※このイベントは終了いたしました。
こんにちは。場の編集者の初香です。
日本仕事百貨ではたらいていると「移住」や「都市と地方」という言葉を耳にすることがよくあります。
全国各地の求人を紹介しているので、リトルトーキョーを訪れる人も、都心に住む人や地方に住む人とさまざま。お互いの仕事や暮らし方への関心も、自然と高い場になっているように感じることも。
私たちも今年は、しごとゼミ「私の移住論」を開催。
実際に移住した方の話を聞き、さまざまな生き方があることを再認識させられました。
今回のゲスト、合田百恵(ごうだ・ももえ)さんは、東京から長野県の辰野町(たつのまち)に移住し、現在は辰野町の地域おこし協力隊として働いています。
辰野町は人口約2万人のちいさなまち。点在する商店をつなぎ直した「トビチ商店街」をはじめ、空き家を活用して移住者がお店やオフィスをかまえたり、民泊でワーケーションができたり。
地元の人と外から来た人をつなぐ面白い事業が生まれています。
そのコミュニティで暮らしている合田さん。移住のきっかけは、自分のなかにある「“生きる”と“働く”をつなぎたい」という思いからでした。
ただ、移住して地方で働きはじめた今、生きると働くがつながった… と、うまくはいかなかったそうです。
辰野町に移住し、さまざまな人たちに出会ったことで、考え方がアップデートされコミュニティのなかで影響を受け、そして与えてきた合田さん。
良いこともそうでないことも経験し、進んできたからこそ、今問い直している「生きること」と「働くこと」。
「あなたは何がしたいの?」という問いに答えられなくなっている自分がいる。そんな思いを抱えながらも、日々辰野町で自分のできること、やりたいことを模索しています。
当日のしごとバーでは、合田さんが「生きると働くをつなぐ」を体現していると感じるMoonBase株式会社の小菅さんにご参加いただきます。
辰野町という場所でたまたま出会った人たちがどう影響し合っているのか。どんなことを考えながら生きているのか。そんなことも聞いていけたらと思っています。
「答え」のようなものは、出ないかもしれません。けれど一緒に考え、話しながら、自分なりの指針が見えるような時間になったらうれしいです。
お待ちしています。
<現地参加をご希望される方へ>
⚫︎時間
19:30-21:30
※19:30-20:30 トークイベント
20:30-21:30 アフタートーク(現地参加のみ)
⚫︎場所
リトルトーキョー 4F
135-0022 東京都江東区三好1-7-14
※受付、ドリンクの注文は3Fで行います
⚫︎チケット
無料(ワンドリンク制)
Peatix上でご予約ください
⚫︎YouTubeしごとバーのチャンネルで配信を行います
合田百恵(ごうだ・ももえ)
1997年生まれ。 大学時代に、対話によって自他の可能性が開かれていく体験をし、月50人との対話を始める。 前職は、複合機メーカーの法人営業に従事。「人と人の繋がり」に興味を持ち、様々なコミュニティに入ったり、気になる人に会いに行ったりと、多様な価値観に触れる。 あるイベントで、辰野町を拠点に活動されている方と縁し、遊びに行くようになる。辰野町の方々と交流する中で、あなたの”やりたい!”を大切にしてくれる雰囲気を感じ、「対話を通して、自分が歩みたい道を見つめる機会を作りたい」と、2024年2月に辰野町で対話イベントを開催。このイベントがきっかけとなり、2024年5月から地域おこし協力隊として活動を開始。
小菅勇太郎(こすげ・ゆうたろう)
2001年生まれ。幼少期に国内外を転々としながら、多様なライフスタイルを目の当たりにし、『生きるを自由に、』がライフミッションになる。 2020年慶應義塾大学SFC入学後、地域活性化コミュニティRural Laboを設立。 2021年ワーケーション特化型ホテル予約サービス "Otell" の立ち上げに従事。2022年長野県辰野町でMoonBase株式会社を創業、「行きつけの田舎があるライフスタイル」を提供する親子向け体験型宿泊施設Co-Satoの事業開始。辰野町起業型地域おこし協力隊としても活動中。MAKERS UNIVERSITY7期 / J-StarX U25シリコンバレープログラムなど。
Co-Sato
髙橋 初香 (たかはし・はつか)
日本仕事百貨でイベントやリトルトーキョーの運営を担当。埼玉県出身。高校卒業後、舞台やイベントを中心とした俳優業を経験。コロナ禍をきっかけに大好きだった本に携わりたいと思い、桑沢デザイン研究所に入学。生き方と働き方を考えているとき「日本仕事百貨」と出会い2024年に入社。場の編集者として、人々が出会い、つながっていく場をデザインしたいと思っている。趣味は散歩。