4.20 Mon
しごとバー
今、事業をデザインしナイト

※このイベントは終了いたしました。

世の中がまるっきり変わってしまいました。

「生きるように働く人の求人サイト」というメッセージを掲げてきた「日本仕事百貨」も同じです。

そこで「オンライン一日入社体験サービス」をはじめることにしました。

今は説明会や採用面談も難しい。でも形やデザインをそのままに、オンラインに移行するのも違う気がする。

自動車が発明されたときのデザインは、まるで馬車のようでした。それがだんだんと自動車に最適化されていったように、環境やテクノロジーによって最適なものがあるように思います。

今、考えているのは、テレワーク中の社員をオンラインでつなぎ、その企業へ興味がある方にもオンライン参加してもらうもの。普段の働く様子を眺めながら、コミュニケーションのあり方、時間の流れなどを体験することができる。

たとえば、こんな一日を想定しています。

朝は挨拶と会社の説明からスタートし、各自の仕事がはじまります。参加者も自分の仕事をしながら、いつもの会社の様子を知ることができる。ランチになったら、順番に自己紹介。午後もそれぞれ仕事をしながら、途中で参加できる戦略会議の開催も。終業後はオンライン懇親会を開催して、親睦を深める。

求人者も求職者も、お互いのありのままの姿を伝えることができるかもしれない。

日本仕事百貨は、ずっと会社や仕事、職場のありのままを知ってもらうためにはどうしたらいいか考えてきました。しごとバーもその延長だと言えます。

NHKのドキュメンタリー「のぞき見ドキュメント　１００カメ」に近いかもしれません。新型コロナウィルスにより、一気にテレワーク・リモートワークが進み、社員の数だけカメラのある環境が生まれました。

この方法により、求職者は企業のテレワークの浸透を体感することができるし、求人者もまた参加者のテレワークへの順応性を見ることもできます。

名前やデザイン、事業コンセプトなどは、オンラインしごとバー「北欧的サバイブナイト」のBAUMの宇田川裕喜くんやnDの中原寛法くんにも相談しています。これもオンラインの流れではじまったものなので、とてもウィズコロナ的だと思いました。（２人は今夜予定があり、参加できず・・・オンライン飲みやミーティングが増えていますね）

このプロジェクトはテレワーク中のファシリテーションも大切だと思っています。

ただ覗き見できる環境をつくってもうまくいくわけではない。テクノロジーとファシリテーションの融合が大切です。

そこでオンラインのファシリテーションに興味のある人にも参加してもらいたいと思っています。どんな一日にするのか、どうファシリテーションするか。世界中、どこでも仕事できます。

その他にも、このプロジェクトに興味のある方はぜひ今夜のしごとバーに参加いただきたいです。facebookにメッセージください。

今夜はこの新しいプロジェクトの話をきっかけに、コロナ時代の事業デザインについて話していきたいと思います。みなさんのアイデアも教えてください。

それでは夜の20時にオンラインで会いましょう。

西澤明洋（にしざわ・あきひろ）
1976年滋賀県生まれ。株式会社エイトブランディングデザイン代表。

「ブランディングデザインで日本を元気にする」というコンセプトのもと、企業のブランド開発、商品開発、店舗開発など幅広いジャンルでのデザイン活動を行っている。主な仕事にクラフトビール「COEDO」、抹茶カフェ「nana’s green tea」、ヤマサ醤油「まる生ぽん酢」、ITベンチャー「オズビジョン」、農業機械メーカー「OREC」、福岡「警固神社」など。グッドデザイン賞をはじめ、国内外100以上の賞を受賞。講演やセミナーなども多数行う。

著書に『ブランドをデザインする！』（パイ インターナショナル）、『ブランドのはじめかた』『アイデアを実現させる建築的思考術』（日経BP社）など。

長南 雅也（ちょうなん・まさや）
マイミッションは「らしさを引き出す場づくり」「つなぐことによる種まき」マイプロジェクトとして、映画とアートと対話で、〇〇らしさを引き出し、違いを楽しめる場を作っている。「対話型鑑賞ｘ〇〇」「ショートフィルムを２度みる会」「Most Likely to Succeed上映会」ほか。ライスワークは、人と組織を元気にする会社のコンサルタント。元IT系サービスのエンジニア＆デザイナー＆データアナリスト。青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム29期、カレーの学校8期、生きるように働く編集部、6curry MIX LAB。

ナカムラ ケンタ（なかむら・けんた）
生きるように働く人の求人サイト「日本仕事百貨」代表。事業やスペース、コミュニケーションシゴトヒト文庫ディレクター、グッドデザイン賞審査員、IFFTインテリアライフスタイルリビングディレクターなど歴任。東京・清澄白河「リトルトーキョー」「しごとバー」監修。誰もが映画を上映できる仕組み「popcorn」共同代表。著書『生きるように働く（ミシマ社）』。2020年には事業承継プロジェクト「BIZIONARY」スタート。

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