※このイベントは終了いたしました。
和歌山県の北東部にある高野町には、ふたつの顔があります。
ひとつは弘法大師空海が開いた金剛峰寺など、50もの寺院が並ぶ高野山の一帯。もうひとつは、富貴地区という小さな里山の集落。
人口395人ほどの小さな集落ということもあって、これまで大規模な生産やマーケティングは行われていませんでしたが、高冷地で昼夜の寒暖差が大きいこの地区は、農業のポテンシャルがとても高い地域なのです。
せっかくおいしい野菜を地元にとどめておくのは、もったいない!
もっと富貴の農作物の魅力を伝えようと、来年から本格的にブランディングをはじめようとしています。
当帰(とうき)という薬用植物など、この土地でしか育たない珍しい品種もあるらしい。おいしい野菜が育つ、富貴の秘密ってなんなんだろう。
そんな疑問を、日本仕事百貨の編集長・中川と、新人イベンターの中野が引き出します。ゲストは、プロジェクトを担当している、役場職員の民農さん。
4年前に隣の橋本市から転職でこの高野町にやってきた民農さんは、小さな集落ならではの、密なコミュニティに入り込んで働く日々を新鮮に感じているそう。
「富貴に行くと、いっつもお母さんたちと喋りすぎてしまって『もう5時の鐘鳴ってる!役場帰らな!』ってなるんですよ」
そんな、小さな里山の日常も交えて話を聞いてみます。
今回は、役場の始業時間に合わせて、しごとバーも朝開催。日本仕事百貨としても異例の「朝活」イベントです。
当日は、高野町のまちづくりに伴走中してきたNext Commons Labの高橋邦之さんも、のぞきに来てくれる予定です。
※高野町では、この農業のブランディングやコミュニティづくりに携わる地域おこし協力隊を募集しています。求人ページも合わせてご覧ください。
「井戸端会議で考える 395人の小さな里山 農のある暮らし」
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イベント内でご紹介できなかった、高野町のお写真です。
(参加方法)
今回は<オンライン無料視聴>のみです。オンライン視聴される場合はYouTube LIVEをご覧ください
民農 里英(たみの・りえ)
平成28年高野町職員として採用される。その後平成30年7月より農林係に配属され農業関係の仕事に携わる。業務を通じて知った地元野菜の美味しさに感動し、その活躍の機会を増やしたいとの想いから地元農作物のブランド化に向けて取り組んでいる。食べることがすき。富貴のご家庭で自家製焼きたてパンをご馳走になったことでパン作りに目覚め体重が増加。現在パン作りは控えてホットヨガで減量中。
中野 頌子(なかの・しょうこ)
昨年、名古屋から出てきた新入社員。もともと舞台の裏方を担当しながら、学校では保育を専攻。どんな仕事をしようか迷っているときに、たまたま日本仕事百貨と出会う。それから時々見るようになり、しごとバーの求人に出会う。最近引越しをしたこともあり、今はインテリア探しに夢中。イベント担当として日々特訓。