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変化を楽しむ

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

変化することは自然なことです。環境が変化したり、時代が移り変わっていくと、必要なことだったりします。

変化するときに不安な気持ちになることもあるけれども、面白さもあるように思います。

輸入家具を扱うインターオフィスは、ちょうど変化をしようとしている会社です。今回は広報として働く人を募集します。

外苑前駅を降りてすぐのところ。246号線沿いに建っているガラスのビルにインターオフィスはあります。

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入ってみると、ガラス張りのオフィスはとても明るい。植物も元気そうでいい感じだ。

インターオフィスでは30年以上前から、日本のオフィス環境をよくするために、USMやvitraなど、美しくて優れた輸入家具を扱ってきた。さらにそれらの家具を使って、豊かなオフィスデザインもおこなってきた。

中に入ると取締役の寺田さんが迎えてくれた。

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寺田さんは今回募集する人の上司になる人。

もともと建築を学んだ人だけれど、その経験は建築だけにとどまらない。

「建築だけをやるんじゃなくて、いろいろなデザインをしたいな、というのはあるんだよね。みんなが喜ぶにはどうしたらいいか考えてきたんです」

たしかにデザインの領域も広がり、いろんな視点が必要な時代になっているようにも思います。

「そうなんだよね。たとえば家具だって、どんなにいいモノでもそれだけじゃ売れなくなってきている」

いままでは、みんなが知らない海外の家具を紹介することに価値があった。でも、その家具の背景やライフスタイルを伝えないと難しい時代になった。

次第にインターネットが普及して個人でも情報収集したり輸入できるようになると、ただ販売するだけでは価格競争にまきこまれてしまう。

実は寺田さん、この会社に入ったのは1年ほど前のこと。

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求められたことは、寺田さんがこれまで経験してきたことだった。

「建築、インテリアデザイン、プロダクトデザイン、おもちゃ、時計、それにペーパーモデルまで。いろんなことをやってきました」

「たとえばアイスクリームスプーンのときはね、富山で仏具を作っている鋳物屋さんにその技術を活かして何かデザインしてほしいって言われたんです」

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はじめは箸置きやコースター、栓抜きなどのデザインを頼まれたが、寺田さんはぴんとこなかったそうだ。どうしようかなと考えて思いついたのがアイスクリームスプーンだったという。

はじめは売れるのか心配されたけれども、今では生産が間に合わないほど注文が来ているのだとか。

「僕のデザインは100人いたら100人に受け入れられるのは難しいと思っているんですね。100人のうちわずかでもいいんだけど、いいと思ってくれる人がいたら僕はそれを広めたいと思っているんです」

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「デザインできれば、次は世の中にどう伝えていくか。そのためにはどうすればいいか考えて提案してきました。そうしたら仕事になっていくんですよ」

寺田さんが今までやってきたことは、建築やデザインにとどまらない働き方。

デザインするだけでなく、どうやったら知ってもらい、手に取ってもらえるのか。そこまで考えながら仕事をしてきた。そんなあり方がインターオフィスでも求められたのだと思う。

「この会社に縁があって、1年前から働きはじめたんです。やっぱり家具に関わる空間はとても興味があるし、やりたいと思って」

会社の第一印象はどんな感じでした?

「かっこいいよね!」

たしかにデザインされた輸入家具を扱っている会社なので、オフィスも洗練された空間になっている。

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この会社ではどういうことをやろうとしているんですか?

「たとえば、家具と空間をどう組み合わせていくか、そこまで提案するとか。ぼくらには新しい価値を伝えていくミッションがあると思っていて、それがすごく意義のあることだなっていうのがこの会社に入ってわかったこと」

寺田さんにはなにがこの会社に必要なのかなんとなく見えているように感じる。今回、求めているのは、寺田さんとそれを一緒に考えていく人。

一言で言ってしまえば「広報」なのだけれど、それはいわゆる「広報」にとどまらない。

どんな人がいいのだろう?

そんなときに寺田さんが紹介してくれたのがインテリアデザイン部門にいる阿部さんだった。

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まずはどうしてこの仕事をはじめたのか聞いてみる。

「幼少時代にアメリカで過ごしてたんですけど、そのときにお家でパーティーをするのに呼ばれたことがあったんですよ。そのとき、すごいショックを受けて」

ショック?

「日本と住んでる環境もお家自体も本当にちがっていて」

阿部さんはそのときの感動を思い出したのか「はあっ」とため息をつく。

「そこからインテリアデザイナーになりたいなって思って、アメリカの大学で勉強して」

卒業してからは、外資系の会社でオフィスの内装設計を3年ほどやり、また別の会社でも内装設計をしていた。そのときにインターオフィスの家具をよく使っていたそうだ。

「わたし、やっぱり空間にとって家具ってすごく大切だとおもっていて。高級な家具だからこそつくれるいい空間はあると思って、この会社で働くことになりました」

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この会社に入ってからも内装設計を手がけている阿部さん。阿部さんの手がけるデザインのファンになったお客さんもいるそうだ。

「最初の案件がオフィスの内装設計の依頼でした。女性がすごい多いと聞いていたので、じゃあ女性が好むようなオフィスにしようと思ったんです」

女性にとって大事なものは色という想いから、女性を象徴するようなピンクや淡い色を使ったという。

どんな反応でしたか。

「あ、こういうこともできるんだ、変わるんだね、みたいな。やっぱり普通は想像できないから、ほんとに喜んでいただけました」

阿部さんは相手が求めていることをとことん考える。ときには求められていないことも提案する。

「音楽スタジオの家具を提案してほしいという依頼があったときも、エントランスのところに犬の置物を置いてみたんですね」

犬の置物?

「なぜかというと、エントランスに何もないのって寂しいかなと思って」
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結果としてとても喜ばれたのだそうだ。

すると隣にいた寺田さんがにこにこしながら話してくれた。

「やっぱり、犬をそこに置くと空間がもっと豊かになるとか、愛着を持つようになるよとか、阿部さんの提案だったから受け入れてもらったと思うんです。それは今までの仕事の積み重ねの結果でもあると思うけれど」

寺田さんは、阿部さんのキャラクターをすごく大切にしている。そして、阿部さんの率直な意見も頼りにしている。

「阿部さんのいいところはね、ポジティブなのと、自分の意見を持っているところ。その視点が、当然僕とまったく一緒じゃないんですけど、僕と違うからすごく面白い」

阿部さんにも聞いてみよう。寺田さんはどんな人ですか?

すかさず「僕ちょっとトイレに行ってこようか?」とおどける寺田さん。

「寺田さんは、うーん、明るいし、上司なんですけど、上司っぽくないっていうか。柔軟な考え方があると思うので、フランクに話すことができるし。フランクさってすごく大事だと思っています」

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寺田さんも阿部さんも自由な考え方をもったひとのようだ。何かにとらわれずに、柔軟にものごとを考えることができる。

今回募集する広報の人は、阿部さんと同じインテリアデザインの仕事ではないけれど、具体的にはどういう仕事をすることになるのだろう。

上司になる寺田さんに聞いてみました。

「広報って、受け身になることと、こちらから攻めていく2種類の仕事があると思っていて。受け身の広報はたとえば取材の対応をするとか。あとはカタログの編集作業とか日々のホームページの更新とか。」

「もうひとつは、こちらから企画する広報。例えば新商品の家具をどういうカタチで伝えていくかとか。いま考えているのはイベントですね」

イベント。

「それもただ家具の新作発表会じゃなくて、いろんな人に来てもらうためにはどういう仕掛けをしたらいいのかとか。たとえばスイスの家具を紹介するとき、スイスワインの会をやりますっていったらワイン好きのひとが来るわけじゃないですか。もともと家具のことを知らなくても、すごくいいわって思ってくれるかもしれないし」

「それってね、僕の中では方向性とか経験値から見えてるんだけど、それをやる仲間が必要なんだよね。一緒に考えてチャレンジしていく人が欲しい。いい家具でもそれだけじゃなくて何かプラスアルファが必要なんです」

単にデザインを提供するだけではなく、それがどうしたら必要とされるのか考え、発信して伝えることがとても大事になってくる。

どんなひとに来てほしいですか?

「明るい人がいいなあ。あと、自分の意見をもっている人。美味しいものが好きで、食いしん坊の人がいいな」

食いしん坊。

「おいしいものが好きなひとって、おいしいものを食べたとき喜ぶじゃないですか。それがいいよね」

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「おいしいものが好きじゃないひとは何を食べても普通だし。自分が喜べなければ、人を喜ばすことって難しいよね。エンターテイメント精神とか、サービス精神っていうのかな。相手に喜んでもらいたいという気持ちがある人がいいですよね」

相手を喜ばせたい。

こうしたら居心地いいかな、こんなものがあったら楽しいかも、と提案していくことは、いろんな人の目線になって想いを巡らすことでもある。そういった意味ではデザイナーの目線も営業の目線も、いろんな目線が必要になってくる。

まさに寺田さんがこれまでしてきたことに近い。

今回の募集は広報であるけれども、それにとどまらずいろんなことを提案できると思います。

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それは大変なことでもあるし、人によってはワクワクすることかもしれません。

新しいことに挑戦しようと思える人には、いい職場だと思います。

(2015/6/12 倉島友香)