イベント

10.16 Fri
しごとバー
なかよし別居

いろんな分野で活躍している方をゲストとしてお招きし、お酒を飲みながら、ゲストと一緒に会話するイベントです。気になるテーマやゲストがいたら、気軽に参加してください。
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※このイベントは終了いたしました。

世の中にはいろいろな「常識」があります。ただ、時代が変われば、常識でなくなることもあります。

たとえば、働くことも「新卒採用」「年功序列」「終身雇用」というようなものが当たり前の時代もありましたし、「人気企業」と聞いて思い浮かぶものも変遷してきました。さらに「副業」「兼業」「リモートワーク」なども一般的なものになりました。

それは結婚も同じなのかもしれません。

群言堂の松場登美さん、大吉さん夫婦は、島根県の石見銀山にて「なかよし別居」をされているそうです。

別居というと、離婚の一歩手前のようなマイナスの印象もあります。 でも二人はそんなことはありません。 それどころか登美さん曰く、「何といってもいちばんよかったのは、夫に対して感謝の気持ちが生まれたことではないでしょうか」とのこと。

いつも一緒にいると、それが当たり前になってしまう。結婚して家族となれば、一つ屋根の下に住む以外に選択の余地はないかもしれない。

でも家族がいても、一人になりたいことがある。離れている時間があるからこそ、わかることもある。

今夜は大吉さんと登美さんを訪ねて、島根県・石見銀山よりお届けします。

(参加方法)
今回は<オンライン無料視聴>のみです。オンライン視聴される場合はYouTube LIVEをご覧ください

松場 大吉(まつば・だいきち)
1953年、島根県生まれ。大学在学中に登美と出会い、結婚。1979年に名古屋で登美と共に「BURA HOUSE(ブラハウス)」の看板を掲げ、パッチワーク商品の下請けを始める。1981年に故郷の島根県太田市大森町に家族で帰郷。1988年、有限会社「松田屋」設立。築150年の古民家を改修し、「BURA HOUSE(ブラハウス)」の店舗とする。以来、夫婦で町内の古民家を改修し、地元の交流の場としてかつよう。1994年、アパレルブランド「郡言堂」を立ち上げる。1998年、株式会社「石見銀山生活文化研究所」を設立。2019年、株式会社「石見銀山群言堂グループ」としてアパレル、飲食、観光などの事業を統合し、代表に就任。井戸平左衛門をまつった井戸神社の井戸正明公奉賛会の代表やNPO法人「石見銀山いくじの会」の理事など、地元の活動にも精力的に関わっている。9人の孫がいる。

松場 登美(まつば・とみ
1949年、三重県生まれ。1974年に松場大吉と結婚、1975年に長女美和子、1978年に次女由紀子、1984年に三女奈緒子を出産。1979年からスタートした「BURA HOUSE(ブラハウス)」ではパッチワーク小物のデザイン、製作を担当。1994年に立ち上げた「群言堂」では、デザイナーとして体にやさしい服を提案している。2001年、大森町内の武家屋敷「阿部家」を買い取り、改修スタート。2002年に「阿部家」に引っ越し、大吉とは別居生活に。2008年、「阿部家」を「他郷阿部家」と名づけ、宿泊施設として営業を始める。2011年、株式会社「石見銀山生活文化研究所」の代表取締役に就任。2018年には10軒目の古民家を再生し、一棟貸しの宿「只今加藤家」をオープンさせる。『群言堂の根のある暮らし』『あるものを生かしきる 毎日を楽しむ捨てない暮らし』(ともに家の光協会)など著書多数。

ナカムラ ケンタ(なかむら・けんた)
生きるように働く人の求人サイト「日本仕事百貨」代表。シゴトヒト文庫ディレクター、グッドデザイン賞審査員、IFFTインテリアライフスタイルリビングディレクターなど歴任。東京・清澄白河「リトルトーキョー」「しごとバー」監修。誰もが映画を上映できる仕組み「popcorn」共同代表。著書『生きるように働く(ミシマ社)』。2020年には事業承継プロジェクト「BIZIONARY」スタート。

日時
2020/10/16 20:00〜21:00
会場
YouTube Live
参加費
無料

※このイベントは終了いたしました。