イベント

5.18 Mon
しごとバー
ローカル電力入門ナイト

いろんな分野で活躍している方をゲストとしてお招きし、お酒を飲みながら、ゲストと一緒に会話するイベントです。気になるテーマやゲストがいたら、気軽に参加してください。
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※このイベントは終了いたしました。

リモートワークばかりしているのも、それはそれで疲れるもの。今は外出自粛のため、他に選択肢がない人も多いかもしれない。

自宅で働くことも、出勤することも、選ぶことができて、はじめて自由を感じることができる。

それなら本当の電力の自由化って何?

電力会社を選ぶことができるように、もう1つの選択肢として自給できたらどうだろう。

今夜のゲストは、それを実践しているお二人です。

西粟倉村にて温泉施設の運営とバイオマス発電事業を立ち上げた井筒さん、そして郡上・石徹白にて集落ほぼ全戸出資による小水力発電所建設に関わった平野さん。

太陽光、小水力、暖房、蓄電池、バイオマス、ポストFIT、V2H、MaaS…

この辺りの言葉を解説してもらいながら、個人でできること、みんなでできることを考える1時間になりそうです。入門編なので、難しい単語は容赦なくお二人に質問しますのでご安心ください。

(配信後記)
「2人も発電について初めは素人だった」というのが一番の驚きでした。

そして2人とも、出発点は地域のお金の流れに着目したこと。

地域内の循環経済を考えるならば、出ていくお金のうち、エネルギーが占める割合はとても大きい。それなら地域内で自給したら良い、という考え方はわかるけど、発想するのと実践するのは大きく異なると思う。

まずは家の太陽光パネルを設置したい。いつか電気自動車も購入して、自前の電気で生きていきたい。

自立とは誰かに依存すること、というのもその通りだと思うのだけど、選択肢が1つしかない依存は自由から程遠いと思う。

電力の自由化は進んでいるようだけど、自分でも選択肢を持ってみたい。とても自由になれる気がする。

井筒 耕平(いずつ・こうへい)
(株)sonraku代表取締役/神戸大学学術研究員 環境エネルギー政策研究所、備前グリーンエネルギー(株)、美作市地域おこし協力隊を経て、2012年より現職。博士(環境学)。 岡山県西粟倉村で「あわくら温泉元湯」とバイオマス事業、香川県豊島で「mamma」を運営しながら、再エネ、地方創生、人材育成などの分野で企画やコンサルティングを行う。 共著に「エネルギーの世界を変える。22人の仕事(学芸出版社)」「持続可能な生き方をデザインしよう(明石書店)」などがある。 愛知県出身、神戸市在住。

平野 彰秀(ひらの・あきひで)
1975年岐阜市生まれ。地域再生機構副理事長、郡上カンパニーディレクター、HUB GUJO 理事、石徹白洋品店取締役。 18歳から32歳まで、東京在住。デザイン会社・経営コンサル会社を経て、2008年岐阜市にUターン。以後、自然エネルギー導入支援と中山間地域の地域づくりに携わる。2011年、郡上市石徹白に移住し、2016年集落全戸出資による水力発電所を建設。

ナカムラ ケンタ(なかむら・けんた)
生きるように働く人の求人サイト「日本仕事百貨」代表。事業やスペース、コミュニケーションシゴトヒト文庫ディレクター、グッドデザイン賞審査員、IFFTインテリアライフスタイルリビングディレクターなど歴任。東京・清澄白河「リトルトーキョー」「しごとバー」監修。誰もが映画を上映できる仕組み「popcorn」共同代表。著書『生きるように働く(ミシマ社)』。2020年には事業承継プロジェクト「BIZIONARY」スタート。

日時
2020/05/18 20:00〜21:00
会場
YouTube Live
参加費
無料

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