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100年後
美しい地球のために
今、私たちができること

環境問題と聞くと、一人ではどうすることもできない大きなことのような気がする。

でも、未来のために何か自分にできることをしたい。

そう思ったことがある人に、知ってほしい会社があります。

100年後も美しい地球であるための仕組みを日本中に広げていきたい。

そんな想いで活動しているのが、株式会社環境ビジネスエージェンシー。

全国で森林再生活動をおこなう森林循環事業と、環境法令に準じた企業活動を支援するコンサルティング事業を二つの柱として、事業を展開してきました。

今回は、それぞれの部署で担当者を募集します。専門的な分野ではありますが、働きながら少しずつ知っていければ大丈夫。

地球や環境を守ることを仕事にしたい。そんな思いを持つ人に知ってほしいです。

 

環境ビジネスエージェンシーのオフィスがあるのは、東京・神田小川町。

小川町駅を出て大通りを歩くこと2分。通りに面した小さなビルの8階に上がる。

「ようこそお越しくださいました」と笑顔で迎え入れてくれたのは、森林循環事業部の石森さん。

東日本大震災の復興支援で、津波被災地に「森の防潮堤」をつくる活動に携わった後、2018年に入社。新しく入る人の上司にあたる方。

2005年に設立した環境ビジネスエージェンシー。

設立時から取り組んできたのが「Present Tree(プレゼントツリー)」。

個人や企業からの支援をもとに、全国の伐採跡地や災害跡地、開発跡地などに植樹をして、地域と協力しながら10年間ともに森を育てていくプロジェクト。

「活動がはじまったのは、皆伐放棄地が問題視されていた2005年。『未来への贈りもの』として、わたしたちの生活を支える森を残すために樹を植えよう。そんな呼びかけからはじまりました」

プレゼントツリーの業務は、認定NPO法人環境リレーションズ研究所が運営している。オフィスは同じで、スタッフも多くが兼任しているそう。

「ありがたいことに、今年で20周年を迎えることができました。たくさんのご支援のおかげで、これまで植えた樹は、国内外で43万本ほどになります」

活動で大切にしているのは、一度きりの関わりで終わらせないこと。

各地の自治体や山の所有者、森林組合と10年間の協定を結び、森林保全の体制をしっかり整えたうえで、里親さんと呼ばれる個人や企業から、植樹のための寄付を募っていく。

「地域の気候や風土にあった樹種を植え、元々そこにあった森の姿に戻すことで、動植物などの生態系が戻ってくる。植樹した後まで見越した仕組みを整えていることが、わたしたちの特徴だと思います」

寄付も一度だけでは、継続して森林を守ることはむずかしい。

だからこそ、長期的に森を育むための仕組みづくりを大切にしている。

たとえば、食品や資材、化粧品などの商品を購入したら、そのうちの数パーセントが植樹への寄付になるというもの。

ある百貨店とは、ラッピングキットを100円で購入してもらうと、半分の50円が寄付される仕組みをつくり実施。16年つづけた結果、これまでに植えられた木々は2万本を超える。

ほかにも、住宅や車を購入したお客さんにメーカーから1本の樹を贈ったり、胡蝶蘭などの祝い花を贈る代わりに、植樹に寄付できる制度をつくったりと、支援者が無理なく続けられる形を大切にしている。

「胡蝶蘭は廃棄する際の分別が大変なんですよね。別途業者に頼んで引き取ってもらったりするそうで。せっかくいただいた胡蝶蘭を廃棄してしまうなら、そのぶんを植樹に寄付をしてもらったほうが持続可能だよねという会社さんがいて。最近は賛同する企業さんも増えています」

同じく活動の主軸になっているのが、自分たちが企画運営する会員向けの植樹イベント。

開催は北海道から九州まで。1年のなかでも春と秋の植樹シーズンに活発に行われている。

昨年は11回ほどイベントを開催。繁忙期は毎週末、全国に出張しているそう。

北海道・中川でのイベントでは、大学教授による森林案内からはじまり、焚火を囲んでのランチ、鮭の遡上(そじょう)見学など。その土地をまるごと体感できるコンテンツを企画。

「『これはムササビの痕跡ですね』と教えてもらったり、たくさんの鮭が産卵場所を取り合っている姿を見たり。個人の旅行では体験できないことばかりで、みなさんとても喜んでくれています」

「プレゼントツリーには、森林再生に加えて、地域振興というミッションも含まれています。地域の美味しいもの、美しいものを体感して、また足を運びたいと思ってもらう。そのきっかけを、これからもつくり続けたいですね」

 

実際には、どのように働いているのだろう。

紹介してもらったのが、森林循環事業部でアシスタントを務める橋本さん。

2年前に日本仕事百貨の記事を読んで入社。新しく入る人の先輩として、ともに業務を進めていくことになる。

「入社した4月は植樹シーズンで、すぐイベントに同行しました。自然やエコにまつわる知識はありませんでしたが、働くなかでどんどん身についていきました」

「どんな内容だと喜ばれるか、みんなで考えます。関係者の方との調整や、バス・昼食の手配などもして。当日は同行してご案内もしていますね」

何度も足を運ぶなかで、地元の人や森林組合の人たちとの関係もできていくのだそう。

「森林組合の方々と打ち解けられたときは、うれしかったですね。はじめは無愛想に見えても、実はやさしい方ばかりで。今では『特別だよ』とチョコをくれたりして、可愛がってもらってます(笑)」

「地元の方と一緒に、森で炊き出しをすることもあります。いろいろな人と関わりながら働くので、コミュニケーションが好きな方や、地域に溶け込むことを楽しめる方には向いている仕事だと思います」

業務でまず覚えるのは、寄付をいただいた方への植樹証明書の発行。

どの地域に、どんな種類の木を何本植えたのか。管理番号も振られているので、間違いのないように一つひとつ確認していく。

「どんな想いで寄付をしてくれるのか、まずは知ってもらえたらと思っています。微笑ましいものから、思わず涙が出てしまうものまで。いろんな理由で寄付をいただいていることがわかります」

実際に寄付をしているのは、どんな人なのでしょうか。

「個人の方ですと、結婚や出産などの記念日に贈られる方が多いです。亡くなったご両親に向けて贈られた方のメッセージを見たときは、うるっときました」

「植樹証明書がお客さまのもとに届くと、実際に植栽地を見に行ってみたいと思っていただけるようで。ご子息やお孫さんの成長とともに、みんなで樹を見にいってみようと、ご家族の大切なイベントにしていただくことも多いですね」

ほかには、URBAN SEED BANK(アーバンシードバンク)と呼ばれるプロジェクトも担当している。

里山に眠っている種子を都市の緑化に使う事業で、リサイクルしてつくられた枡を使って盆栽をつくるワークショップなどを開催。

ワークショップの準備や運営、キットの発送も、新しく入る人が担当する。

「盆栽だと季節に関係なく1年中開催できるので、オフィスや自治体の施設など、さまざまな場所で開催しています。子どもから大人までうれしそうに持ち帰ってくださいます」

橋本さんは、どんな人と一緒に働きたいですか。

「相手の気持ちを汲める人だといいですね。みなさん心を込めて寄付してくださるので。結婚20周年記念で奥さまに贈るなら、証明書はこんなフォントが良いかなとか。一つひとつ丁寧に向き合うことが大切だと思います」

 

「森を守ることと同じくらい大切なのが、水や空気、土を汚染から守ること。100年後に美しい地球を残していくために、企業が環境法令を守ることも大切なんです」

そう話すのは、コンサルティング事業を担当する名倉さん。大手電子機器メーカーで長年働いた経験を活かし、企業の環境法令遵守をサポートしている。

「公害問題が盛んなころは、自分たちの会社が法令を守れているか、管理する人がいたんです。今そうした人たちが退職して、困っている企業が増えていて」

「六法全書を渡されて、『法令が遵守できているかチェックしてください』って言われても困っちゃいますよね。法令に詳しくない人でも、できるだけ簡単に確認できるサービスを提供しています」

近年、導入が増えているのが、ネットで法令情報を閲覧できるサービス。

「お客さまが環境法令を使いこなせて、自分たちで事業を進めていける状態が理想です。国会で決まったことなど、四半期ごとに更新したデータベースとマンスリーレポートを共有しています」

法令と聞くと難しく感じてしまうけれど、「知らなかった」では済まされない。

「実は人体に有害な成分を排出していた、ということが後からわかっても遅いんです。ものすごい額の損害賠償がかかるだけでなく、社会からの信頼も失ってしまう」

「法令遵守というと縛られるようなイメージがありますが、その認識も変えていきたくて。より良い社会にしていくために、みんなで守るものだと伝えていくことも、私たちの仕事です」

業務内容は、新しく入る人の経験次第。

専門知識や経験がある場合は、環境法令のコンサルティングで企業のヒアリングに同席したり、法令情報を提供するサービスの更新に入ったり。

企業との打ち合わせや請求書発行といった管理業務からスタートして、徐々に経験を積んでいくこともできる。

環境問題や、未来の地球環境を守ることに興味があれば、経験は問わないそう。

「法律などの固い文章を読むことが苦でなければ、はじめての方でも大歓迎です。法律の改正が多いこともあって、環境法令はまだまだ若い法令。意欲がある人と一緒に学んでいきたいですね」

社員のほとんどが女性のなかで、コンサルティング事業は名倉さんともう一人の男性社員で運営している。

ほかにも、環境法令のエキスパートである、外部のシニアコンサルタント達とともに働くことにもなる。

経験豊富な先輩たちのもとで、学びながら成長していける環境だと思う。

「現地への訪問は年30件ほどで、情報提供に関わっているのは約100社。出張の手配から経理作業まで、すべて自分たちで回しているので、一部分でも担ってもらえると、とてもありがたい」

「植樹をしても、すぐに樹が育つわけではないですよね。それと同じように、法令遵守も100年後のために今から取り組んでいくことが大切。この想いに共感してくれたら、まずは気軽に話を聞いてみてほしいです」

 

私たちの生活は水や空気、そして森と密接につながっていて、支えられている。

そのことが、取材を終えてつよく印象に残りました。

自分の手で植樹して、自然の恵みをいただく。帰り道に、自分のやっていることが、環境にどのような影響を与えているかを想像してみる。

そんな一人ひとりの行動が積み重なった先に、100年後も変わらない美しい風景が続いているのだと思います。

(2025/12/02 取材 櫻井上総、久保泉)

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