※このイベントは終了いたしました。
こんばんは。場の編集者の中野です。
自分が住みたい地域で働きたい。そんな想いを叶える働き方のひとつが、地域おこし協力隊。
全国的に広がってきており、“暮らしながらはたらく”選択肢の一つとして、地域おこし協力隊の仕組みを利用する人も多くなってきたように思います。
一方で、選択肢が増えてきたからこそ、探す・選ぶことが難しくなっている面もあるのではないでしょうか。
ガイドブックやまちのホームページに載っている情報だけでなく、実際に暮らす人の話を聞くことができたら、まちのことをよりリアルに知ることができるはず。
今回お話を聞くのは、岩手県大槌町(おおつちちょう)で民間にて協力隊事務局事業を担うおらが大槌夢広場の神谷さんと“協力隊員”である橋本さん。地域おこし協力隊の募集から活動中の隊員のサポート業務までを行なっています。
岩手県の沿岸部、三陸地方に位置する大槌町。
東日本大震災から12年がたち、昔からある産業に加え、サーモン養殖やジビエ事業などが立ち上がり、新たな魅力づくりをすべく挑戦を続けています。
そのなかでも、わたしがとくに気になったのが、おらが大槌夢広場が取り組んでいる地域おこし協力隊の受け入れ方の工夫。
大槌町では、地域おこし協力隊の人たちのことを“ちおこ”と愛称で呼んでいるそう。まちの人に協力隊のことを認知してもらいやすくするために、この名前がつけられました。
おらが大槌夢広場が目指しているのは、地域おこし協力隊にとって日本一柔軟な事務局になること。
たとえば、地域おこし協力隊の業務のひとつにある活動報告書の作成。大槌町では活動報告をnoteに書いてもらっています。
ブログを書くように、活動内容を書いて発信する。その人の言葉で素直に伝えられることは大切だと思います。
ほかにも、2泊3日でちおこを体験できる「おためしちおこ」や、短期間滞在できる「インターンちおこ」など。“ちおこ”ファーストな環境づくりにも積極的に取り組んでいます。
その結果、3年間で20名以上のちおこが着任しています。
東日本大震災を機に発足した、おらが大槌夢広場。「人が人を育て、人が町を育てる」を理念に、震災後から様々なフェーズに合わせた事業を展開。12年間、大槌の町で育った団体だからこその柔軟さと機動力で“ちおこ”に寄り添い、サポートしています。少しでも気になる方は、話を聞きに来てほしいです。
今回は大槌町からリトルトーキョーに来ていただき、お話を聞きます。
年明けには、大槌町のちおこの募集記事も公開される予定なので、そちらもぜひご覧ください。
2024年、最初のしごとバーです!新年の乾杯をしましょう!
<現地参加をご希望される方へ>
⚫︎時間
19:30-20:30
※19:30-20:30 トークイベント、20:30-21:45 アフタートーク(現地参加のみ)
⚫︎場所
リトルトーキョー 3F
135-0022 東京都江東区三好1-7-14
⚫︎チケット
指定席:1,000円( 1ドリンク付き)※限定7席、先着順
学割コード (半額):ST1_sgt100
立見席:1,000円(1ドリンク付き)
学割コード(半額):ST2_sgt100
※指定席はyoutube配信にお顔が映る場合があります。あらかじめご了承ください。
※チケットキャンセルによる返金はお断りしております。キャンセルされる場合、Peatixよりご連絡いただけますと幸いです。
※学割 (当日、受付にて学生証の提示をお願いいたします。)
※当日のお支払いは電子決済のみとなります
※SNSを介して発生したトラブルなどの責任は負いかねますこと、あらかじめご了承ください。
※しごとバーでは、特定の思想や宗教、マルチ商法、情報商材の販売などに関わる方の参加はご遠慮いただいております。そのほか、セクハラ行為なども含めて、参加者に不快感を与える行為を目撃した方はお知らせください。
※当イベントは現地参加の場合、事前予約制となっております。希望される方は下記の「チケット」より、当イベントのPeatixページにてお申し込みをお願いいたします。
神谷未生(かみたに・みお)
一般社団法人おらが大槌夢広場 代表理事。名古屋出身。アメリカで正看護師として働いた後、海外支援業務に携わるようになる。中南米やベトナムにて看護師として活動。ベトナムから帰国する2週間まえに東日本大震災が発災。帰国直後から、国際NGO職員として甚大な被害を受けた大槌町に派遣。その後、大学院留学のため、一度大槌を離れたが、帰国後再び大槌へもどり、一般社団法人おらが大槌夢広場へ参画。震災伝承事業、移住定住事務局、地域おこし協力隊事務局、空き地空き家情報バンク運営など、多方面から町と町の人を育てる事業を展開。大槌の男性と結婚し、現在2年性になるオスの生物を育成中。
橋本航(はしもと・わたる)
大槌町地域おこし協力隊(移住コーディネーター)。東京出身。東北大学建築学部卒。震災と葬送儀礼をテーマにした卒論を書くのに、大槌町と出会う。何度か通ううちに「大槌で暮らしてもいいかも」という気もちになり、卒業後、大槌町の地域おこし協力隊として着任。移住コーディネーターとして、ワーケーション企画や空き地空き家情報バンク設立に携わる。でも、建築の道をまっとうする夢も諦めきれず、町内の1級建築士の元で副業を開始。東京の建築会社でのインターンも経験。今後、設計事務所への就職や大学院への進学等も視野に入れながら、卒隊後の道を模索中の20代。
中野頌子(なかの・しょうこ)
1998年生まれ、愛知出身。学生時代は保育を学びながら、舞台の裏方を担当。2020年から日本仕事百貨のイベント担当として、しごとバーの企画・運営や、焚き火を囲む企業合同説明会「かこむ仕事百貨」の運営に携わる。さまざまな生き方・働き方を紹介し、ライフスタイルの選択肢が広がるきっかけづくりに取り組む。将来の夢は、大型犬と一緒に暮らすこと。
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