※このイベントは終了いたしました。
はじめまして。食のクリエイティブチームhonshokuの代表平井巧と申します。
2013年から「サルベージ・パーティ」という、フードロスについてたのしく知ることができる食材持ち寄りイベントを、全国の自治体や企業といっしょに企画しています。略してサルパと呼んでいます。
今回、みなさんとお話したいのは、「フードロスを面白く自分ごとにする方法」です。
私たちが活動を通して考えているのは、フードロスでどうやって遊ぶか?ということです。
ニュースでも企業の取り組みでも、フードロスのような社会問題を語るときに、どうしても「善」が行き過ぎるときがあります。「食べ物を捨ててはいけない」というような正しいメッセージには反論はできないものです。
でもこの正論に窮屈さを感じて自分ごとにならない人も多いのではないでしょうか。「出てしまうもの」ということを前提にフードロスを考えてみることは、必要だと思っています。
フードロスなんとかしナイトは、こんな方におすすめです!
・おいしい料理とお酒を楽しみたい方
・フードロスやサルパの取り組みに興味のある方
・社会課題の向き合い方に行き詰まっている方
今回は、サルベージ・パーティの実施はしません。しごとバーのお酒と食事、それとみなさんとのお話で楽しめたらと思います。
食にまつわる仕事の中で、食べ物を捨てるときの「モヤモヤ」を感じたのがきっかけで、サルパをスタートしました。
サルパは、参加者が家で持てあましている食材を持ち寄り、集まった食材をその場でプロの料理人がメニューを考え、その場でクッキング。できた料理をみんなで食べる場です。料理人のアイデアをヒントに、みんなでつくる段取りを話し合いながら料理をしていくスタイルもあります。
サルパを開くとフードロスがどのくらい減るんですか?という質問をよくいただきます。たしかにその場に集まる食材を救い出すことにはなりますが、サルパを開いても世の中のフードロスの数字が劇的に少なくなるわけではありません。そこを目的にはしていません。
サルパの目的は、フードロスに対して、「知る、やってみる、続けてみる」のそれぞれの高いハードルをできるだけ低くすることにあります。そうすることで「明日からの買い物を仕方を変えてみよう」というふうに、目の行き届く生活の中で、フードロスが自分ごとになると思っています。
今回のフードロスナイトでは、およそ5年やってきた「サルパ」の活動を通して感じた、世の中のフードロスへの向き合い方の問題点と、これから私たちがやろうとしていることをお話します。
いつもどんな食材が集まるかわからないサルパもそうですが、行き当たりばったりは本当に面白い。当日は、僕が話すばかりではなく、みなさんといっしょに話し合える場になれたらと思っています。
社会課題がテーマではありますが、かたい雰囲気にはしません。気軽にお越しください。お会いできるのを楽しみにしています。
平井 巧(ひらい・さとし)
honshoku代表/一般社団法人フードサルベージ代表理事/東京農業大学非常勤講師
SP広告代理店、IT関連会社を退社後、食のプロデューサーとして活動。食のクリエイティブチームhonshokuでは、「食卓に愉快な風を。」をキーワードに、東京表参道でごはんの祭典「ごはんフェス」のプロデュース、オリジナルブレンド米の開発と販売など展開中。2016年に食品ロスの再生プロデュースを手がけるFood Remix Company一般社団法人フードサルベージを設立。
【honshoku】
http://honshoku.com
【サルベージ・パーティ】
http://salvageparty.com
【トーク部分はYouTubeでも配信中!】
※当イベントは事前予約不要ですが、よろしければ下記の「イベントに参加する」より、当イベントのfacebookページにて「参加予定」へのチェックをお願いします。
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