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共を支える個の力

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

「ビジョンを掲げることって、結局人からやりたいことや考えるきっかけを奪っているような気がして。そういう意味では会社のビジョンってあまり出したくないんです」

「多分みんなやりたいことがそれぞれあって。そのやりたいことを自分の中で考えて終わりにするんじゃなくて、それに近づいていける環境が会社としては大事なんじゃないかと思っているんですよ。だから個々にビジョンを掲げることがビジョンだなと。組織としてのビジョンはこういう場では掲げてはいないです」

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株式会社モノサスは、WEBマーケティングと制作を中心に様々なサービスを展開しています。

コンサルティングやプランニング、デザイン、コーディングサービスなど。仕事の内容は多岐に渡ります。

さまざまな部署があるなかで、今回募集するのはWEBディレクターアシスタントと、WEBプランナー兼ディレクターのアシスタント。

どちらもはじめは先輩について経験を積みながら、お客さんのあらゆる要望に対応したり、サポートしたりするスキルを身につけていくとのこと。

また、WEBの専門性は働くなかで身につけてほしいとのこと。

それよりも大事になるのは働き方。

会社という組織ではあるけれど「個」の力が強く、それが活きる環境になっています。

なぜならスタッフそれぞれが個性と責任を備え、バランスの良い関係が生まれているから。

結果としてみなさん、自由に働いているように感じました。

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最寄駅は東京・代々木駅。

駅から歩いて7分の場所にオフィスが見えてきます。

事務所の中はとても広く、スタッフみんなが自由にスペースを使っている印象。
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二階の会議室で話を伺う。

 

はじめに代表の林隆宏さんから会社の経緯を聞きました。

「最初からWEB制作会社をやりたかったかというと、そういうわけでもないんです」

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大学卒業後、大手コンサルティング会社で働く。しかし、四年ほど働いたのちに転職。

「いい会社だったんですが、ほぼ休みの日がなくて、出張も多く、家に帰って寝るのは月に数日ほどでしたね。そうなると、転職した場所でも半分サイボーグみたいな働き方が染み付いているんですよ。しばらくしてから、転職して楽になりました!って言ったらお前は変態だって言われて。転職した会社も平日は基本ずっと徹夜といった忙しい会社だったので。」

転職した会社に、半年ほど勤めて独立を決意した。

「正直、何か明確な事業がやりたいから独立したわけではなかったんですが、個人で生きていくことに対して不安がなくなったんですよね。自分と自分の家族は働いていく上で食わせていけるなと思って。そのときにすごく心が軽くなったんです」

それですごく自由度が広がったというか、選択肢が広がったんですよね、と林さん。

「大きな会社に勤めていなくても生きていけるんだと思えたとき、自分の中で天井が取れた感覚があって。この感情をみんな味わったほうがいいんじゃないのかなって思ったんですよ」

独立した林さんだけでなく、そこで働く人たちも自由に働くためには。

そのための「しくみ」を学べる会社をつくることにする。

そうしてはじまったモノサスも設立して10年。共同体として強化していくために、今回WEBディレクターのアシスタントと、WEBプランナー兼ディレクターのアシスタントを募集する。

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「うちは中途採用の優秀な人材を採用することはあまりしていなくて」

それぞれ自由に働くには、経験が必要だと感じたので意外だった。

「むしろこの集団にいたい人やWEB業界で働きたい人、何も持っていないけど何か良い仕事したいっていう人を割と長い目で育てたいんです」

「みんなで補って乗り越えていけばいいですよ。みんなが意識を高く持って働きたい、という空気があるから大丈夫なんでしょうね」

そこで重要視してきたのが『適材適所』だと話します。

「誰しもここはすごいっていうポイントがあるんですよ。なるべくそういったポイントを組み合わせて立ち向かえば結構何でも出来ると思っていて。なので案件をスタートするときは、どういったスタッフで進めるのかに時間をかけます」

切羽詰まったときにでも一緒に進められる人間関係が大事になってくるのかもしれない。

適材適所でチームをつくれば、案件も収まるそうです。そのために求められていることは、それぞれがどうやって貢献できるか、自分の頭で考えること。

「経験はいらないけど、新人っぽさはいらなくて。むしろ自分で居場所をつくって対等に話ができる方。仕事が濃い僕らにとっては、働くことは一緒に生きていくような感覚なので、それにすっと入ってこれる人がいいんじゃないかな」

 

続いて話を聞いたのは竹田さんと上村さん。

今回募集する職種は、二人のもとについてサポートやアシスタントからはじめます。

はじめに竹田さん。WEBディレクターの仕事をしています。

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「僕がやっている仕事はデザインやコーディング概要が上がってきたあたりからコーダーさんに指示などを出す仕事をしています。そういった仕事が多々あるんですが、内部の制作だけでは人が足らず、今は社外のパートナーさんにも頼んでいるので、最終的なエンドクライアントから修正が入ったときに僕がすべて対応しているんです」

「そのように僕が制作に入ってしまうと、その案件に時間をとられてしまい、他の案件がまったくやれなくなってしまうのでそこをフォローしてくれる方が欲しいんです。全体的なお話をお客さんと話をするのは得意なんですが、細かい箇所まで注力できないので、その部分をフォローしてくれる几帳面な人がほしいなと」

専門性のスキルは求められるんでしょうか。

「高いスキルっていうよりも勘がいい人が重要かも。細かくいろんなことを抜け漏れしない人ですね」

今回募集する部署では、あらゆる案件が入ってくる。

そういった仕事を柔軟に仕上げるために、状況を分析したり、はじめてのことでも対応していくスキルが必要なのかもしれない。

「コーティングのみの案件だと、割と上で要件が決まってつくるだけなんですけど、僕はコミュニケーションをするとこからはじめて、仕様も決めるんです。そういったプロジェクトをたくさんまわしているんですよね。そうなると当然その下の作業が膨大にあるので、そこをちゃんと引き取れる人。外注使ってもいいのでうまく渡せる人がいいなと」

すると隣で聞いていた上村さん。

「でも困ったら相談できる人はいるし、もし失敗してもどうすればいいかをみんなでカバーしてくれますよ。ありがたいことに、環境と仕事には本当に恵まれています」

上村さんは主にWEBプランナー兼ディレクターを担当しています。

しかし部署の業務が幅広いこともあり、コンサルティング業務のサポートや直接WEBとは関係ないプロジェクトのディレクション、部署内の案件の管理などもおこなっているそうです。

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「もう一つの募集のWEBプランナー兼ディレクターのアシスタントは、クライアントとコミュニケーションする仕事が多くなると思います。お仕事を受注する前のコンペからはじまり、お客さまの課題に対して提案やプランニングを行う。そうして決まった仕事をこういう仕様で進めましょう、という部分まで詰めるという内容です」

「でもプランニングの能力って何度もトライアンドエラーしながらじっくり身についていくスキルだと思うので。一番大きく求める点としては、へこたれないことですね」

クライアントとコミュニケーションする機会が多いので、会社の中で働いてきた方にはちょっとハードルが高い部分があるかもしれない。

一方で、WEBに関する知識がなくても日常的にWEBを使っている方であれば問題ないと言います。

「それよりもアンテナの高さが重要かもしれません。WEBの世界にも流行があり、はじめからすべて知っている必要はないけれど、アンテナを高くして流行を追いかけるモチベーションがあることは重要なポイントになると思います」

特別なスキルは、制作系同様にいらないとのこと。

というのも、上村さんも前職までWEBの経験がなかった。

「前職は林と同じで、WEBには縁もゆかりもない会社でした。なので、今回求める人材もWEB関係の経歴はそこまで重要視していなくて。10年前の自分から見たら、WEBディレクションをやっているなんて想像もしていませんでした」

この環境に合う方はどんな人だと思いますか。

「自分だったらこのスキルでこの仕事が担えるっていう読みというか、空気をよめる方でしょうか。自分ができることを見つけ、自分の居場所をつくれる人がいいですね」

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「入ってくる人は仕事ができるできないに関わらず、一人のスタッフとして尊重しています。働き方が似ている人が来てくれればいいのかな」

働き方?

「技術面を人間力で乗り越えられるということかな。後追いで技術は付いてくるので。案件は毎回決まったプロセスがあるわけではなく、オーダーメイドでつくっていくイメージなんです。進め方が毎回異なるので、進めていくチームや方向性などをゼロから考える。そういったときに自主的に取り組め、かつ周りの空気や状況を察知できる方がここには多いような気がします」

「大変な部署であることは確実なんですけど、そのぶん得られることが大きい仕事をしているなっていうのは自分でも実感しているので、大変さを楽しめる人がいいのかな。大変な仕事のあとはスキルはグンっと付いているのを毎回実感します」

漂っている空気を自分たちで察してどんどん進める。

しかし、その空気をお互いが認識しあっている環境がここにはありました。

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もしかしたら、それが居心地の良さや、信頼し合える関係を築けているのかもしれない。

 

最後に、林さん。

「西村佳哲さんが言っている『公—共—私』っていう考え方にすごく同意していて」

「『共』に関わる部分って生きていく上ではすごく大事だと思うんです。個人が集団や社会のために何かをすることは最終的には自分のためになるって心底思っていて。生きていく上で自分のスキルを磨くことも大事な一方で、周りの社会や家族、会社、街に関わっていく事もすごく大事になってきていて」

自分たちが過ごしやすい最大公約数が詰まった場所が会社であるべきだという。

だからルールも硬く決めきらないで余地をのこす。

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「オフィスもちょっとずつみんなが適当にカスタマイズしているんです。勝手に張り紙貼ったり、猫を飼っていたり。そういうことがやりやすい環境にしようと思っています。そうやってみんなが幸せになったり、選択肢を広げられるのかなと思います」

「多分みんな一緒に生きているだけなんですよね。仕事しに来てます!とか、スキルが身につくから!とかではなくて。ここにいて便利だから、心地いいからなんとなく共有して生きている感じ。そういった空気を求めている人にぜひ応募して欲しいです」

(2015/8/10 浦川彰太)

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