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言葉をつくる仕事と
それにまつわるあれこれ

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

誰かの心に届く言葉って、どんなものだろう。

編集の仕事を通じて見えてきた答えのひとつに、「等身大で書かれたもの」というのがあります。

自分の気持ちに嘘をつかずに、一つひとつ腑に落ちる言葉を重ねていくと、それに共感してくれる人が現れる。

そんな言葉を紡ぐには、等身大の自分でいられる場所があることがまず大切なんじゃないかと思います。

株式会社Rockaku(ロッカク)。現在、コピーライター3人が働く会社です。

広告などのコピーワークをはじめ、Webサイトのコンテンツ企画や記事執筆、ブランドのコンセプトづくりやネーミングなど、言葉をつくることを中心に、それにまつわるあらゆる仕事を担っています。

今回、新たにコピーライターを募集します。

経験は問いません。何より重視したいのは、今のメンバーとの相性です。3人の飾らない雰囲気を、ぜひ感じ取ってください。

 

普段はフルリモートで働くRockakuのみなさん。各々が自宅付近で仕事をしていて、全員集まるのは年に1、2回だそう。

代表の森田さん、入社3年目の菅原さん、8年目の中尾さん。全員がコピーライターの肩書きで仕事をしている。

今回集まってくれたのは、埼玉県戸田市にある森田さんの仕事場。

ここでお話を聞き、「フルリモートなので場所のイメージをつけないように」と写真は近くの公園で撮ることに。

「今日曇ってるし、木も枯れてるし、大丈夫ですかね、これ(笑)」

代表と言いつつ、一番腰が低いのが、森田さん。近所の友だちのお父さん、みたいな雰囲気で話しやすい。話の途中でよくほかの2人に突っ込まれていて、フラットな関係性が伝わってくる。

森田さんは、大学卒業後、編集プロダクションや制作会社で、編集やコピーライティングの仕事を経験。

その後フリーランスとして5年間活動したのち、株式会社Rockakuを設立。会社としては、2022年4月で11期目に入る。

「会社を辞めてすぐ、Webデザイナーの先輩に『サイト制作の案件でライティングや編集が必要だから手伝って』って言われて。それがスタートでした」

「ただ、いきなり安定して仕事が来るわけもなくて。名刺でも配るかって、とにかくいろんなところに顔を出しました。コピーライターが役に立てる仕事って、探すと結構あるんですよ」

たとえばWebサイトのコンテンツ制作や、会社案内パンフレットのディレクションとインタビュー記事執筆。新商品の名前を一緒に考えて、と声をかけられることも。

デザインやブランディングの会社を中心に、力になれそうな仕事を見つけては任せてもらうことを地道に積み重ね、仕事の幅を広げていった。

そんな森田さんの仕事がベースにあるRockakuには、さまざまな仕事が舞い込んでくる。

制作会社やデザイン事務所、広告代理店、コンサルティング企業などとチームを組んで仕事をすることがほとんど。クライアントと直接話をする機会も多く、顔が見えることがやりがいにつながっている。

「大きな組織だったら、営業やプロデューサーがいたり、分業体制が整っていたりするから、制作だけに集中する場合が多いと思います。でも僕らの場合は、コピーを書くだけに留まらない仕事がたくさんあります」

パートナーやクライアントと近い距離で、コミュニケーションをとりながら案件を進めていくのが、Rockakuのコピーライターの特徴。コンセプトやブランディングから一緒に考える仕事も多い。

ひたすらパソコンに向かって、文章やコピーを書いているわけではないみたい。

「ただ、どんな仕事においても、基礎となるスキルは取材なんです」

取材。つまり、ある目的のために誰かの話を聞くこと。

「取材をするためには、まず問いを立てなきゃいけない。インタビュー記事はもちろん、企業理念やコンセプトをつくる仕事でも、誰に、何を聞く必要があるのか、逆算で設計できないといけないんです」

「話を聞いて、それを言葉にする力。これがうちの仕事では共通して求められると思います」

自分ひとりで適切な問いを立てて話を聞けるようになる。一見シンプルでも、すぐにできることではないと思う。

 

着実に努力を重ねて力を身につけてきたのが、未経験から入社して3年目の菅原さん。

落ち着いた雰囲気の一方で、自己紹介では「北海道出身だけど、寒いの苦手なんです」と笑わせてくれた。

大学で心理学を学んでいた菅原さんは、人の心を動かすものに興味を持ち、広告の仕事をしたいと考えるように。

北海道の印刷会社で営業として働きながら、将来はつくる側にまわりたいと、コピーライティングの講座に通いはじめる。

「転職を考えはじめたころに、偶然、森田さんのツイッターを見つけて。なんだか人を採用したそうな雰囲気を匂わせていたんです(笑)」

「まずは『コピーライターがどんな仕事なのか教えてください』って連絡しました。そうしたら、めっちゃ丁寧にいろんなことを教えてくれて、あれよあれよという間に面接して、採用になりました」

入社後は、取材に同行するところから仕事をスタート。

森田さんや先輩といくつかの現場に同行した後、自分ひとりで取材・執筆を担当。新人研修のような特別な仕組みのもとではなく、現場で一緒に学んでいくのが、Rockakuのスタイルなんだそう。

「この仕事は印象に残っています。コンセプト決定から初めてワンストップで関わりました」

教えてくれたのは、戸建住宅を手がける工務店のリブランディングプロジェクト。

マッチング率を上げたいというクライアントの希望に対して、まず取り組んだのは、ターゲット層に訴えかけるようなコンセプトの策定。

これまで家を建てた人たちにヒアリングするなかで、ある共通点が見えてきた。

「どの方も、遊ぶように自分の暮らしを楽しんでいる印象だったんです。家の設備を紹介するよりも、暮らしのあり方に焦点を当てることで、同じように暮らしたい人たちに届くんじゃないかと考えました」

森田さんと共同で案を出し合い、新たに決定したコンセプトは、「BE LIFE PLAYERS.」。

サイトでは、アウトドアやレザークラフト、コーヒーの焙煎など、好きなことをして生き生きと暮らす住人の姿を紹介している。

「どんな切り口なら暮らしの楽しみを聞き出せるのか、文章と写真でその雰囲気を伝えられるのか。設計をすごく考えてからインタビューに臨みました」

森田さんの「取材が基本」という言葉を思い出す。

ほかにも菅原さんは、化粧品ブランドのSNS運用や、スキンケア用品の広告コピー、企業採用サイトのコピーワークなども担当。どれも異なるテイストの言葉で書かれている。

「自分の作品をつくりたい、と思っている人にはギャップがあるかなと思っていて。自分の好みに関わらず、一つひとつの仕事に興味を持てるかどうかは大事だと思います」

クライアントの想いを汲み取って、さまざまな色の言葉を書く想像力や柔軟性が求められる仕事だと思う。

それと同時に、自分自身の軸をしっかり持つのも大切なこと。

「お客さんに出す前に、社内で赤入れと修正を繰り返すんですけど、『この方向に直したほうがより良い理由を教えてもらえますか?』って、納得いくまで聞きます」

「2人の意見を参考にしつつも、ただ鵜呑みにするのではなく、自分なりの判断をしてかたちにするよう心がけています」

教わる立場でも受け身にならずに学んでいく姿勢が、菅原さんの成長につながっているんだと思う。

 

「自立心は結構大事です。個人の裁量が大きい会社なので」

そう話すのは、中尾さん。デザイナーや求人媒体でのコピーライターを経て、約8年前に入社した。

ハキハキとした口調で場をまとめたり、盛り上げたりしてくれる、気持ちのいい方。

「私はもう社歴が長いので、リピートのお客さんも多いですね。自分ひとりで受注から納品まで一貫して受け持つこともよくあります」

中尾さんが3年以上担当している、ファッション企業のオウンドメディア。

社内の各部署で働く人たちや、ブランドに関わりのある著名人へのインタビュー記事を任されている。

「どの仕事も、取材をして原稿を書くという流れが基本です。長年連載が続いていて、社内メンバーよりも先方の担当者さんのほうが、お会いする頻度が高い月もあるくらい。すごく信頼関係の深いお客さんですね」

個人の裁量が大きいことは、良さでもあり、課題でもある。

それぞれ個別で進める仕事が多い、現在のRockaku。今回新しく人が増えることで、もっとチームとしての強みも築いていきたい、という想いがある。

「今までは森田さんが採用を担当してきたんですけど、今回は一緒に働くならどんな人がいいか、3人でじっくり話し合ったんです。そのときに、相性を一番重視したいという結論になりました」

「それぞれ個性があって、それがRockakuのカラーでもあります。そんな私たちと合う人なら、きっと長く楽しく仕事ができるはず。だから今回の採用のテーマは、『格好つけない』なんです」

どんなことも率直に話してくれる中尾さん。

社内の雰囲気も包み隠さず教えてくれる。

「Rockakuには、力をつけて転職したり、独立したりする人もいます。でも私は、Rockakuで出会ったお客さんが大好きで、この人たちとずっと関わりたいなと思っている間に、何年も経っちゃいましたね」

「みんなが長く働ける環境をつくりたいから、いろいろ提案させてもらっています。勉強会をやったり、休日手当やリモート手当も導入してもらったり。新しく入る人も自分の働きやすいように交渉していいと思いますよ」

フルリモートが苦手な人は森田さんの仕事場に通うこともできるし、家庭の都合に合わせて自分ができる働き方を提案してもいい。

もちろん貢献してこそではあるものの、3人とも柔軟だから、きっと入る人次第でどんどん会社は変わっていくと思う。

「森田さんってすごくフラットなんです。私のほうが若いしキャリアもないのに、対等に話をしてくれる。だから最近はなんでも言っちゃうんですけど(笑)」

それを聞いて、「たまにめっちゃ厳しいときもありますよ」と笑う森田さん。

「でも、会社やスタッフのことを思ってくれてるんだって気づいたんですよね。前までは入れ替わりがあって当然の会社だと思っていたけど、今は長く働いてくれる人がいるってありがたいなって。これから、もっと働きやすい環境にできたらなと思っています」

思っていることを率直に言い合えて、格好悪いところもさらけ出せる。

お互いを信頼しているんですね、と言うと、「そんなにかしこまった言葉は似合わない」と口を揃える中尾さんと菅原さん。

納得した人間関係。仕事仲間としてベストなところに落ち着いている…。

自分たちをいろいろ表現してくれたけれど、どれも気兼ねなく過ごせるいい関係ってことじゃないだろうか。

 

ここで伝えられたのは、Rockakuのほんの一部。それでも、等身大の3人の姿が伝わっていればうれしいです。

選考の途中には、みなさんにじっくり話を聞ける機会もあるようです。

自分はここに合うかもしれない。そんな予感がしたら、ぜひ相性を確かめてみてください。

(2022/3/8 取材 増田早紀)
※撮影時はマスクを外していただきました。

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