求人 NEW

仲間とともに
新しい景色を見続けたい
渋谷の新興系ディベロッパー

※日本仕事百貨での募集は終了いたしました。再度募集されたときにお知らせをご希望の方は、ページ下部よりご登録ください。

「僕は、会社も1つのまちだと思っています」

「この最小単位のまちが活気や喜びに溢れてなかったら、人生を変える住まいをつくることはできない。東京一のデザイナーズマンションディベロッパーになるためにも、デザイン力をあげるだけでなく、会社の仕組みを整えて、同志を増やすことが大切なんです」

常に高みを目指して進んでいるのが、株式会社diff。

渋谷にある新興系のデベロッパーです。「trias」というデザイナーズマンションを軸に、いくつもの開発を手がけてきました。

今回は、事業拡大にともなって売買、施工管理、仲介営業の3つの職種を募集します。

施工管理のみ即戦力で進めていける方を求めていますが、売買と仲介営業は未経験から挑戦できます。

マンションだけでなくホテルの開発をする人もいれば、仲介営業でありつつ物件の企画を手がける人もいます。その人のやる気次第でチャンスがあるのが、diffの面白いところ。

自分をもっと成長させたい方にピッタリな仕事です。

 

渋谷駅から南側に歩いて7分ほど、桜丘町へ。

落ち着いた雰囲気の一角に、特徴的なファサードのビルが見えてくる。

diffの事務所はこのビルの8階。オフィスに入ると、可愛らしいワンちゃんが。あるスタッフの愛犬で一緒に出社しているのだとか。アートや観葉植物もあって、洒落た雰囲気。

同じビルの2階には、diffのグループ法人であるPlan Cが運営するレストラン「trias dining」があって、ここで取材をすることに。

まずは、代表の古川さんに話を聞く。

新卒で入ったのは、大手のハウスメーカー。よく声が通り力強さを感じさせる方だ。

「営業をしていたときに社宅に住んでいて。ワンルーム、光熱費、水道代込みで月5000円。めちゃめちゃ安いですよね。でも日当たりがわるくて、線路沿いでうるさく、何の変哲もない没個性の部屋で。家にはこだわりがあったんで、だんだん鬱々としてきたんです」

「営業成績も圧倒的にわるかった。そんな自分の流れを変えたい、自分の人生をもっとよくしたい。そのためにはドラスティックに何かやらなきゃいけない。それで、デザイナーズマンションに引っ越しました」

家賃は15万円ほど。稼がないと家賃は払えないし、その部屋に見合った自分でいたかった。

それが原動力になり、社内で一番存在感があり、理想の自分に近づいたという古川さん。

次に目指したのは、個人の不動産投資家。

「不動産投資もうまく軌道に乗って、働かなくてもいい暮らしになりました。でも、めちゃめちゃ病んだんですよ」

「社会との接点が何もないから、すっごい退屈で。誰かにありがとうって言ってもらいたくて、会社を立ち上げることにしました」

単にお金儲けをするだけでなく、社会的意義のある仕事をしたい。そうして7年前にdiffを立ち上げた。

現在、社員数はグループ会社をあわせて50名ほど。

売買、建築、PM事業部の3つに分かれていて、ワンストップで土地の仕入れから設計施工、販売・管理まで手がけている。

triasのコンセプトは、「遊びも仕事も夢中になれるクリエイティブマンション」。

デザイン性の高い空間を提供するのはもちろんのこと、入居者同士の交流イベントを開いたり、お金や資産運用にまつわるセミナーを開いたり。入居者の成長や自己実現のサポートを大切にしているのが、古川さんらしい。

「オーナーも入居者の方も大切です。でも僕が一番感謝されたいのは、会社で働くメンバー。たとえば、diffに入ってマンションの開発ができたとか、プライベートで結婚できたとか。以前の僕みたいなくすぶってる若い人たちの力になりたい。一緒に夢を見たいんですよね」

どんな夢を、描いているんでしょう。

「僕らは、まちの開発がしたいんですよ。自分がデザイナーズマンションに住んで人生が変わったように、建物の影響力って大きい。僕らが建物をつくることで、そこで暮らす人が変わり、まちも変わっていく。そのためにも、東京で一番影響力のあるデザイナーズマンションデを開発している会社になりたい」

「でもそれって僕らみたいな新興系デベロッパーがやるには、生半可なことじゃなくて。棟数も必要だし、デザインもより洗練させることが大事。今いるメンバーの気力は充分に足りてると思っているので、一緒に拡大させていくための仲間がもっとほしいんです」

熱く夢を語る古川さん。高い目標を掲げて、努力して達成していくやりがいや喜びを強く実感している人だと感じる。

 

売買事業部の加藤さんも、自己実現に向けて動き続けてきた方。

もともとほかの不動産デベロッパーで収益不動産の開発を担当。より大きな規模の開発がしたいと思い、転職することに。

「triasがめちゃくちゃカッコいいと思ったし、将来的には不動産投資家になる夢もあるので、成功体験を持っている人の近くで働けるのはワクワクしました」

入ってみてどうでしたか?

「投資家さんとの距離がとても近い会社ですね。古川さん自身、投資家さんのことをしっかり見るんですよ」

「お金だけを目的にうちの物件を買いたい人とは付き合いたくない。自分たちが開発したtriasを、投資家さんと二人三脚で大切に育てていく。そこに共感してくれた人とお付き合いするようにしています」

全社員を招待して船釣りをしたり、バーベキューをしたり。取引が終わったあとも関係が続く投資家さんも多いという。

売買事業部の基礎は、土地の仕入れ。

ここをクリアできないと売り上げをつくることはできない、最も重要なポイントだ。

「土地の仕入れは、不動産仲介業者からの情報量の多さが肝心です。どれだけコンスタントに物件の情報を仕入れることができるのか。要はお付き合いの量ですよね」

前職のときは、1日50件ほど仲介業者に飛び込み営業をして関係をつくっていった加藤さん。最低でも月に100件から150件の物件情報が入り、ようやく1件いい物件があるかどうかだという。

新しく入る人も、まずは加藤さんについていきながら、仲介業者との関係をつくっていく。結果が出るまで時間がかかるので、我慢強さが必要だ。

「まだ2年弱ですけど、想像以上に携われる範囲が広くて。いまは縁あってホテルや、コリビングなど新規プロダクト開発のプロジェクトマネジメントをやりながら、自分で仕入れた物件の売却もおこなっています」

「手触り感を持って成功体験を積んでいけるのもやりがいになっていますし、今まで見たことのない景色をみれるのが、すごく楽しいんですよね」

 

次に話を聞いたのは、入社して1年、建築事業部の設計士である田中さん。

意匠設計だけでなく、生産設計も担当していて、新しく募集する施工監督の人とも接点は多い。

「前職も意匠設計の仕事をしていました。古川さんのバイタリティと、ビジョンに惹かれて。実は僕もランドスケープの観点から建物を設計したいと思っていたんです。それで入社を決めました」

「意匠設計だけでなく、実際に現場もみてものづくりの工程も知れるし、職人さんとも仲良くなれる。知らなかったことを知れるのは面白いですね」

あらためて、triasはどのようなブランドなのでしょうか。

「一言でいうのは難しいですが、大きな窓とカウンターキッチンが特徴です。大きな窓を使うことによって外観の印象も面白くなるし、ちょっと間取りが狭い部屋でも開放感を味わえる」

「統一されてるのはそれくらいですね。あとは物件ごとに壁のクロスも色も、外観もすべて違うので、自由度が高いのもtriasらしさだと思います」

triasの物件は、全体のおよそ8割が単身者向けの20平米ほどの1K。限られた空間を効果的に使えるよう、さまざまな工夫が施されている。

たとえば、西日暮里の物件ではカウンターキッチンの上にエアコンが設置されている。

収納棚とライトが一体になっているため、料理をしているときは手元がよく見える。また、部屋全体を見たときには、エアコンも収納棚に入っているので、部屋の要素がまとまり、機能的でカッコいいデザインだと感じる。

施工管理ふくむ建築事業部の人は、渋谷だけでなく浅草などの別オフィスに出社しながら現場を見ていくケースもあるそう。

「同時に5件とか複数の現場を見るので、経験がないと難しいと思います。一方でさまざまな設計士さんのデザインがあるので、どの現場も異なります。もっと成長したい人にとっては魅力的だと思いますよ」

 

最後に話を聞いたのは、入社して4年目、PM事業部で仲介営業をしている井上さん。

「PM事業部は、建物管理と、リーシング、賃貸仲介営業に大きくは分かれていて。私は主に賃貸仲介営業を担当しています。ポータルサイトから問い合わせのあったお客さまを直接現地でご案内し、triasに入居してもらう仕事です」

triasは投資用物件。物件の価値を高めることで、オーナーの利益につながる。

すぐに満室にできることが望ましいけれど、入居後に家賃滞納などのトラブルが発生してしまうと、かえってオーナーにとって損失になってしまう。

「オーナーさんのためにきちんとお客さんを見極めるのも、diffの仲介営業部の存在意義だと思います」

これまでは賃貸営業がほとんどだったけれど、triasに住んでいる入居者から、「ライフステージの変化に伴い、賃貸から住宅購入へと移行したい」というニーズが増えてきた。そうした要望に応えるため、今後はマイホームの紹介、仲介にも注力していく方針だ。

実は建築事業部も兼任していて、部署の立ち上げから関わってきた井上さん。

「毎年入居者アンケートをとって、いただいた要望を物件に反映させているんです。たとえばカウンターキッチンは入居者からも不動の人気で、triasの象徴でもあります。だからこそこだわりを持ってすべて造作してきました」

ただ、収納が付いていないので不便という声もあった。建築部と設計士とも話し、現在は、既成品を取り入れて竣工中。既製品を使用しつつも、triasらしさを失くさないよう、デザインと機能のあいだで、そのバランスを常に模索しているという。

「やることは多いので大変だし、これで良かったのかと常に悩んでます。答えが出るのは1年後とか。プレッシャーもあって怖いけど、自分でプランを書いた物件に、直接お客さんに住んでもらうのはすごくやりがいがあります」

 

東京一のデザイナーズマンションを開発していくという目標に対して、今の課題を聞いてみると、代表の古川さんから「仕組み」という言葉が出てきた。

「うちは自己成長意欲が高い人が多いので、いくつかの仕事や役職を横断してゼネラリスト的に活躍しているメンバーも多いんです。それ自体は素晴らしいことですが、それにより責任の所在がわからない仕事もある。そこは仕組みや体制を整えていく必要があるかなと思います」

「一方で、これからどんどんゼネラリストが求められると思うんです。売買の人が工事のマネジメントもできるとか、マーケティングもできる設計者とか。いくつかのスキルセットを掛け合わせたスペシャルな存在が集まれば、自ずといいものができると思うんです」

スペシャリストではなく、スペシャルな存在。

高い目標を掲げているため、現実的にシビアに数字を追っていく場面もあると思います。

ただ、その先には見たことのない新しい景色が見えるはず。

diffで一緒に、夢を見ませんか。

(2025/02/04 取材 杉本丞)

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