12.20 Mon
しごとバー
○年後、なにしてる？
山を降りたサハラさん

※このイベントは終了いたしました。

 

こんにちは。イベント担当の中野です。

私が個人的に面白いと感じている人をピックアップして、これまでの人生や、○年後の自分はどうなっていると思うかについて深掘りする、「○年後、なにしてる？」

今回のゲストは、佐原真理子さん。日本全国でいろいろな仕事をしながら暮らしている方で、今は滋賀県東近江（ひがしおうみ）市でめし屋「ゐ処」を開業するため準備をしています。

佐原さんは、日本仕事百貨で配信しているメールマガジンで、コラム「山のサハラさん」を連載中。ついこの間までは、八ヶ岳にある山小屋で働いていました。

山小屋での仕事は、いわゆる宿泊業のような感じ。宿泊するお客さんのご飯をつくったり、掃除をしたり。しかし、山小屋があるのは標高2600メートルの場所。食材はまちのスーパーで買い溜めし、それを山の上までヘリコプターであげていたんだとか。

ほかにも、京都の茅葺職人さんのアシスタントをしたり、小笠原諸島で料理人として働いたり。ちょっと変わったお仕事の経験を持っている人です。

そんな佐原さんですが、意外にも生まれ育ったのは周りに海も山もない東京の住宅街。その反動もあってか、小さい頃から自然が好きだったそう。成長するにつれ、自然の近くで暮らしたいという思いはどんどん大きくなり、高校卒業後には新潟にあるアウトドアの専門学校へ進学したといいます。

佐原さんのコラムを読んでいると、いつも周りに自然があって、自然のなかゆえの大変なことも心地いいことも、全部ひっくるめて楽しんでいるなぁと感じていました。

今回は、佐原さんからこれまでの仕事や目指してきた生き方について聞きつつ、これからの新しい挑戦についてもお話していただきます。

自然が好きな人、田舎で暮らしてみたい人、自分でお店を開きたい人。いろいろな経験をしてきた佐原さんの話は、誰にとっても面白い時間になると思います。2021年最後のしごとバー、ぜひご覧ください。

佐原 真理子（さはら まりこ）
1993年生まれ、東京都練馬区出身。女子美術大学附属高等学校卒／国際自然環境アウトドア専門学校卒、日本仕事百貨メールマガジンにてコラム「山のサハラさん」連載。新卒で八ヶ岳の山小屋に就職し、春〜秋は標高2,600mの山の上、冬は下山し京都で職人さんと茅葺き屋根をふいたり、小笠原で無人島料理人をしたりと様々な場所で仕事をする。現在は岐阜に暮らしながら、滋賀県東近江市に飯屋「ゐ処」開業準備中。よく分からない経歴と移動距離から一体何になりたいの？と尋ねられるけれど、仕事でどうこうでもなくて近所に佐原さんが住んでいてなんかよかったと思われるような人になりたい。

中野 頌子 （なかの・しょうこ）
昨年、名古屋から上京。学生時代は舞台の裏方を担当しながら、学校では保育を学ぶ。将来どんな仕事をしようか迷っているときに、たまたま日本仕事百貨と出会う。それから、時々みるようになり、しごとバーの求人を見つけた。夢は、大型犬と一緒に暮らすこと。