イベント

5.13 Wed
しごとバー
オンラインでDIYナイト

いろんな分野で活躍している方をゲストとしてお招きし、お酒を飲みながら、ゲストと一緒に会話するイベントです。気になるテーマやゲストがいたら、気軽に参加してください。
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※このイベントは終了いたしました。

リトルトーキョーでは結構、DIYしているんですけど、「あそこ、やり直したいな」という箇所がありまして。1階の緑の黒板塗料を塗った壁なんですけど、ちょっと左官で仕上げたいと思っておりました。

そしたらHandiHouse projectで「オンラインDIYサポート」なるものをやっているそうで。いいなあ、と思っていたら、ルーヴィスの福井さんからも教えていただきまして。

これはご縁だなと。早速、第一回目のオンラインDIYサポートを受けました。

攪拌ビットは塗装用のものだと折れるとか、養生は1、2mmあけないと剥がすときボロボロにとれちゃうとか、ステンレスの柔らかいコテが良いとか。何を買えばいいのか、といった基本的なことももちろん教えてもらえます。

これを素人が調べることは、なかなか難しい。それならプロに教えてもらったらいい。

しかも「住まい手となる施主が参加する、ワークショップ形式の家づくり」をしているHandiHouse project。

素人のわからない、がわかっているわけです。

 

それはそうと、左官って、ロマンですよね。

タイルを剥がしたり、壁をぶっ壊したり、インパクトと丸ノコでトンカン組み上げたり、塗装したり、いろんなことをやってきましたが、まだ体験していなかったのが左官。

40歳にもなると、たいていのことは経験しまして、日常で新しいことに出会うことってないんですよね。でも左官が残ってました。

今夜は左手にビール、右手にコテでいきたいと思います。

みなさんもオンラインDIYサポートも擬似体験してください。そして家に閉じこもっている間にDIYしましょう。

(配信後記)
オンラインDIYサポートを受けながら、左官してきました。

「そんなもんでいいですよ」

モルタルに水と接着増強剤を混ぜるときにも、しっかり測るのかと思えば、こんなアドバイス。ぼくもあまり料理をするときにも厳密にやらないタイプなので、こういう感じは歓迎で。

DIYの情報って、世の中にたくさん溢れているけど、目分量みたいなものを表現するのは難しい。そんなに適当なことも書けないから、しっかりとした分量を書くしかない。

でもオンラインで話しながらなら「もう少し入れたほうがいいかな」とか「かき混ぜてみて」とか「いい感じ」って感じでアドバイスされると、素人でも目分量がよくわかる。

オンラインDIYサポート、また受けたいと思いました。

HandiHouse project
「妄想から打ち上げまで」を合言葉にデザインから工事のすべてを自分たちの「手」で行う建築家集団。2011年活動を開始。設計から施工作業の全てにおいて住み手と共につくるスタイルの家づくりで、ストーリー、家への理解、愛着をつくる家づくりのプロセスを提供してきた。2018年、これまでの活動から自身が得られた達成感・学び・仲間・生きる力をさらに広く提供するため、横浜市にある巨大な家型の倉庫を見つけ、HandiLaboを構える。そこでは「家を趣味にしよう」のキーワードの下、もっと家を楽しむ社会づくりを、自社で、または他社と組んで、または住み手の人たちと実験、実践していくコミュニティを目指す。

ナカムラ ケンタ(なかむら・けんた)
生きるように働く人の求人サイト「日本仕事百貨」代表。事業やスペース、コミュニケーションシゴトヒト文庫ディレクター、グッドデザイン賞審査員、IFFTインテリアライフスタイルリビングディレクターなど歴任。東京・清澄白河「リトルトーキョー」「しごとバー」監修。誰もが映画を上映できる仕組み「popcorn」共同代表。著書『生きるように働く(ミシマ社)』。2020年には事業承継プロジェクト「BIZIONARY」スタート。

日時
2020/05/13 20:00〜21:00
会場
YouTube Live
参加費
無料

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