イベント

しごとバー
産地のインターン
オープンハサミってなに?

いろんな分野で活躍している方をゲストとしてお招きし、お酒を飲みながら、ゲストと一緒に会話するイベントです。気になるテーマやゲストがいたら、気軽に参加してください。
しごとバーに関する詳細はこちら

※このイベントは終了いたしました。

こんにちは、こんばんは。編集者の中川です。

しごとバーの告知文をかなり久々に書いています。

今回は、長崎県波佐見町を舞台に実施するプログラム「オープンハサミ」のお知らせのためにやってまいりました!

オープンハサミは、2023年2月13日〜17日の5日間、波佐見町に滞在してさまざまな企業の仕事を体験するインターンシッププログラムです。

波佐見町では、400年以上にわたって焼き物がつくられてきました。

江戸時代、波佐見の器は「くらわんか碗」と呼ばれていたそうです。これは、当時の重要な交通手段だった船の上で、器に持った惣菜や酒を「あん餅くらわんか、酒くらわんか」という売り文句とともに販売していたことに由来します。

安価で丈夫な器は、身近な存在として庶民に広まります。その大量の需要に応えるために発展したのが、分業制でした。

石膏型をつくる型屋、それを使って焼き物を形づくる生地屋、絵付けや釉薬がけを施して焼き上げる窯元、商品として企画・販売する商社。リレーのバトンを渡すように、力を合わせて効率よく、質の高い焼き物を量産していく。

量産と聞くと、「安かろう悪かろう」のイメージがどうしてもついて回りますよね。ただ、そんな人にこそ、現代の焼き物づくりの現場を知ってほしいなと思います。

機械を取り入れたり、そのなかで人の手の温かみを残すために工夫を凝らしたり。まず知ることで、何気なく使っている器への愛着が湧いてきますし、自分も関わってみたい!という気持ちになるかもしれません。

オープンハサミの参加者には、焼き物に携わる4社の仕事を実際に体験してもらい、企業と参加者双方のマッチングが成立すれば、そこで働くことができます。絵付けやデザイン、機械管理や企画など、募集中のポジションはさまざまです。

ものづくりに関心はあっても、その世界へどう踏み込んだらいいのかわからない。仕事のことだけでなく、暮らしも含めて体験したい。そんな方はぜひこのプログラムに参加していただきたいです。

参加企業4社の紹介記事や、プログラムの詳細については下記ページからご覧ください。

 

また、このオープンハサミの企画運営を一緒に進めている波佐見焼振興会・事務局次長の山下さんをゲストに迎えて、しごとバーも開催します!

今回は、プログラムへの参加を希望されている方も交えて、一緒にトークを進めていく予定です。参加にあたって気になることなどあれば、ぜひ直接山下さんに聞いてみてください。

オープンハサミのもとになったのは、“open sesame”(=開けゴマ!)という合言葉。

波佐見という産地の、未来をひらく。そんな一歩になると思います。

山下 雅樹(やました・まさき)
1976年佐世保市生まれ。高校卒業後は佐世保市内のホテルやレストランなど飲食店のサービスマンとして14年ほど 従事する。 結婚、子育てを機に転職を考え、2009年波佐見焼振興会に入社。 2018年一般社団法人金富良舎(こんぷらしゃ)のメンバーとして設立から携わり現在は副代表に就任。

ナカムラケンタ(なかむら・けんた)
生きるように働く人の求人サイト「日本仕事百貨」代表。シゴトヒト文庫ディレクター、グッドデザイン賞審査員、IFFTインテリアライフスタイルリビングディレクターなど歴任。東京・清澄白河「リトルトーキョー」「しごとバー」監修。誰もが映画を上映できる仕組み「popcorn」共同代表。著書『生きるように働く(ミシマ社)』。2020年には事業承継プロジェクト「BIZIONARY」スタート。

中川 晃輔(なかがわ・こうすけ)
日本仕事百貨の編集者。千葉県出身。2018-2021年に編集長を務めたあと、長崎県東彼杵町へ移住。波佐見町まで車で30分ほどの距離に住んでいるので、オープンハサミでは現地メンバーとして企画や取材に奔走中。だいぶ波佐見焼に詳しくなりました。

 

しごとバーの視聴はYouTube Liveから。Zoomに参加して直接話を聞いてみたい!という方は、Peatixページよりお申し込みください。

日時
2023/01/13 19:00〜20:00
参加募集人数が変更になりました。
会場
希望者はzoom参加可能・YouTube Live
参加費
無料

※このイベントは終了いたしました。