※このイベントは終了いたしました。
香川県の片田舎の小さなお寺で坊主のはしくれをやっております瑞田(たまだ)と申します。
みなさま、お寺に行ったことってありますか?
昨年、「寺院消滅」という本が出版されました。
現在日本には77,000ほどの寺院がありますが、その内20,000が住職のいない寺院だと言われています。
特に地方ではその状況は深刻で、身内が亡くなったときにお葬式をあげるお寺/代々の墓を守ってくれているお寺が無くなる寸前かもしれません。
ただ一方、それはお寺が無くなっても困らない・“不要”だと皆様に感じられていることの表れでもあると思います。
「仏教って難しい、とっつきにくい」
「お寺はお葬式さえしてもらえればOK」
そんな旧態依然としたお寺は消滅してしまう現代。
「今の時代に求められるお寺・坊主って何だろう」と、四国の片田舎で試行錯誤する坊さんが、皆さんとゆるりとお話しする場を設けさせていただきます。
お寺について。宗教について。
少しでも気に止まった方はお気軽に足をお運びくださいませ。
瑞田 信仁(たまだ・しんじ)
1986年、香川県生まれ。香川県香川町にある浄土真宗本願寺派・稱讃寺(しょうさんじ)後住。父が住職(16代目)。
大学時代、多文化共生論(特に西欧社会とイスラーム社会の関係性)について、イスラーム(とキリスト教)の宗教的な視点、トルコの地域研究の視点から学ぶ。
現在は、父である住職とともに仏事に携わりつつ、都会の若者と四国を繋ぐ活動(http://shikoku1000.jp/)も行う等、三足の草鞋を履く。