
他者の本音に耳を傾けることで、言葉を、感情を、人生を取り戻していく。
彼らも、私たちも、そこからしか出発できない。 犯罪をめぐる、四半世紀あまりの取材を通して実感してきたことです。
(坂上香監督 映画HPより)
リトルトーキョーで映画の上映会を行います。
主催は、3Fのバーで日替わり店長もつとめてくれている石川さんです。
石川さんはこれまでも、リトルトーキョーで何度も映画の上映会を企画してくれています。
映画は、ふだん出会うことのない世界や、さまざまな生き方に触れるきっかけをくれるものだと思っています。
日本仕事百貨やリトルトーキョーは、いろんな生き方や働き方に出会える場所でありたい、という思いで運営しています。
今回の上映会も、映画を通して、何か新しい視点や出会いを持ち帰ってもらえる時間になれば嬉しいです。
上映作品:プリズン・サークル (2019年、上映時間136分)
主催の石川さんからのメッセージです。
こんにちは、“あわいろ”という小さな対話の場づくりをしております。
石川歩(いしかわあゆむ)です。
リトルトーキョーでの映画の上映と小さな対話の会も8回目になります
今回はアーティストの橋本美和子さんにも、共に場を開いていただきます。
人の痛みと、わかりあえなさについて
人の弱さと共に生きるということについて
人が、人と共に生きることについて
「刑務所が舞台ではあるけれども、刑務所についての映画ではありません。
犯罪者と呼ばれる人が主人公ですが、彼らだけの話ではありません。 」
(坂上監督 映画HPより)
映画を観て、言葉にしてみようとすること
それでも言葉にならないことも含めて
皆さんとそっとわかち合えたら嬉しいです
(小さな対話の場あわいろ、石川歩)
初めて『プリズン・サークル』を見た時、受刑者たちの痛みを伴った語りに、かかえきれない感情を呼び起こされながら帰ったのを覚えています。
私たちは日々さまざまな線引きをして生活していますが、ときには線の引けない対話の中に身を置くことも大切な気がしています。
かかえきれない気持ちを、戸惑いながらでも交換できたら嬉しいです。
(アーティスト/So Tired Collective・橋本美和子)
【映画について】(公式HPより)
過熱する犯罪報道、厳罰化を叫ぶ声ー
けれど私たちは、この国の「罪」と「罰」について多くを知らない
「島根あさひ社会復帰促進センター」は、官民協働の新しい刑務所。警備や職業訓練などを民間が担い、ドアの施錠や食事の搬送は自動化され、ICタグとCCTVカメラが受刑者を監視する。しかし、その真の新しさは、受刑者同士の対話をベースに犯罪の原因を探り、更生を促す「TC(Therapeutic Community=回復共同体)」というプログラムを日本で唯一導入している点にある。なぜ自分は今ここにいるのか、いかにして償うのか? 彼らが向き合うのは、犯した罪だけではない。幼い頃に経験した貧困、いじめ、虐待、差別などの記憶。痛み、悲しみ、恥辱や怒りといった感情。そして、それらを表現する言葉を獲得していく…。
処罰から回復へ
今、日本の刑務所が変わろうとしているー
監督は、『ライファーズ 終身刑を超えて』『トークバック 沈黙を破る女たち』など、米国の受刑者を取材し続けてきた坂上香。日本初となる刑務所内の長期撮影には、大きな壁が立ちはだかった。取材許可が降りるまでに要した時間は、実に6年。この塀の中のプログラムに2年間密着したカメラは、窃盗や詐欺、強盗傷人、傷害致死などで服役する4人の若者たちが、新たな価値観や生き方を身につけていく姿を克明に描き出していく。
【イベント概要】
●上映日時:2026年10月4日(日)
①10:00~
②14:00~
③18:00〜
※開場・受付は各回20分前からです
※上映時間は約136分です。 上映後40分程度、希望者で感想を話す時間をつくります
※バリアフリー上映として、ご希望があれば日本語字幕対応できます。ご希望される方は期間が短くて申し訳ありません。
9/17(木)までにあわいろ・石川 (awairoworld@gmail.com)までメールにてお申し出ください。
●会場
リトルトーキョー4F
住所:東京都江東区三好1丁目7-14 リトル トーキョー内
アクセス:清澄白河駅 徒歩約5分
●チケット
価格:2000円(税込)
下記Peatixページからお申し込みください
できるだけ多くの皆さんにご参加いただけるよう価格設定をしております。
このような企画に共感・応援していただける方は寄付付きの応援チケット(¥3000、¥5000)をご購入いただけますと嬉しいです。
● 定員
各回30名(先着)
主催:
・小さな対話の場あわいろ・石川歩
誰もが"自分を生きる、他者と生きる、自然と生きる、やさしい世界"を描きたい。地元宮城と2拠点実験中。自分をいたわりほどくような、ひとりひとりがそっとにじみ出すような、そんな ちいさなおはなしの場を紡いでいます https://www.instagram.com/awairo_2020/
・So Tired Collective・橋本美和子
アーティスト。日常に疲れた人々のためのアート・コレクティブ「So Tired Collective」を主催。社会の構造と個人の「生きづらさ」の関係を問いながら、様々な参加型アートプロジェクトを実践しています。 https://linktr.ee/mw.hashimoto