こんにちは。場の編集者の初香です。
「働くこと」を最初に意識したのはいつだろう。
温泉道場の小林さんとお話していると、そんな疑問がうかびます。
温泉道場は“おふろから文化を発信する”という理念のもと「おふろcafé」や里山リゾート施設「O Park OGOSE」などを運営。温泉をはじめとする地域の事業を受け継ぎ、アップデートしている会社です。
小林さんは新卒で温泉道場に入社し、現在7年目。いまは採用担当として学生の話を聞いたり、大きくなっていく会社内のコミュニケーションを円滑にしたりしていく「HR&カルチャー室」という部署で働いています。
もともと、温泉業界を求めて就職活動はしていなかったという小林さん。幼いころからクラシック音楽の勉強をしていました。
音楽の世界で希望や挫折を味わいながら、年を重ね人生の岐路に立ったとき、この先どうしたらいいのかと道に迷ったそうです。
音楽に打ち込んでいたからこそ世の中にある「仕事の種類」を知らない。
まず、自分の身の周りにあることから「仕事」を考えはじめ、社会科見学に参加するような気持ちで就職活動をしていていました。
そのなかで見つけたのが、温泉道場。本気で仕事と遊びに取り組み、人生を楽しんでいる大人たちがいる。そう感じたそう。
規模も今ほど大きくない時代、代表の山﨑さんをはじめ、先輩方には仕事の仕方以上に人生の向き合い方を教えてもらったといいます。
音楽とは別の道を歩みはじめ、自分には何もない、という挫折した状態で入社したと語る小林さん。
HR&カルチャー室では、社内外問わず、さまざまな人たちとのコミュニケーションをとってきたこと。それは働くなかで身につけて自覚していった、自分の知らない、自分の得意なことだったと話してくれました。
世の中にたくさんある、働く選択肢。いつ「働く」と出会い、どのように付き合っていくのか。
規模が大きくなってさまざま変化をしていっている温泉道場の話も合わせて、音楽の道から温泉道場に入社した小林さんのお話を、演劇の道から日本仕事百貨に入社した私が聞いていきます。
ぜひお待ちしています。
<現地参加をご希望される方へ>
⚫︎時間
19:30-21:30
※19:30-20:30 トークイベント
20:30-21:30 アフタートーク(現地参加のみ)
⚫︎場所
リトルトーキョー 4F
135-0022 東京都江東区三好1-7-14
⚫︎チケット
無料(ワンドリンク制)
Peatix上でご予約ください
⚫︎YouTubeしごとバーのチャンネルで配信を行います(冒頭15分)
※当日のお支払いは電子決済のみとなります
※なお、SNSを介して発生したトラブルなどの責任は負いかねますこと、あらかじめご了承ください。
※しごとバーでは、特定の思想や宗教、マルチ商法、情報商材の販売などに関わる方の参加はご遠慮いただいております。そのほか、セクハラ行為なども含めて、参加者に不快感を与える行為を目撃した方はお知らせください。
※当イベントは現地参加の場合、事前予約制を推奨しておりますが、当日の飛び込み参加も可能です。
小林 佳奈(こばやし・かな)
埼玉県寄居町出身。2018年株式会社温泉道場へ新卒入社。
大学時代まではクラシック音楽を学ぶ日々を過ごす。大学4年生の就活期に、「本気で、楽しく」仕事や生きることに向き合っている大人がいること。それを茶化すことのないカルチャーに惹かれ温泉道場へ入社。
入社後は昭和レトロな温泉銭湯玉川温泉にて3年間の店舗勤務を経て、2021年よりHR&カルチャー室へ異動。2023年社長賞受賞、同年室長へ就任。現在は経営計画に基づいた中長期の人事戦略から、新卒採用/中途採用/研修・育成/カルチャー発信など川上から川下までHRBPとして実行中。
🔗温泉道場
髙橋 初香(たかはし・はつか)
日本仕事百貨でイベントやリトルトーキョーの運営を担当。埼玉県出身。
高校卒業後、舞台やイベントを中心とした俳優業を経験。コロナ禍をきっかけに大好きだった本に携わりたいと思い、桑沢デザイン研究所に入学。生き方と働き方を考えているとき「日本仕事百貨」と出会い、2024年に入社。場の編集者として、人々が出会い、つながっていく場をつくりたいと思っている。趣味は散歩。