イベント

4.11 Wed
しごとバー
食べるを仕事にするナイト

いろんな分野で活躍している方をゲストとしてお招きし、お酒を飲みながら、ゲストと一緒に会話するイベントです。気になるテーマやゲストがいたら、気軽に参加してください。
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※このイベントは終了いたしました。

こんにちは。ノンフィクション作家の中原一歩です。

みなさんは「ライター」って、どんな仕事だと思いますか。いったい、どんな世界を想像するでしょうか。

今夜は、この「ライター」という仕事について洗いざらい、すべてお話しようと思っています。プロのライターになりたい人はもちろん、副業でライターをやろうと考えている人も大歓迎です。仕事として「物を書く」ことを生業とする人が増えることほど嬉しいことはありません。

ただ、ライターにも得意分野があります。普段、雑誌やウェブで政治や社会のことを書いていますが、私の専門は「食」です。「食」といっても、ミシュランなど「皿の上」の料理ばかりを取材するわけではありません。普段は語られることのない「皿の向こう側」についても取材をします。食べるという行為は、食べる「喜び」と同時に、食べなくては生きていけない「辛さ」を内包しています。皿の向こう側に横たわる「不都合な真実」を取材し、記事にしてきました。

けれども、「皿の向こう側」を書くには、「皿の上」のことも書けなければプロとは言えません。だから、365日、常においしいものを探しています。友人からは「歩く食べログ」と呼ばれています。光栄なことです。つまり、私にとって「食べる」ことが「仕事」なのです。しかも飲食費のほとんどは「経費」です(笑)。大好きな料理を食べて、それで原稿料というお金がもらえる。なんて幸せな仕事でしょうか。

どうすれば「食べる」を仕事にできるのか。すなわち、どうすればライターになれるのか。今夜は、その具体的な方法と魅力をお伝えできればと思います。もしかすると、人には教えたくない、あの店の一品が登場するかも……。ご期待ください。


中原 一歩(なかはら・いっぽ)
ノンフイクション作家
15歳の時に父親の経営する会社が倒産。世にいう「夜逃げ」を経験する。屋台を経営するいかす”おやっさん”に拾われ、16歳からの3年間をラーメン屋台のはだか電球の下で過ごす。したがって学歴はほぼない。この頃から調理、接客など料理の世界に興味を持つと同時に、雑誌で「食」をテーマにした記事を執筆する。著書に「最後の職人 池波正太郎が愛した近藤文夫」「私が死んでもレシピは残る 小林カツ代伝」など。

※当イベントは事前予約不要ですが、よろしければ下記の「イベントに参加する」より、当イベントのfacebookページにて「参加予定」へのチェックをお願いします。
※なお、SNSを介して発生したトラブルなどの責任は負いかねますこと、あらかじめご了承ください。
※しごとバーでは、特定の思想や宗教、マルチ商法、情報商材の販売などに関わる方の参加はご遠慮いただいております。そのほか、セクハラ行為なども含めて、参加者に不快感を与える行為を目撃した方はお知らせください。

日時
2018/04/11 20:00 開始
※イベントのメインは22:00くらいまで
会場
リトルトーキョー
参加費
1ドリンク制

※このイベントは終了いたしました。