イベント

しごとバー
10.4 Fri
してもいい、しなくてもいい
“やりたい”をじっくり見つめる

いろんな分野で活躍している方をゲストとしてお招きし、お酒を飲みながら、ゲストと一緒に会話するイベントです。気になるテーマやゲストがいたら、気軽に参加してください。
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※このイベントは終了いたしました。

※【延期後開催のお知らせ】台風の接近にともない延期しておりました、8月30日(金)イベントを10月4日(金)に開催する運びとなりました。あらためてご案内させていただきます。延期前にお申し込みをいただいたみなさまも再度お申し込みください。

こんにちは。編集者の荻谷です。

京都府の北部にある京丹後市。ここに高校生や地域の人が集い、それぞれのやってみたいことにチャレンジできる「京丹後市未来チャレンジ交流センター roots(以下、roots)」という施設があります。

公立高校の近く、10坪ほどのrootsのなかには、高校生や大人たちが「やってみたい」を書けるカードと、それを相談できる相談員や一緒に取り組む地域内外の大人たちがいます。

思い思いに書かれたカードで壁一面がいっぱいになるほど、常にたくさんの「やってみたい」が集まっているそう。

2020年9月から2024年6月までに、249件のチャレンジが形になりました。

「roots」のロゴをデザイナーと一緒につくったり、プロのエスティシャンからメイクやスキンケアを学ぶ講座をしたり。廃校を利用した地域イベントの企画運営や丹後の海に眠る遺跡の調査なども。

自分の興味や関心にあわせて、家族とも先生とも違う大人に出会える場所であり、家と学校、塾とは別の居場所になっています。

今回は京丹後市と共にこのrootsを企画した「まちの人事企画室」に所属し、副業可能な公務員「フリーランス行政マン」など、京丹後で地域の可能性を広げている川渕さんと山本さんをゲストにお迎えします。

活動の根っこにある思いは、「すべての人が、主体的にたのしく働ける」環境や状況をつくりたいということ。rootsもそのひとつ。

2013年、川渕さんが東京から京丹後にUターンしてきたとき、仕事や働く選択肢の少なさを感じたそう。まちづくりに関わりたいと帰ってきたものの、いざ帰ってくると胸にあったのは漠然とした不安。

「自分は何がやりたいのか」

自問自答しながら、まちづくりや移住に関わる仕事を自ら開拓し、行政や地域の企業の採用、人材開発にまで領域を広げていきました。

進んでいくと、最初の不安は「わくわく」する気持ちに変わっていった。そして、不安は地域という場所が原因ではないと気づいたそう。

どこにいても、「自分がやりたいこと」「楽しいと思えること」に向き合い、いろんな形で実現させてきた「まちの人事企画室」のふたりの話を聞いていきます。

聞くだけでなく、参加者みんなで自分の「やりたい」や「楽しい」を話す時間もつくろうと思います。

今は思い浮かばないという人も、ふたりの話を聞きながら考えるのでも大丈夫。私も考えてみます。

最後に、このしごとバーの打ち合わせのとき、ゲストの山本さんの言葉が印象的だったので、紹介します。

「やりたいことはやればいいし、やりたくなくなったらやめればいい。目の前におまんじゅうがあったら、食べたければ食べればいい。そのおまんじゅうが美味しかったら、誰かに知らせてもいいし、自分で売ってみてもいい」

「やりたいことがあれば、こんなやり方もあるぜって教えたいし、やりたいことができていれば、どんなふうにやっているか教えてほしい」

話をしながら深めていく時間になれば、うれしいです。

 

<現地参加をご希望される方へ>
⚫︎時間
19:30-21:30
※19:30-20:30 トークイベント
  20:30-21:30 アフタートーク(現地参加のみ)

⚫︎場所
リトルトーキョー 4F
135-0022 東京都江東区三好1-7-14
※受付、ドリンクの注文は3Fで行います 

⚫︎チケット
無料(ワンドリンク制)
Peatix上でご予約ください

⚫︎冒頭約15分のみYouTubeしごとバーのチャンネルで配信を行います

※当日のお支払いは電子決済のみとなります
※なお、SNSを介して発生したトラブルなどの責任は負いかねますこと、あらかじめご了承ください。
※しごとバーでは、特定の思想や宗教、マルチ商法、情報商材の販売などに関わる方の参加はご遠慮いただいております。そのほか、セクハラ行為なども含めて、参加者に不快感を与える行為を目撃した方はお知らせください。
※当イベントは現地参加の場合、事前予約制を推奨しておりますが、当日の飛び込み参加も可能です。
※座席をご希望の方には、お早めにご来場いただくことをお勧めいたします。状況により立ち見となる場合もございますので、予めご了承ください。

川渕 一清(かわぶち・かずきよ)
まちの人事企画室 代表
自分が自分らしく働き暮らせることを探求し、人事課題の視点から「仕事や働き方の選択肢」の幅を広げようと企業の伴走支援や行政の委託事業を行う。若者の交流拠点事業では2022年グッドデザイン賞を受賞。
🔗 まちの人事企画室 webサイト
🔗 京丹後市未来チャレンジ交流センター roots(ルーツ)

山本 尽日(やまもと・じんじつ)
まちの人事企画室 デザイナー
1985年京都生まれ。デザイン事務所代表を経て仲間と共に独立。傍ら都内金融企業で会社員 兼 スナック経営者。東京と京丹後を拠点としながら、デザインコミュニティ「LIVE DESIGN School」映像+広報担当として全国巡業中。
🔗 LIVE DESIGN School

荻谷 有花(おぎたに・ゆか)
日本仕事百貨の編集者兼リトルトーキョー運営スタッフ。新潟出身。印刷・企画制作を行う会社でデザイン業務を経験。その後シゴトヒトに入社。産地のインターン「オープンハサミ」や、焚き火をかこむ合同企業合宿「かこむ仕事百貨」の企画/運営に携わる。おまんじゅうは粒もこしも好き。

日時
2024/10/04 19:30〜20:30(20:30-21:30アフタートーク)
会場
リトルトーキョー4F
参加費
無料

※このイベントは終了いたしました。