一枚の手ぬぐいを育てる

株式会社かまわぬ

「注染」という技術を知っていますか？

型紙にあてがった布の上から染料を注ぎ、露出している箇所だけを染める伝統的な技術で、明治時代から現在に至るまで、職人さんが一枚一枚手作業で染めているんだそう。

この「注染」で染めたオリジナルの手ぬぐいを販売しているのが、株式会社かまわぬです。

「染料が繊維の芯まで染みますから、表裏がありません。何度か洗えば色も落ち着いてきますし、使い込むうちに糸の撚りが戻り、生地がふくらんでいきます」

「肌触りもやわらかく、独特の風合いが出てきます。ジーパンのように、手ぬぐいを“育てている”感覚です」

手仕事だからこそ生まれる、ゆらぎや発色の微妙な違いすらも愛おしい。

職人さんやスタッフのみなさんが心を込め、手をかけて育ててきた手ぬぐいを、ぜひ使ってみてほしいです。

「特別に何のお構いも出来ませんが、どうぞお気軽にお立ち寄りください」

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【過去にご紹介した記事】
「好きだからこそ伝えたい」（中川晃輔）

【ホームページ】
・かまわぬ