シゴトヒト文庫
シゴトヒト文庫は世の中にはいろいろな生き方・働き方があることを伝える本のレーベルです。出版社や取次を通さずに、自分たちがつくりたい本を自分たちでつくってみるところからはじめました。
第三弾の本を2016年に発売しました。
これは奈良県立図書情報館でのシゴトヒトフォーラムをまとめて、編集したものです。シゴトヒトフォーラムとは、テーマにあわせてゲストをお呼びして、お話いただくものなのですが、参加者も一緒に話し合える場をつくっています。そのほうが一方的に話を聞くよりもゲストのことがよくわかるように思いますし、話を聞いた上でどう思うのか、より自分の気持ちが明確になるように思ったからです。
この本を読むことで同じような感覚が共有できたら、と思っています。
テーマは「背伸びしないヒト」と「醸すヒト」です。
ファシリテーターのナカムラケンタと友廣裕一が、それぞれのテーマとゲストを考えました。
ゲストの話の中には、共通する“なにか”があるように感じました。そして、自分の仕事に影響を与えるのは、「職種」でも「企業名」でも「給与」でもなく、そうした“なにか”だと思うのです。
ぜひ、手に取って読んでみてください。

シゴトヒト文庫第3弾
シゴトとヒトの間を考える シゴトヒトフォーラム2014
- 背伸びしないヒト
- 堀部篤史さん(恵文社・誠光社)、藤村忠寿さん(水曜どうでしょう)、松場登美さん(群言堂)
- 醸すヒト
- 渡邉格さん・麻里子さん(タルマーリー)、河野通洋さん(八木澤商店)、フィリップ・ハーパーさん(木下酒造)
取り扱い店舗は知遊堂亀貝店(新潟)、北書店(新潟)、あゆみBOOKS仙台青葉通り店(宮城 仙台)、ひらすま書房(富山)、ふやふや堂(群馬 桐生)、本屋B&B(東京 下北沢)、H.A.Bookstore(東京蔵前)、Title(東京 荻窪)、青山ブックセンター本店(東京 青山)、マルノウチリーディングスタイル(東京 丸の内)、湘南蔦屋書店(神奈川 藤沢)、誠光社(京都)、恵文社一乗寺店(京都)、ホホホ座(京都)、レティシア書房(京都)、とほん(奈良)、奈良県立図書情報館(奈良)、451ブックス(岡山)、READAN DEAT(広島)、群言堂(島根 石見銀山)、uta no tane(徳島)、ブックスキューブリックけやき通り店(福岡)、長崎書店(熊本)です。
シゴトヒト文庫はどの書店からでも取り寄せできるようになりました。
下記の情報を書店さんにお伝えください。(2017/1)
『シゴトヒト文庫2014』¥1,200+tax ISBN 978-4-9906594-2-4
(八木書店経由:買切(要返品了解):注文FAX 03−5303−9495)

シゴトヒト文庫第2弾
シゴトとヒトの間を考える シゴトヒトフォーラム2013
- 狩りをするヒト
- 千松信也さん(猟師)、福田安武さん(蜂獲り師、野遊び案内人)、松原英俊さん(鷹匠、山岳ガイド)
- あきらめたヒト
- 林厚見さん(東京R不動産)、風間教司さん(日光珈琲 饗茶庵)、青木耕平さん(北欧、暮らしの道具店)
取り扱い店舗はこちらです。
その他の書店から取り寄せる場合には、下記の情報を書店さんにお伝えください。
『シゴトヒト文庫2013』¥1,143+tax ISBN 978-4-9906594-1-7
(八木書店経由:買切(要返品了解):注文FAX03−5303−9495)

シゴトヒト文庫第1弾
シゴトとヒトの間を考える シゴトヒトフォーラム2012
- 海を超えるヒト
- 西原智昭さん、吉川舞さん、川村泰裕さん
- 場をつくるヒト
- 磯井純充さん(まち塾@まちライブラリー)、岡昇平さん(仏生山温泉)、橋本順子さん(土遊野農場/精神保健福祉士・スクールカウンセラー)
- 編集するヒト
- 兼松佳宏さん(greenz)、大迫力さん(140B)、福島徹さん(福島屋)
取り扱い店舗はこちらです。
その他の書店から取り寄せる場合には、下記の情報を書店さんにお伝えください。
『シゴトヒト文庫2012』¥1,143+tax ISBN 978-4-9906594-0-0
(八木書店経由:買切(要返品了解):注文FAX03−5303−9495)
シゴトヒト文庫とは?
日本仕事百貨は世の中にはいろいろな生き方・働き方があることを伝えるメディアですが、紙の書籍だからこそ伝えやすいものもあるように思っています。そのためにつくったのが「シゴトヒト文庫」という本のレーベルです。
そして、この本自体もまた、新しい仕事のあり方を伝える目的を持っています。
たとえば、出版社から本をだすことになると、著者にはどれくらいの印税が入るのでしょうか。おおよそ7%なんだそうです。1万部売れたら大ヒットと言われている業界で、仮に1,000円の本が1万部売れたら著者に入るのは70万円になります。これだけで生きていくことは難しそうです。
また自費出版で書籍を出すと、はじめに数百万円も支払わなくてはいけないこともあるそうです。
でもシゴトヒト文庫では、印刷製本以外、自分たちでつくることにしました。
実はこの本、印刷製本費だけ考えれば3,000部で35万円です。編集、デザイン、流通などをすべて自分たちでやれば、1冊1200円なので売上は360万円。つまり、粗利90%以上にもなります。さらに印刷製本費をクラウドファンディングで調達することもできるようになりました。書籍を販売する方法には、実に多様な選択肢があります。もはや一部の人しか本を出せない時代ではないのです。
この本をつくるように、実は昔とくらべて、あらゆることが挑戦しやすくなっています。それはもちろんインターネットによるところが大きいですが、何かをはじめるとしたら、あとは自分次第なのかもしれません。
シゴトヒト文庫のなかにも、いろいろな生き方働き方があることを紹介しています。
手にとって読んでいただければ幸いです。
取扱店
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