日々、想うこと

行きつけの店ができると、離れて住む両親よりもよく会う常連仲間ができる。お互いに自分のペースでふらりとお店に寄って、たまたま居合わせるだけなのに仲が良くなる。この現象って何なのだろう。

似ているのが学校の友だちかもしれない。たまたま同じ学び舎にいたことがきっかけとなって友情が芽生える。職場やシェアハウスもそう。同じ時間と空間を共有すると育まれる何かがある。

相手の表情や仕草、ふるまいにはたくさんの情報がある。そこに本音が見えてくるから、だんだんと相手のペースがわかるし、肩の力がぬけた関係が育まれる。旅行もしたり、誕生日を祝ってもらうこともあるし、なかなか会わないと相手のことを心配したり、引っ越ししていった人とも付き合いが続いたり。

そんな関係性って、インターネット上で補完できても再現できないというのは、おじさんになったからだろうか。

自分は時間と空間を共有することで育めるような場所をつくりたい。そして、それを守っていきたい。離れてもまた帰ることのできる灯台のような場所。

なぜそんなことを考えたのかと言えば、世の中が落ち着いて人と会う機会が増えると、開口一番に「またしごとバーに行きたい」とか「あれはよかった」と言われるから。今はオンライン開催で、これも良いのだけれど、またオフラインでも参加できるようにしたい。

来年の4月までには、リトルトーキョーをリニューアルして、再び顔を合わせることができる場所になると思います。楽しみだ。(ナカムラケンタ)

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