福井県・永平寺での厳しい修行を経て今は青森の霊場・恐山の院代(住職代理)を務めるお坊さん・南直哉さんの渾身の著書。
幼い頃は喘息持ちで苦しい発作のその先の「死」をリアルに感じ「死とは?」「自分とは?」という問いを持ち続けてきたそう。
著者はこの本の中で、人間はみな突然生まれ、死んだらどこに行くのかもわからない、名前も、容姿も、お仕着せのもの。いわば自分というのはこの世を渡るための借り物みたいなもの。ならばもっと力を抜いて生きればいい、と語りかけてくるのです。
この本を読むと、気負わず好きなことをやってみようと一歩踏み出せる、そんな1冊なのです。
木村 愛・きむら あい 編集者。大学卒業後、出版社に勤務するが3年で退社し渡米。NYでライター修業をはじめ、帰国後フリーライターを経て、主婦と生活社に入社。雑誌や書籍、WEBサイトの編集に携わる。現在は「暮らしのおへそ」や「HUIS.の服づくり」など暮らしとおしゃれにまつわる本を編集する傍ら、百貨店イベントやトークショーなどの出版にまつわるイベントの企画、運営などを手掛ける。ポッドキャスト番組「暮らしのおへそラジオ」では一田憲子さんと共にパーソナリティを務めている。