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仕事百貨は、色々な仕事や働き方、生き方を紹介する求人サイトです。
雇用形態や給与や福利厚生ももちろん気になるけれど、どんな人と働くのか、どんな場所で働くのか、どんな雰囲気なのか、というところもやっぱり気になると思うんです。
だから、毎回、直接職場に足を運んで、そこで働いている人にお会いすることを大切にしています。日々どんな想いで働き、どんな人を求めているのか。それをひとつひとつ伺っていき、記事にして伝えています。
今回は、それを手伝ってくれる学生のインターン生(見習い)を募集します。
どんなことをするかというと、取材に立ち会い一緒に話を聞いたり、撮影の手伝いをしたり。取材を録音した音声を文字にする「文字起こし」などです。
それから、必要に応じて、イベントの手伝いや、シゴトヒト文庫の手伝いなどもしてもらうかもしれません。
人の話を聞くのが好きな人。記事を書くことに興味がある人。働くことや仕事について考えている人。それから、将来、生きるように働きたいと思っている人は、ぜひ読んでみてください。
色々な「働き方」に出会えると思います。

たとえば、あるカフェの募集で取材に訪れたときには、そんな一言をもらいました。
くろちゃんというその女の子は、とても問題児で、ミスをしてよく怒られていました。怒られて、泣いて泣いて「もう辞めます」と店を出たこともあったけれど、10mくらい歩いて「やっぱり辞めたくない」と引き返してきたのだと、教えてくれました。
それでもお店を辞めなかったのは、どうしてですか?
そう聞いてみると、
ここにはやりたいことを「やりたいです!」と言う人を応援してくれる環境があること。その考え方に触れて、自分の将来の夢が見えてきたこと。
そんな話を、目をキラキラさせて話してくれました。
そういう話に、日々の取材のなかでいくつも出会うことができます。仕事の数だけストーリーがあるんだな、と感じます。
わたし自身の学生時代を振り返ってみると、新卒で正社員として企業に就職することが、価値観の全てになってしまっていた時期もありました。
だけど、この仕事に就いてみたら、仕事の価値観は本当にたくさんあるんだな、ということを知りました。

最近、その言葉がとてもしっくりくるようになりました。
色々な働き方があることを知ることで、自分の生き方を考える語彙力も豊かになっていく気がしています。
一緒に働いている、はじめさんにも話を聞いてみました。

「最初はちゃんとした会社で働いた方がいいと周りに言われて、就活して会社勤めをしたんです。だけど、その間ずっと自分を押し殺していたような気がする。『このままずっとここで働いていくのか?』と考えて悶々としていたときに、仕事百貨の募集を見て、ここしかない!という気持ちで応募しました。」
入ってみて、どうでしたか?
「仕事百貨に入って、日本が好きになった。会社勤めのときは、データや統計から日本を見ていたから、グローバル化の中で取り残されていく日本、というようなネガティブな情報が多かったんです。海外に出ずに日本で働くことが恥ずかしいとさえ思っていた。でも、仕事百貨に入って、むちゃくちゃ面白い人、想いを持った人にいっぱい出会うようになって、日本ってすごく面白い国なんだな、と思えるようになりました。」
記事を書くのは、もう慣れましたか?
「まだまだだと思っているけれど、ライターって人に育ててもらうんだな、ということはすごく感じる。妥協しない働き方に出会うと、そういう人たちの記事も妥協できない。取材のなかで出会う言葉から、自分の立ち位置を考えさせられることもある。鳥肌が立ったら、それは記事を書くことでお返ししたいな、と思っています。」
出会うことで自分も触発され、変化していく。そんな働き方に出会えるのも、取材の魅力だと思います。
来年からシゴトヒトで働くことになるよしおにも、少し話をきいてみました。

だんだん自分の居場所ができてくる。
「最初は、自信がなくて自分の考えていることをなかなか表現できなかった。でも、ここにいると、本当に色々な生き方をしてきている人の話を聞けるから、いい意味でこれだ!と思っていたことが変わっていったり、怖いものが少なくなったっていうのかな。そんな中で、自分でも少しずつ表現していけるようにもなってきて。」
「私はそこが一番、磨かれた部分かもしれません。半年前とは、だいぶ人間が違うだろうなぁ。」
取材に行けば色々な出会いがあるし、本を読んでいても遭遇できないような言葉に出くわすこともできます。頭でっかちになってしまっている人がいたら、ここはきっと手足が動き出す場所なんじゃないかな。
隣で聞いていたはじめさんが一言。
「やってみようよ。分からないことがあれば自分たちが教えるし、こちらが学ばせてもらうことも沢山あると思う。そうやって一緒に変わっていけたらいいんじゃないかな。あんまり考えすぎずに、やってみてほしいなと思います。」
