日々、想うこと

シゴトヒトをどんな会社にしたい?これから採用していく予定があるので考えてみると、自分は高所登山の「極地法」をみんなで行うような会社にしたい。

極地法とは、安全な場所をベースキャンプとし、そこから山頂に向けていくつかのキャンプを設置しながら少しずつ前進するというもの。数十人ほどのチームをつくって、キャンプの設営や荷揚げ、ルートの工作などの役割分担を行い、最終的に少数のメンバーが山頂にアタックする。

この極地法のポイントは、全員で登頂しないということ。平たく言えば、役割分担があること。

自分たちのビジョン「〝自分の仕事〟をする人が増えている」を実現していくためには、1人ひとりの生き方・働き方を尊重し、応援し合うことが大切だと思っている。

つまり、みんな同じじゃなくていい。それぞれのペースでできることを分担していけばいい。今いるメンバーで可能なスケジュールにすればいいと思うし、登頂可能な山を目標とすればいい。適切に役割分担し、全員の願望や能力の総和で目標を定める。

ゴールから逆算しない。一人ひとりの総和から考える。そうすれば一人ひとりの生き方・働き方を尊重できるだろうし、結果としてまず自分たちが〝自分の仕事〟をできているのではないか。

現在、「文章で生きるゼミ」の参加者を募集しています。編集者は全員ゼミの卒業生で、良いご縁があれば採用したい。もちろん、採用されるつもりがない方の参加も大歓迎。こんな会社で働いてみたい方はぜひ参加ください。(ナカムラケンタ)

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