※このイベントは終了いたしました。


こんにちは、場の編集者の初香です。
有機ゆずの栽培が盛んな高知県馬路村(うまじむら)。ここで生産されているゆずポン酢の商品を見たことがある人も少なくないかもしれません。
「オーガニックビレッジ」として、ゆずの生産から加工、流通、消費のすべてを村で行う有機農業を推し進めている村。
就業サポートや、子育て支援、住居支援など、「農あるくらし」として移住や定住にも力を入れています。

今回のゲストは、そんな馬路村の農協組合長、長野桃太(ながの・ももた)さん。
今年の3月に38歳の若さで農協組合長に就任。30代での就任は馬路村で初めてのことで、全国を見ても異例の若さ。
「地方を変えるのは、よそ者、若者、ばか者、って言うでしょ。自分がそうなんです」
そう笑って話してくれた長野さんは、馬路村の出身ではない、いわゆる「よそ者」だったそう。2009年にこの村に移り住み、農協で働きながら、自身も農家をされています。

「馬路村ではよそ者が重宝されるんです。未熟であろうと、存在価値を大切にしてくれて、認めてくれる」
馬路村の産業の中心となる人が、移住の経験やよそものの視点を大事にしようとする感覚を持っていることは、これから移住や定住を考える人にとっても、心強いことだなと思う。
和やかな雰囲気で進む打ち合わせで、同席してくれた村役場の方は、ときどき「組合長」と「桃太くん」の呼び名がいったりきたり。普段のいい関係性がうかがえる。
「よそ者、若者、ばか者」だった長野さんが、どう地域で関係をつくり、組合長という立場になったのか、じっくりお話を聞いていきます。

馬路村は、仕事とくらしの境目が少ないと話す長野さん。
当日は、長野さんだけでなく、ご家族の方もご一緒に来ていただく予定です。お仕事の話に加え、馬路村での子育てや生活のことも聞いていきます。
現在、日本仕事百貨では馬路村のコラムを公開しています。より馬路村のことを知っていただけると思います。ぜひこちらもご覧ください。
コラム:「子どもが見える村」
当日、会場では馬路村のゆずをつかったドリンク「ごっくん馬路村」をはじめとする、ゆずを楽しめる商品も。
リトルトーキョーでゆずの香りとともに、しごとと暮らしについて一緒にお話しましょう。
お待ちしています。
<現地参加をご希望される方へ>
⚫︎時間
19:30-21:30
※19:30-20:15 トークイベント
20:15-21:30 アフタートーク(現地参加のみ)
⚫︎場所
リトルトーキョー 4F
135-0022 東京都江東区三好1-7-14
⚫︎チケット
無料(ワンドリンク制)
Peatix上でご予約ください
⚫︎イベント終了後、音声アーカイブをYouTube, 各種音声配信サービスで配信予定
・Apple Podcast
・Spotify
・Amazon music
※当日のお支払いは電子決済のみとなります
※なお、SNSを介して発生したトラブルなどの責任は負いかねますこと、あらかじめご了承ください。
※しごとバーでは、特定の思想や宗教、マルチ商法、情報商材の販売などに関わる方の参加はご遠慮いただいております。そのほか、セクハラ行為なども含めて、参加者に不快感を与える行為を目撃した方はお知らせください。
※当イベントは現地参加の場合、事前予約制を推奨しておりますが、当日の飛び込み参加も可能です。
長野桃太(ながの・ももた)
1987年生まれ。高知県高知市出身。高知大学卒業後、2009年に馬路村農業協同組合に入組。ゆず製品の加工販売を行う営農販売課(当時)の配属となり、デザイン、広報、企画、販売、製造などの業務を経て2015年に販売課長に就任し商品開発や販売戦略などを先導。2025年より代表理事組合長に就任し、『村おこしの、次』を実行中。
妻と3人の子どもとともに、移住者として村の暮らしを楽しみながら、充実したライフスタイルを送っている。
髙橋初香(たかはし・はつか)
日本仕事百貨でイベントやリトルトーキョーの運営を担当。埼玉県出身。高校卒業後舞台やイベントを中心とした俳優業を10年経験。コロナ禍をきっかけに大好きだった本に携わりたいと思い専門学校桑沢デザイン研究所に入学。生き方と働き方を考えている中「日本仕事百貨」と出会い2024年に入社。場の編集者として、人々の出会いや発展の場をデザインしたいと思っている。趣味は散歩と読書と本づくりと本屋通い。