※このイベントは終了いたしました。

「こんなものが欲しいでしょ?」とか、「これが人気だから」という理由でつくられたものよりも、ただただつくりたいからつくったものを愛おしく感じる。
なぜなんだろう。
人間はミラーニューロンという神経細胞を持っている。
この細胞によって、他人の行動を見ていると、自分のことのように感じるそうだ。まさに共感細胞とも言えるもの。人は共感できる生き物だと思う。
ミラーニューロンが働くには、相手が物理的に近いことだったり、行動する様を見る必要があるそうだけれども、思いの込もったモノからも伝わるんじゃないか。
独立系旅雑誌『LOCKET』は編集長の内田洋介さんが、編集から流通まで、1人で手掛けている雑誌。
手にとってページをめくっていくと、どんなことを考えて雑誌をつくったのかと想像する。
取材の様子、締め切り間近のデスク、印刷所での最終調整。
最新のコーラ特集では、最後に一冊一冊の表紙にガリ版で手刷したそう。
今夜もあっという間の1時間だと思います。雑誌をつくりたい方、ぜひゆっくり聴いてください。
(参加方法)
今回は<オンライン無料視聴>のみです。オンライン視聴される場合はYouTube LIVEをご覧ください。
内田 洋介(うちだ・ようすけ)
1991年生まれ。埼玉県出身。2015年に独立系旅雑誌『LOCKET』を創刊。編集・執筆・撮影・流通までを個人で一貫して行なう。第3号から大谷友之祐(Yunosuke)をデザイナーに据え、2020年7月末には第4号のコーラ特集を発売。9月現在、北海道から沖縄まで約90店舗に展開している。鎌倉を拠点に雑誌や書籍、クライアントワークなど出版編集活動を継続中
ナカムラ ケンタ(なかむら・けんた)
生きるように働く人の求人サイト「日本仕事百貨」代表。シゴトヒト文庫ディレクター、グッドデザイン賞審査員、IFFTインテリアライフスタイルリビングディレクターなど歴任。東京・清澄白河「リトルトーキョー」「しごとバー」監修。誰もが映画を上映できる仕組み「popcorn」共同代表。著書『生きるように働く(ミシマ社)』。2020年には事業承継プロジェクト「BIZIONARY」スタート。