イベント

4.15 Wed
しごとバー
飲食店、生き残らナイト

いろんな分野で活躍している方をゲストとしてお招きし、お酒を飲みながら、ゲストと一緒に会話するイベントです。気になるテーマやゲストがいたら、気軽に参加してください。
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※このイベントは終了いたしました。

山梨県産のワインが飲めるFourHeartsCafeを営む大木さん。

コロナの影響によって、お店の心配をした常連さんたちから「何か売って欲しい」と言われたそうです。とはいえ、酒販免許があるわけではないので、栓を抜いていないワインを販売することはできません。

そこで考えたのが「お店でワインを楽しむ権利」の販売でした。

いわば、ボトルキープできる権利で、お店を訪れたら飲むことができるというもの。

甲府税務署にも確認。前払式支払い手段なので、資金決済法も調べたそうです。

詳細はFourHeartsCafeのページを見てください。

FourHeartsCafeはこちら。

もともと大木さんは甲府市で山梨県産ワインを飲めるお店をはじめました。

当時はただ並べても誰も山梨のワインを飲んでくれない時代だったそうで、マーケットをつくろうと「ワインツーリズム」をはじめました。

そのときからコツコツ保管してきたワインを頼ることに。

そして今、飲食店の酒販免許が緩和されることになりました。

とはいえ、大木さんはまだ満足していません。ワインの販売は一時凌ぎにしかならないと考えているからです。

たしかに大震災のときも、最初のころは応援の気持ちもあって復興需要がありました。

でも残ったものは、そもそも必要とされているものです。

初期対応、つまりイニシャルコロナ対策も大切です。刻一刻と変化する状況で、まずは足場を固めることが求められる。

でもコロナとの付き合い、いわばウィズコロナは数年に及ぶかもしれませんし、コロナが収束したとしても、人々のライフスタイルは大きく変わっている可能性が高いです。

アフターコロナのことまで考えられたらベストなわけです。

大木さんも走りながら、考えながら、行動しているようです。

今夜はぜひワインを飲みながら参加してください。ほかにも素敵なゲストに参加いただけそうです。それでは20時にオンラインで会いましょう。

大木 貴之(おおき・たかゆき)
1971年山梨県生まれ。マーケティング・コンサルタント会社勤務を経て地元山梨へ。2000年に当時シャッター街だった山梨県甲府市に「FourHeartsCafe」を創業。民間による協働で「ワインツーリズムやまなし」を立ち上げ、山梨にワインを飲む文化と、産地を散策する新たな消費行動を提唱。山梨だけでなく山形、岩手と展開し、ワインに限らず地場産業をツーリズムとして編集し直し、地域の日常を持続可能にしていく取り組みを続ける。

ナカムラ ケンタ(なかむら・けんた)
生きるように働く人の求人サイト「日本仕事百貨」代表。事業やスペース、コミュニケーションシゴトヒト文庫ディレクター、グッドデザイン賞審査員、IFFTインテリアライフスタイルリビングディレクターなど歴任。東京・清澄白河「リトルトーキョー」「しごとバー」監修。誰もが映画を上映できる仕組み「popcorn」共同代表。著書『生きるように働く(ミシマ社)』。2020年には事業承継プロジェクト「BIZIONARY」スタート。

※SNSを介して発生したトラブルなどの責任は負いかねますこと、あらかじめご了承ください。
※しごとバーでは、特定の思想や宗教、マルチ商法、情報商材の販売などに関わる方の参加はご遠慮いただいております。そのほか、セクハラ行為なども含めて、参加者に不快感を与える行為を目撃した方はお知らせください。

日時
2020/04/15 20:00〜21:00
会場
YouTube Live
参加費
無料

※このイベントは終了いたしました。