みなさんは「自分」のことを、どれほど知っているでしょうか。
大人になり、忙しい毎日のなかで見失うこともあるかもしれない「自分」。
自分を知り、そのマネジメントを上手にできるようになると、繰り返される毎日に発見が増え、働き方や生き方が、変わっていくかもしれません。
このゼミでは、これまで意識してこなかった、あるいはあえて見過ごしてきた自分の特性や、その傾向を探り、発見し、そこに光を当てていきます。
没頭したい、夢中になりたい、こどもの頃の感覚を取り戻したい。自分のスイッチの入れ方を知り、自分の中の何かを変えてみたい。
そんな思いが少しでもあれば、ぜひこのゼミで二日間「遊び」たおしてみませんか。
具体的な内容は、演劇的エクササイズや、シアターゲームと呼ばれる演劇的な遊びです。こえ・ことば・からだで「詩」をあじわいチームで行う創作発表なども予定しています。
人前で何かをしたことがなくても大丈夫。三名の俳優と、参加者のみなさんと一緒に、じっくり時間をかけて体験していきます。
なぜ、自分を知るために「演劇」なのか。
俳優は、人間を「現す」ことを日々の仕事としています。そこで使うテクニックやノウハウは、人間の本質に触れるものが無数にあります。
また、舞台の上やカメラの前で感情が動く「ドラマ」を起こす必要もあります。それには、自分自身をオープンにして、共演者や観客と「交流」しなくてはなりません。
そして、緊張感の伴う環境で、台本をなぞるのではなく「その場でのやり取り」を生み出すために、自分の声・身体・思考を柔軟でフレッシュな状態に保つことが求められます。
表現のクオリティを一定に保つため、日々、自分の身体のみならず内面のメンテナンスも欠かせません。
これらのスキルは、日常の生活でも、仕事上のコミュニケーションの中でも役立つものだと考えます。
このゼミの目的は演劇作品の上演ではなく、こえ・ことば・身体を通して自分自身の豊かな可能性と、新しく出会うことにあります。
当日は、思考や行動の傾向、他者とのコミュニケーションにおいて好んで選択するパターンなど、自分を知るきっかけになるポイントを見つけることができると思います。
ある部分を深めてみたり、新しい扉を開いてみたり。
日本仕事百貨の社員合宿でもワークショップを実施しました。その時の声を紹介します。
「同じ言葉に対するそれぞれの解釈の違いが見えたこと、相対的に自分の視点が分かり、自己理解につながった」
「一度、体や声をひらくと、普段の自分から離れた行動もなじむと実感しました。と同時に、枠や自分の価値観の中にいたんだなーと実感」
「役割を演じていることを再認識し、それは決してネガティブではない。ありのままで素直でいることが良いとされがちですが、はたしてそうなのか…演じていることを自覚し、俯瞰することが大切と感じました。」
「自分は全体を見た上で、自分の役割を考えたいのだと思った。他の人がどんな役割かわからないのに、自分が行くというのはできなかった。周りを信じることができれば、最初にドアを開けられるようになるかも?」
「普段の会議より意見が活発に出た。みんなが互いにアイデアを出し合い、それを高め合えた。普段の会話との違いは何だったんだろう。ここを考えて活かしたい」
新しい自分との出会い=わたし「リニューアル」を皆さんで一緒に楽しみましょう!
みなさんのご参加お待ちしております。
福本鴻介
太田緑ロランス
椎名一浩