※このイベントは終了いたしました。
こんにちは。場の編集者の中野悟史です。
その地域・学校でなければ学べない独自のカリキュラムづくり、生徒が通いたくなる公営塾の設置など。
新しい学びの場をつくる「高校魅力化プロジェクト」が注目を集めています。
最近では小学校や中学校にも広がりをみせているようです。
今回はプロジェクトのスタッフとして活躍するお二人をゲストとしてお迎えします。
栃木県茂木町(もてぎまち)の公営塾スタッフの米村さんと、埼玉県立秩父高校の高校魅力化コーディネーターの神宮さんです。
米村さんは非常勤講師として高校の授業を受けもちながら、放課後に学内で開いている公営塾の運営を担当しています。勉強はもちろん、進路相談など、一人ひとりに向き合う時間を大切にしているそう。
神宮さんは高校で「総合的な探究の時間」という授業を担当し、生徒が地域で働く大人たちの話を聞いたり、地元のお祭りのPRに取り組んだりと、高校と地域をつなぎ、秩父ならではの学びが得られるようにサポートしています。
お二人が共通して話されていたのは「学校の外の人、つまり先生じゃない人としていることが重要」ということ。
魅力化スタッフのお二人だからこそ、先生と生徒、ではない斜めの関係性をつくることや、学校外の人たちからの刺激を取り入れることができる。
教員免許がなくても教育の仕事に関われることは、魅力化スタッフの大きな特徴です。
実際に米村さんは新聞記者、神宮さんはイタリアで演劇を学んでいたという、変わったバックグラウンドを持っています。
魅力化スタッフは地域おこし協力隊として活動するため、3年という任期があります。
お二人とも、任期を終えた後も公教育の現場に関わる道を模索しているとのこと。
プロジェクトに関わった経緯や、今後の展望も含め、新しい教育の形について聞いていこうと思います。
高校魅力化プロジェクトを知っている方も、初めて聞いたという方も、新しい発見があるはず。お待ちしております!
トーク後にはおすすめの地域を提案する「カジュアル面談」を実施予定です。
<現地参加をご希望される方へ>
⚫︎時間
19:30-21:30
※19:30-20:30 トークイベント
20:30-21:30 アフタートーク(現地参加のみ)
ご希望の方にはおすすめの地域を提案する「カジュアル面談」を実施予定
⚫︎場所
リトルトーキョー 3F
135-0022 東京都江東区三好1-7-14
⚫︎チケット
指定席:1,000円( 1ドリンク付き)※限定7席、先着順
学割コード (半額):ST_sgt100
立見席:1,000円(1ドリンク付き)
学割コード(半額):ST_sgt100
※指定席はyoutube配信にお顔が映る場合があります。あらかじめご了承ください。
※チケットキャンセルによる返金はお断りしております。キャンセルされる場合、Peatixよりご連絡いただけますと幸いです。
⚫︎YouTube配信あり
※学割 (当日、受付にて学生証の提示をお願いいたします。)
※当日のお支払いは電子決済のみとなります
※なお、SNSを介して発生したトラブルなどの責任は負いかねますこと、あらかじめご了承ください。
※しごとバーでは、特定の思想や宗教、マルチ商法、情報商材の販売などに関わる方の参加はご遠慮いただいております。そのほか、セクハラ行為なども含めて、参加者に不快感を与える行為を目撃した方はお知らせください。
※当イベントは現地参加の場合、事前予約制を推奨しておりますが、当日の飛び込み参加も可能です。
米村直人(よねむら・なおと)
栃木県茂木町公営塾スタッフ
1994年生まれ。東京都出身。大学卒業後、新聞社に入社し警察取材を担当。その後、大学受験予備校で教務事務として生徒募集業務・学習コーチング・進路相談に携わる。民間から一時的に距離を置き、企業利益と遠い環境で生徒と関わってみたいという思いから、2021年9月1日より茂木町に着任(地域おこし協力隊)し、県立茂木高等学校で公営塾「ゆずも塾~VIVAもてぎ~」の立ち上げメンバーとして勤務。2022年度からは非常勤講師として高校で国語の授業を受け持ちながら、塾の運営業務に従事している。進路実現に向けて生徒と共に歩んでいくことができる環境に魅力を感じている。
ゆずも塾~VIVAもてぎ~ WEBサイト
神宮一樹(じんぐう・かずき)
埼玉県秩父市高校魅力化コーディネーター(地域おこし協力隊)
1992年生まれ。埼玉県深谷市出身。東京外国語大学にてイタリア語を専攻。卒業後、イタリア・ナポリにて身体マイムやイタリアの伝統仮面劇を学ぶ傍ら、刑務所内の囚人、マフィア紛争地域の住民、アフリカからの移民等との演劇プロジェクトに参加する。
2019年、石川県能登高校魅力化プロジェクトで演劇ワークショップを行ったことをきっかけに地域と教育に関心を持ち、2020年に愛媛県伊方町に地域おこし協力隊として着任。愛媛県立三崎高校の公営塾「未咲輝塾」講師として、英語の教科指導のほか、全国生徒募集『地域みらい留学』や広報活動にも高校教員とともに携わり、2022年から塾長を務める。
2023年より現職。埼玉県立秩父高校に常駐し、『総合的な探究の時間』の計画・運営をサポートするほか、地域団体と協働する課外プロジェクトの企画・運営も行っている。
埼玉県立秩父高校魅力化プロジェクトinstagram
中野悟史( なかの・さとし )
1994年生まれ。大学では、現地でのフィールドワークを通してマダガスカル経済を研究。経済の発展と共に失われる文化の存在に興味を持ち、卒業後は奈良の工芸雑貨メーカーに入社。日本全国の工芸メーカーと関わる。シゴトヒトでは、イベント業務、リトルトーキョーの運営を担当。 映画が大好き。特技はカヌレづくり。