※このイベントは終了いたしました。

こんにちは。日本仕事百貨のナカムラケンタです。
求人サイト「日本仕事百貨」を運営したり、だれもが自分の映画館をつくれるサービス「popcorn」をはじめたり、さまざまなプロジェクトに関わっています。
働き方という意味では、週に3日ほどは事務所に寝泊まりして働きながら、昼はリトルトーキョーの1階でランチを食べて、合間にトレーニングし、夜はまた1階で飲んだりしています。週末は新島を訪れて執筆しつつ、島を楽しんでいます。スタッフにもできるだけ事務所の近くに住むことを推奨していて、2km圏内に住むと住宅補助を支給しています。今まで遠くから通っていたスタッフを見ていると、とてもリラックスしているようです。
東京で働く上で大きな問題となるのは、やはり「通勤」だと思います。ぼくはこの通勤電車と夏でもスーツを着るのは勘弁してほしい、という思いがありました。満員電車だとそれだけで疲れてしまうし、清潔で場所をわきまえた身なりは必要だと思いますが、服装はスーツじゃなくてもいいはず。
そういったものを解決する手段として、「働く」と「生きる」をできるかぎり一致させる、ということを考えてみたわけです。働く場所と暮らす場所を近づける、ということです。もっと言えば、あらゆる機能を事務所のなかに内包させていくということ。
まず事務所の近くに住む。そして出勤して働きながら、ごはんを食べる食堂があり、気分転換にフィットネスジムでトレーニングし、仕事が終わったら目の前の銭湯に入ってからバーで飲む。そして、歩いて帰宅。
働く場所が近いと気が休まらない、という方もいるかもしれません。ぼくは満員電車に比べたら、そちらのほうがいいですし、都市であれば職場の仲間と顔を合わせる、ということもそんなにないと思います。
とはいえ、都市ですべては完結しません。どこか遠くへ行きたくなることもあります。
そのとき土日休みを使って旅行すると、一泊二日しかできない。そのためだけに時間をかけて移動するのはもったいない。だから木曜日くらいから入って木金は気持ち良く働く。一泊二日のために移動するのはもったいないけど、こういう働き方が許されるのであれば、いい気分転換にもなると思います。サテライトオフィスを持つ企業も増えてきましたし、ワーク+バケーション=ワーケーション、という言葉もあるようです。
ぼくは楽をしたいために働き方を見直したい、というタイプではありません。仕事もそうでない時間もできるかぎり自分の時間でありたい。生きるように働きたい。
でも楽をしたいためであってもいいし、暮らしのほうを大切にしたい人だっているはず。いずれにしても、いろいろな働き方が許容される世界であってほしい。
そういう意味では「移動時間」というのは、無駄になってしまうことが多いので、できるだけ減らしたほうがいいのでは、と考えています。
テレワークという選択肢もあるでしょうし、移動時間を楽しむ方法もあるかもしれません。ほかにもいろいろな働き方はあると思います。どんな働き方があるか、カウンターでお酒を飲みながら、お話しましょう。

ナカムラ ケンタ(なかむら・けんた)
1979年東京生まれ。生きるように働く人の求人サイト「日本仕事百貨」を企画運営。シゴトヒト文庫ディレクター。
東京・清澄白河に小さなまちをつくるプロジェクト「リトルトーキョー」や「しごとバー」の企画・デザイン監修。
2014年よりグッドデザイン賞審査員。2017年4月22日、誰もが映画を上映できる仕組み「popcorn」をスタート。
情報番組にてコメンテーターも務める。
著書「シゴトとヒトの間を考える(シゴトヒト文庫)」。
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