※このイベントは終了いたしました。
こんにちは。シャンティ国際ボランティア会の石田です。
私たちは、東南アジアに住む山岳少数民族やスラムに暮らす女性たちが作る商品をフェアトレードで販売することで、彼女たちの生活を支援している国際NGOです。
NGOって実際なにをしているんだろう?
社会貢献と言われてもあまりピンとこない。
フェアトレードってなんだかちょっと胡散臭いし……。
数か月前までは、私もそんな気持ちを抱いているうちの一人でした。
ご縁があって、ここ日本仕事百貨さんの求人を通してシャンティ国際ボランティア会クラフトエイドのお仲間に加えてもらうこととなり、あっという間の2か月半。
今回は、民間企業・国際NGO、両方を経験してきたからこそ今思うことや感じていることをお話ししつつ、私の大好きな山岳民族の不思議な刺繍たちについて紹介したいと思っています!
たっぷり刺繍を施した民族衣装をつくれることが一人前の女性の証とされてきた彼女たち。
現在では民族衣装を着る機会も減り、作る技術をもった人たちもだんだんと減ってきています。
私たちの作る製品は、彼らの暮らしの中で代々受け継がれてきた織りや刺繍をそのままに、新しいクラフトとして生まれ変わらせることで、経済的支援だけではなく文化継承としての役割も担っています。
なにより、彼らの文化が何気なく私たちの生活の中に潜んでいるのをみると、なんだか幸せな気持ちになりませんか?
そしてもうひとつ、今回みなさんにお伝えしたいこと。
私たちクラフトエイドは2018-2019にかけて大幅なリブランディングを進めています!
もっと幅広い層の人たちに、彼らの文化を知ってもらいたい!手仕事を通して彼らと繋がってもらいたい!
そこで、クリエイティブディレクターであるFUJI TATE Pさんと一緒に、ボランティアで協力いただけるプロダクトデザイナー、パタンナー、グラフィックデザイナーを募集します。
【FUJI TATE Pさんより】
僕は2014年から3年半ほどクラフトエイドのデザインをボランティアで行い、今年の4月にクリエイティブディレクターに就任しました。この活動を始めたきっけかは社会とつながる仕事がしたかったからです。僕はフリーランスです。CSR活動がある会社に属していれば、間接的にでも社会貢献に関われるのですが、フリーで仕事をしていると自分が動かなければ何もありません。お金を寄付することも考えましたが、僕は自分の得意分野で何か出来ることはないかと考え、デザインを提供することを思いつきました。自分の仕事を通して出来る社会貢献があることを皆さんにお伝えしたいです。
当日はFUJI TATE Pさん、クラフトスタッフ全員集合でお邪魔して、デザイナー募集の詳細や、実際どのようにして現地とやりとりしているのか?デザインから製作、納品までのこと、現地でのエピソード……などなど、みなさまの好奇心の向くままにお話しできればと思っています。
民族衣装、刺繍、東南アジアで代々伝わる手仕事が好きな方、デザインに興味のある方、ぜひお越しください。
それでは、当日みなさまにお会いできるのを楽しみにしています!
FUJI TATE P(フジタテペ)
造形作家・クリエイティブディレクター。刺繍で用いる素材や技術をベースに建築的思考でデザインを行う。ビーズジュエリーブランド“PENTA”や、タイ・バンコクのスラム地域のブランド“FEEMUE”のデザインを行う。
【HP】
https://fujitatep-sns.tumblr.com
シャンティ国際ボランティア会
クラフトエイド
1985年にタイ東北部のラオス難民キャンプ内で作られた手工芸品を、日本で紹介したことが始まり。
現在はタイ、カンボジア、ラオス、アフガニスタンの生産者たちが、それぞれの伝統技術を活かして手作りした製品を日本で販売。生産者の多くは少数民族や農村の女性たちで、フェアトレードにより適正な賃金を受け取ることで家族の生活を支えています。
【HP】
http://sva.or.jp
※当イベントは事前予約不要ですが、よろしければ下記の「イベントに参加する」より、当イベントのfacebookページにて「参加予定」へのチェックをお願いします。
※なお、SNSを介して発生したトラブルなどの責任は負いかねますこと、あらかじめご了承ください。
※しごとバーでは、特定の思想や宗教、マルチ商法、情報商材の販売などに関わる方の参加はご遠慮いただいております。そのほか、セクハラ行為なども含めて、参加者に不快感を与える行為を目撃した方はお知らせください。