※このイベントは終了いたしました。
はじめまして。アーティスト牛木匡憲さんの作品集『VISITORS.』を出版させていただきました「aptp books(エーピーティーピー ブックス)」スタッフの杉江です。
aptp booksは、グラフィックデザイナー・宮添浩司と、建築家・滝口聡司が主宰するブックレーベルとして、2018年から活動を始めたばかり。
当たり前のことですが、作家としっかりと二人三脚で本を作っていく。 さらに、本が生まれたあとのことも作家と一緒に考え、届けていく。 小さい規模だからこそできる、本の作り方・届け方を考えながら活動しています。
そして、その本をきっかけに、人と場所、人と人が繋がっていく。 そんな存在になれる本を作っていければと考えています。
今回のしごとバーには、その『VISITORS.』の著者、アーティスト牛木匡憲さんと一緒にお邪魔します。
まず『VISITORS.』についてご説明させていただきますと、この本は、牛木さんが2016年8月13日よりinstagram上に1日1つ描いて公開し続けている、フォロワーのタイムラインに1日1回訪れる『訪問者』のポートレートシリーズから、300体以上を1冊にまとめたものです。
牛木さんは、日本のみならず世界から多数の依頼を受けながら、自身の展示も精力的に行うような多忙な生活をしていますが、お客さんと直接コミュニケーションしながら行う似顔絵イベントやSNSも積極的に取り組み、web上でもコミュニケーションを続けています。
「毎日更新しているので、大変だなと思う日もあります。だけど、そういうときこそもうちょっと頑張ることで自分の限界を超える瞬間に出会えるんです」(牛木)
多忙な中でもそういう気持ちで更新し続けていたSNSや作品展示など、描き続け、発信し続ける牛木さんを見ていたaptp booksの宮添は、いつか自分のブックレーベルから牛木さんの本を出版したいと考えていました。 それが滝口との出会いにより、実現できる環境になり、2019年9月、『VISITORS.』という本がうまれました。
絵で生きていくこと、出版不況と言われる時代にアートブックを出すということ、どちらも簡単ではありませんが、そこにはどんな方法や考えがあるのか。 これからのアーティストとして、SNSや本はもちろん、社会との関わり方など、多角的にお話ししていただく予定です。
SNSや本、そして作り続けることについて、また皆さんがどんな考えを持っているのかもぜひ聞かせてください。
ちょうどこのイベントの日は、リトルトーキョーからほど近い東京都現代美術館で「Tokyo Art Book Fair」を開催しています。 aptp booksも出展していますので、この日はぜひ「Tokyo Art Book Fair」からの「しごとバー」へ、皆さまのお越しをお待ちしております!
牛木 匡憲(うしき・まさのり) 新潟県出身。武蔵野美術大学卒業。文具メーカー、WEB制作会社勤務を経て、現在イラストレーター兼アーティスト。漫画、アニメ、特撮などの表現をベースとしてユーモラスなものからファッションを意識したものまで時代や媒体に合わせた表現を発表し続けている。 【ホームページ】 http://www.ushikima.com/ aptp books(エーピーティーピー ブックス) グラフィックデザイナー・宮添浩司と、建築家・滝口聡司が主宰するブックレーベルです。 【ホームページ】 https://aptp.jp/publishing/
【トーク部分はYouTubeでも配信中!】
※当イベントは事前予約不要ですが、よろしければ下記の「イベントに参加する」より、当イベントのfacebookページにて「参加予定」へのチェックをお願いします。
※なお、SNSを介して発生したトラブルなどの責任は負いかねますこと、あらかじめご了承ください。
※しごとバーでは、特定の思想や宗教、マルチ商法、情報商材の販売などに関わる方の参加はご遠慮いただいております。そのほか、セクハラ行為なども含めて、参加者に不快感を与える行為を目撃した方はお知らせください
※リトルトーキョーは住宅街にあります。これからもこの場所を続けていくために、屋外でのおしゃべりはお静かにお願いいたします。