うまく日常がまわらない「雨の日」は、前触れもなく突然やってくる。そんなとき、どんな心持ちでどう過ごしたらいいのか。
この本は、人とつながりながら生きていく中で揺れる日々に、分かりやすく、ときにチャーミングな語り口で寄り添ってくれます。
家族とのやりとりに悩むこともあれば、働く中で「どこまで行っても人間と人間のやりとり」「人は誰でも揺れるもの」と感じる瞬間もある。
この本で、オロオロしたり、失敗することも、相手にとってのケアや励ましになることがあると知って、少し肩の力が抜けました。
「人間への信頼」が根底にあるこの本を、家族のケアに向き合うかたや、人と関わりながら働くかたへおすすめしたいです。