コラム

島の生き方・働き方

このイベントは終了いたしました。
ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。

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「島の管理人」や「島の移住者」などの求人を掲載したことがあります。日本仕事百貨がまだはじまったばかりのときで、トカラ列島という島々に移住して暮らしていく人の募集をしました。

それから5年。

今ではたくさんの家族が移住している島があります。今回はそんな島で暮らす夫婦が東京に来てお話をしていただけることになりました。2014年2月23日日曜日、お昼過ぎの東京虎ノ門でお待ちしています。

こんにちは。日本仕事百貨のナカムラケンタです。トカラ列島にある宝島を訪れたのは、2014年1月のことでした。トカラ列島の中でも訪れたことがない島で、ずいぶん前から行きたい島だったので、念願がかなった形です。

ただ、訪ねるのに18時間もかかる島でした。

金曜日の夜に羽田空港から最終便の飛行機に乗る。夜の鹿児島空港に降り立って、バスで鹿児島市内へ向かう。山形屋という立派なデパートの前にあるバス停で降りて、鹿児島港まで歩いていく。

23時に鹿児島港を出発した船には、家へ帰る人、仕事で島に向かう人など、いろいろな人が乗ってごった返していました。出港したばかりの船内レストランには缶ビールを片手に談笑している人で満席だけれども、ほとんどの人はさっさと自分の寝床に入ってしまいます。

船は錦江湾を抜けて真っ暗な太平洋を進み、屋久島の横を未明に通り過ぎます。早朝にはトカラ列島の一番北端である口之島にたどり着きます。

そこから中之島、平島、諏訪之瀬島、悪石島、小宝島にたどり着いて、宝島に到着するのは土曜日のお昼頃でした。

東京からおおよそ18時間。しかも週に2便しか船はありません。島民はそれぞれの島に100人ほどで、商店は朝と夕方にしか開きません。

そんな島だけれども、短い時間滞在して、本当にいい島だと思いました。できることなら移住してみたい、と思ったほどです。

何より日本仕事百貨を見て島に移り住んだ竹内夫妻に会えたこと、そして彼らの生き方・働き方に接することができたのが、ぼくの人生の中でもかけがえのない体験になりました。宝島に行く前と後では、何かが変わったように思います。

ぜひみなさんにもそんな体験をしていただきたいです。本当はトカラ列島を訪れるのがいいのだけれども、こんなに訪れるのが困難な場所です。だからまずは東京で話を聞いてみてください。

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「島の生き方・働き方」
日本の一番の僻地、トカラ列島。この場所で生きていくこと。

トカラ列島から島民や役場の方々が東京にやってきます。トカラの名産を手に取ったり、移住者の話を聞いたり、特産品が当たる抽選会まで準備しているそうです。さらに移住してみたい人がいれば、個別相談会なども開催する予定です。

参加される方は下記より応募ください。

日時
平成26年2月23日(日) 午後2時~午後6時 受付:午後1時~

全体会場(午後2時〜午後4時)
東京都港区赤坂1丁目2番2号
日本財団ビル2階大会議室

パネル展示及び物販(午後4時〜午後6時)
東京都港区愛宕 1-2-1 リトルトーキョー

定員
50名

参加費
無料

イベント内容
14:00~ 村長あいさつ
14:10~ 十島村の紹介 DVD放映、村の定住支援制度の紹介等
14:35~ パネルディスカッション 宝島のIターン夫妻による話
15:40~ ワークショップ
 16:30~ 十島村の特産品があたる抽選会

リトルトーキョーへ移動

16:50~ 個別面談、特産品販売、パネル展示
※個別相談会は希望者多数により受付終了となりました。
18:00  解散。解散後に、出身者会による懇親会を予定しています。

主催
鹿児島県十島村

協力
「ママの笑顔をふやすプロジェクト」

その他
・お子さんも保護者同伴いただければ参加いただけます。
・途中参加、退出の場合は事前にお知らせいただけると助かります。

このイベントは終了いたしました。
ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。