イベント

しごとゼミ
10.15 tue – 1.14 tue
文章で生きるゼミ

いろんな分野のプロフェッショナルが先生となり、知識や経験、実績などを明らかにしながら、実践を通して学ぶゼミナール形式のスクールです。

※募集は終了いたしましたたくさんご応募いただきありがとうございました

こんにちは。日本仕事百貨のナカムラケンタです。 10回目の「文章で生きるゼミ」を開催します。

このゼミは名前のとおり、「文章で生きていくこと」を目的にしたゼミです。

ライターとして生きていくことも含まれますし、より広い意味で「文章で生きていく」ことも入ります。誰もが発信できる時代、文章を書くスキルはより広く求められるようになりました。

卒業生には「文書で生きている」人たちが増えています。それは「答え」を提供するのではなく、「考え方」「過程」を大切にしているからだと感じます。

プログラムは主に2つ。実践している方の話を聞いたり、仕事百貨のインタビュー・執筆・編集の方法を学んだりする座学と、実際に文章を書いて講評を受ける実践です。

座学では、編集者や作家などのみなさんに、仕事を通して得られた「知見」を話してもらい、それが生まれた経緯をじっくり聞いていきます。また日本仕事百貨が培ってきた技術や経験も共有します。

実践では、実際にインタビューしたり、文章を書いたりしてもらいます。

なぜ「考え方」「過程」が大切にしているのか。

たとえば、自分たちは校正のときに「ペアエディティング」という手法を取っています。

これは担当者と校正者が1つのモニターで文章を確認し、会話しながら校正していくもの。

普通の校正は、赤入れといって、校正をする人が原稿に赤いペンで修正などを追記していきます。ただ、これだと時間もかかるし、ニュアンスを伝えることに苦労します。

ペアエディティングでは、何か違和感があれば、まず違和感があることを伝えます。そして、会話しながら、その違和感について探っていきます。そうやって進めるので、お互いの考えていることを理解しやすいし、長々と文章に残さなくても伝わります。それに、1人では考えられなかったところまで深く思考できます。

ペアエディティングという手法をそのまま真似ればいいわけではないと考えています。その根底の考え方や成立した経緯を理解できれば、それぞれの状況に応じた最適なやり方に応用できるはずです。

答えがない時代です。誰かの答えに頼るよりも、「考え方」「過程」を通して、それぞれに合ったやり方を導けるようになったほうが良いと考えています。

「考え方」や「過程」を共有できれば、あとは実践。実践すればするほど、「自分の仕事」に近づくと思います。

現在、日本仕事百貨で働くメンバーも、ほとんどがこのゼミの経験者です。今回も良いご縁があれば受講生から日本仕事百貨の編集者やチームのファシリテーターなどを採用したいと考えています。もちろん、採用されるつもりがない方でも受講いただくのは大歓迎です。

ゲストと一緒に働く機会も生まれることをあるかもしれません。プロのライターや編集者も参加するので、参加者同士の出会いが仕事につながることもあります。何より、わたしたちもいろいろな仕事を知っているので、一緒に探すこともできるかもしれません。

文章で生きていきたい方、ぜひ参加ください。2025年の始まりには、次の仕事が決まっているかもしれません。お待ちしています。

日程:2024/10/15 〜 2025/1/14(毎週火曜日開催) 各回19:30〜21:30
オンライン/オフライン
オフライン会場:リトルトーキョー(東京都江東区三好1-7-14)4F

講師紹介

中田一会・なかた かずえ
株式会社マガジンハウス〈こここ〉編集長/株式会社きてん企画室 代表

 

1984年生、武蔵野美術大学芸術文化学科卒業。出版社、ロフトワーク、アーツカウンシル東京で企画・編集・広報PR職として勤務。2018年に独立、〈きてん企画室〉を創業。2021年にウェブマガジン〈こここ〉を創刊。10/15をご担当いただきます)

 

 

藤原 章次・ふじわら あきつぐ
藤原印刷株式会社 営業部 部長

 

1984年生まれ。2009年に家業である藤原印刷へ入社。仕様を決めていない企画段階からの本づくりのサポートを得意とし、個人法人問わず想いを込めた本をつくる「クラフトプレス」という新しい言葉を掲げ、推進中。イベント限定の印刷屋の本屋や工場を開放した体験型イベント「心刷祭」、など様々なサービスを立ち上げる。10/22をご担当いただきます)

 

 

団 遊・だん あそぶ
編集者/アソブロック株式会社代表取締役

 

大学卒業後、小説家を目指すも、文芸誌への投稿が実ることはなく、食べるためにライターに。望外の依頼数を受け、たちまち売れっ子に。現在は、ヨノナカの編集者。出版社ホンブロック発行人。

🔗団遊日記

10/29をご担当いただきます)

 

影山 知明・かげやま・ともあき
クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主

大学卒業後、経営コンサルティング会社、VCを経て、2008年、こどもたちのためのカフェ、クルミドコーヒーをオープン。クルミド出版を事業化。2017年、胡桃堂喫茶店。他にも地域通貨、まちの寮等。著書に『ゆっくり、いそげ』。11/5をご担当いただきます)

 

鯨本 あつこ・いさもと あつこ
有人離島専門メディア『ritokei』統括編集長

 

NPO法人離島経済新聞社代表理事、有人離島専門メディア『ritokei』統括編集長。リトケイと島のキーマンでつくった『世界がかわるシマ思考-離島に学ぶ、生きるすべ』(issue+design)では編集・執筆を担当11/12をご担当いただきます)

 

 

 

伊藤 総研・いとう そうけん
プランナー/編集者

 

雑誌、ラジオ、WEBサイト、店舗、空間など、分野は多岐に渡るが、総じて、企画して、作る仕事をしている。雑誌『BRUTUS』では、過去40冊以上の特集を担当。本の編集では、『坂本図書』『龍一語彙』『監督だもの 三谷幸喜の映画監督日記』『NF BOOK』など。11/19をご担当いただきます)

 

 

運営

ナカムラ ケンタ・なかむら けんた
編集者 / 求人屋 / 日本仕事百貨代表

求人サイト「日本仕事百貨」代表。東京・清澄白河「リトルトーキョー」にて、いろいろな生き方・働き方に出会える「しごとバー」を企画・運営。グッドデザイン賞など、様々な審査委員を歴任。著書『生きるように働く(ミシマ社)』。各回の聞き役、課題の講評を行います)

ゼミスケジール

第1回 2024/10/15(火)19:30〜21:30
中田 一会さんの「知見」を聞く。+ミニ交流会

第2回 2024/10/22(火)19:30〜21:30
藤原 章次さんの「知見」を聞く。+ミニ交流会

第3回 2024/10/29(火)19:30〜21:30
団 遊さんの「知見」を聞く。+ミニ交流会

第4回 2024/11/5(火)19:30〜21:30
影山 知明さんの「知見」を聞く。+ミニ交流会

第5回 2024/11/12(火)19:30〜21:30
鯨本 あつこさんの「知見」を聞く。+ミニ交流会

第6回 2024/11/19(火)19:30〜21:30
伊藤 総研さんの「知見」を聞く。+ミニ交流会

第7回 2024/11/26(火)19:30〜22:00
「話を聞く、話してみる」+日本仕事百貨の「知見」+ミニ交流会
まずは基本をお話します。 そのあとは早速、実践です。考えるよりも実践するのが一番です。 人の会話を聞きながら、どう感じるか考えてみます。 具体的には参加者同士でインタビューをしてもらいます。 聴講生も希望者同士でぜひやってみましょう。

第8回 2024/12/3(火)19:30〜22:00
「文字にして失われるものを考える」+日本仕事百貨の「知見」+ミニ交流会
インタビューしたものを、そのまま文字に起こして読んでみます。会話なら分かるのに、文章にしてみるとわかりづらい。 なぜそうなるのか一緒に考えていきます。

第9回 2024/12/10(火)19:30〜22:00
「インタビューを文章にする」+日本仕事百貨の「知見」+ミニ交流会
インタビューした内容をまとめて、相手を紹介する文章を書いてもらいます。

第10回 2024/12/17(火)19:30〜22:00
「それぞれが書きたい文章を書いてみる」+日本仕事百貨の「知見」+ミニ交流会
自分はどういう文章を書きたいのか考えてみて、実際に書いてもらいます。

<年末年始は自分の生き方・働き方を考えてください>

第11回 2025/1/7(火)19:30〜22:00
「発表」+日本仕事百貨の「知見」+ミニ交流会
みなさんの文章を発表する時間をつくります。

第12回 2025/1/14(火)19:30〜22:00
それぞれが考える生き方・働き方共有会+卒業懇親会
オンラインの参加者も含めて、東京・清澄白河で懇親会を開催します。

※各回のアーカイブ配信を行います。
※事務局からの「お知らせ」や参加者同士のコミュニケーションなどは、すべてSlackを使用します。
※通学型受講生は、一部の回に参加できないときは課題を送っていただければ添削することも可能ですただし初回はできる限り出席することをオススメします 
※オンライン聴講生も課題に取り組んでいただくことはできますが、講師による添削や講評などは含みません。Slackに発表したり参加者同士で講評しあうことはできます
※追加で補講を開催することがあります
※終了予定時間を超えることがあります
※ミニ交流会は通学型受講生のみ参加できるオフラインの懇親会です。ゲストと一緒に懇親できます。毎回ワンドリンク付き。終わり30分程度を予定していますが、ゼミの進行の都合上予告なく変更になる場合があります。
※第12回 (1/7)のみ、オンライン聴講生もご希望であれば、オフラインの懇親会に参加できます。会費は3,000円です。

参加方法 
通学型に参加の方は東京・清澄白河のリトルトーキョー(江東区三好1-7-14)4Fまでお越しください。通学型受講生(学割)を除き、オンラインでの参加も可能です。
オンライン参加者は、YouTube Liveを使用して参加していただきますまずは下記からお申し込みください

参加費
A 通学型受講生(講評付き):99,000円税込108,900円・11回分+補講 ※満席のため募集を終了しました(9/9(月)追記)
B 通学型受講生:77,000円税込84,700円・11回分+補講  ※満席のため募集を終了しました(9/18(水)追記)
C 通学型受講生(学割)61,600円税込67,760円・11回分+補講) ※満席のため募集を終了しました(9/19(木)追記)
D オンライン聴講生: 72,600円 税込 11 回分+補講
E オンライン聴講生(学割) : 58,080円 税込 11 回分+補講)

※学割は高校生/大学生/専門学校生/大学院生などが対象です。証明書の提出が必要です。
通学型受講生(学割)は必ず出席してもらい、会場の準備、片付けなどをお願いします。
※通学型受講生もオンラインで受講することは可能です。
※ご入金後の返金対応はいたしかねます。あらかじめご了承ください。

定員
A 通学型受講生(講評付き):8名まで ※満席のため募集終了しました
B 通学型受講生:15名ほど ※満席のため募集終了しました
C 通学型受講生(学割):2名まで ※満席のため募集終了しました
D オンライン聴講生:30名ほど ※ご好評につき15席の追加販売をいたします(9/30(月)追記)
E オンライン聴講生(学割) :4名まで ※ご好評につき5席の追加販売をいたします(9/30(月)追記)

オンライン環境
・オンライン参加の場合、PCやタブレットなどの端末と安定したターネット環境が必要です
当日はオ会議サービスZoomを使用して開催しますアプリケーシのダウロードなど必ず事前に準備していただくようお願いいたします
・オンライン参加の方も、任意で課題に取り組んでいただくことはできます。課題に対して講師から講評はできないものの、Slackに発表したり参加者同士で講評しあうこともできます。

募集期間
2024年9月30日(月)まで
※お申込後、参加費をお振込いただき、ご入金を確認できた方から先着順とします。
※参加費のお振込期限も、9月30日(月)までとなります。
※定員に達した時点で締め切りとなります。
※ご入金後のご返金はできません。

概要
しごとゼミは仕事への取り組み方や考え方を学ぶ場です
仕事のスタスや考え方に共感できる人と出会うことができます過去のゼミ生ともつながります
講師側は仕事の仲間探しを受講生は共感できれば求人に応募もできます
一緒に働く働かないに関わらず講師側は本気で伝え教えます
本気なので普段言えない話もありますし秘密も守ってもらいます
・ゼミ後半では課題の提出があります
希望者は内容によっては日本仕事百貨へ自分の文章を掲載することも可能です

対象の方
文章を書く仕事をしたい
日本仕事百貨で働きたい
今の仕事に活かしたい
自分の本を出版したい
自分のメデアを持ちたい
・同じ思いを持つ参加者たちと出会いたい。

 

<注意事項>
貴重品等の管理は、ご自身でお願いいたします。
ト中、その様子を写真撮影し、広報等に使用させていただくこと、あらかじめご了承ください。
・SNSを介して発生したトラブルなどの責任は負いかねますこと、あらかじめご了承ください。
・特定の思想や宗教、マルチ商法、情報商材の販売などに関わる方の参加はご遠慮いただいております。そのほか、セクハラ行為なども含めて、参加者に不快感を与える行為を目撃した方はお知らせください。

日時
毎週火曜日 19:30-21:30
会場
リトルトーキョー / YouTube