開いていきたいし、自分たちで開拓するという意識は大事になるかなと思います」

ただ、認知度を高めて申し込み数を増やすだけが仕事ではないという。

「この仕事の特徴は、入居後も関係性が続くことだと思います」

イベントで再会したり、Webのコンテンツ用にインタビューする機会があったり。

内覧で同じ物件を何度も訪れるうちに、当初は輪に入っていくのが苦手だった人が、ラウンジで楽しそうに過ごす姿を見かけることも。

「入居した先の人生まで知れるのはうれしいことですよ。自分が案内したお客さんから『めっちゃ楽しいです』って言葉を聞けたり。ここに住んだことで一歩踏み出せた、人生が前に進んだと思える人が増えたらいいなと思っています」

 

営業スタッフは、関東と関西で連携して動くことも多い。

毎週の会議で顔を合わせるほか、オンラインの内覧案内では、関西のスタッフが関東の物件を担当したり、その逆もあったり。お客さんとのメールのやりとりも、全スタッフが把握できる仕組みになっている。

関西で働く人は少しさみしさもあるかと思っていたけれど、チャットやオンラインを活用しながら、チームで働く体制が整っているみたい。

営業の仕事について教えてくれたのは、約1年前に日本仕事百貨の記事をきっかけに入社した山田さん。

「入社直後は、先輩の内覧案内についてまわるところからはじめます。案内の仕方や各物件の特徴を教わって、1〜2ヶ月ほどで独り立ちになります」

入居希望者の多くは、20代から30代。

新しい出会いや挑戦の機会を求めている人。コミュニティのある安心感がほしい人。ほかの物件より安いからと選ぶ人、ものを持ちたくないミニマリストなど、動機はさまざま。

どうしてソーシャルアパートメントに興味を持ったのか。2時間かけて丁寧に物件を案内しながら、その人自身についてじっくり話を聞いていく。

トライアンドエラーを繰り返して、コミュニケーションの方法を探ってきたという山田さん。

「家を変えたいときって、人生に変化のあるタイミングが多いですよね。それぞれ違った理由や事情があるので、目の前の人に丁寧に向き合って、受け止めることを心がけてきました」

「案内の最後に『山田さん、話しやすいから言うんですけど』って、実は離婚の予定があるとか、同棲を解消するとか、すごくプライベートな相談をしてもらえることもある。そういったとき、ちゃんと関係性がつくれたんだなって思えます」

大学で設計を学んだのち、CADオペレーターの仕事と並行しながら、舞台の美術制作や役者として演劇に携わってきた山田さん。

長年暮らした京都から引っ越してきたのも、東京で演劇に取り組みたい気持ちがあったから。

「前回の募集記事を読んで、副業をしている人がいたり、みなさんが自分らしく働いている印象を受けました。わたしもそんな働き方ができたらいいなと思って、グローバルエージェンツに応募しました」

「ただ、営業も不動産も未経験だったので、ここで自分になにができるのかわからなくて。社内イベントの企画運営だったり、いろんな取り組みに積極的に手を挙げて、自分のできることを探してきました」

最近取り組んでいるのは、ソーシャルアパートメントのリアルを知ってもらうための動画制作。

入居者同士のトークショー形式の動画を山田さんが発案し、プロジェクトの中心メンバーとして進めている。

「脚本を書いたり、自然な演技ができるように目線や動作をアドバイスしたり。制作側と俳優、両方の経験が活きた仕事でした。PRのためにできることを考えるなかで、結果的に得意を活かせた瞬間でしたね」

「興味はあっても、自分がこの仕事に向いているかわからないという人もいると思います。でも、関わり方次第で強みを活かせる場面はきっとある。どんどん手を挙げていけば可能性が広がる環境だと思います」

社内には、ルーティンワークに加えて、仕事の範囲をどんどん広げている人がほとんど。

新たな挑戦を重ねることが、日々の新たなモチベーションにもなっていく。

「グローバルエージェンツの根本には、自己成長や、夢を叶えることを応援する考えがあります。でもそのために、会社が引っ張ってくれるわけじゃない。自分主体で『これがやりたい』と言ったときに、いいじゃんって背中を押してくれるってことなんです」

だから、待っているだけでは何もはじまらない。

「やりたい」を実現するもしないも、自分次第。それがグローバルエージェンツらしさだと思う。

 

「頑張れば見てくれている人がいて、自然と応援してくれる。でも、頑張ることを強要されるわけではない。責任の所在が自分にある、その雰囲気がわたしは心地いいですね」

そう話す城戸さんは、山田さんと同じ記事をきっかけに入社した同期で、入社して約1年。前職はインテリアショップで7年ほど働いていた。

「インテリアの仕事はすごく好きだったんですけど、30歳を前にキャリアを見つめ直して。このまま店舗の管理職として働き続けるよりは、リノベーションや住宅のような、より大きな枠組みでの空間づくりに関わってみたいと思いました」

「今の働き方はすごく自分に合っている」と話す城戸さん。

シフト制だった前職から固定休になったことで、生活が安定したという。

「チームで協力して業務に取り組むので、調整もしやすい。去年は長めのお休みをもらって旅行にも行けたし、急遽当選した推しのライブのために業務を代わってもらったことも(笑) 。自ら仕事をコントロールできている感覚がいいなと思っています」

プライベートを重視したいタイミングの人がいたり、趣味を副業にしている人がいたり。ソーシャルアパートメントの海外進出を掲げるなど、本業に力を注ぐ人もいる。

「どんなペースでステップアップしていくか、自分で選び取ることができるなと感じています。会社にいい影響があると判断して取り組んだことは、上司はもちろん同僚や後輩など、360度から評価してもらえる環境でもありますよ」

城戸さんは昨年、横浜の『ソーシャルアパートメント江田』のリニューアルに関わった。

入社直後からプロジェクトメンバーに参加し、やりたいと思っていた空間づくりにチャレンジすることができたそう。

「ソーシャルアパートメントに大切なのは、足を踏み入れたとき、一瞬のときめきを感じさせられること。ディスプレイや素材選びの一つひとつから、『普通の家とは違う』と思ってもらえる楽しいデザインを意識する必要があるんだと、学ぶことができました」

城戸さんは、どんな人がこの会社に合っていると思いますか?

「やりたいことに手を挙げるのはもちろん、困ったときにサポートを求めたり、コミュニケーションで物事を解決できる人。『今これで悩んでいて、教えてくれる人いないかな』と投げたら、すぐに誰かが手を差し伸べてくれるし、なにより伝えることでお互いの状況への理解が深まります」

「やりたいを言うことも、わからない、できないを言うことも、どちらもこの会社で楽しく続けていくには必要なことだと思います」

グローバルエージェンツのみなさんは、とにかく話しやすくて、場を楽しい雰囲気にするのが上手な人たち。普段からそうやってお客さんと接しているんだろうなと感じました。

さまざまな機会や選択肢があるから、そのなかで自分はどうしたいかを考えることができる。ソーシャルアパートメントにも会社のあり方にも、通じる部分だと思います。

自分の人生は自分で決めたい。そんな気持ちを大切に働くことができる環境です。

(2025/1/17 取材 増田早紀)

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